nikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

野獣(2018年製作の映画)

3.7

息が止まりそうな緊迫感。。 16分とは思えない重量感のある作品で息を飲んだ

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

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90年代は境界性人格障害という言葉でしか定義されていないけど、今やこの映画の登場人物たちの様な状態って色んな呼び名に当てはまると感じた。多感な時期の繊細さや感受性の高さは、その時は苦しいものだけどやっ>>続きを読む

少女〜an adolescent(2001年製作の映画)

2.8

監督の思想や願望が強く出ているのを節々に感じてしまいうん、、という気持ちに

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.8

邦画が苦手そうなテーマ「女性の身体や心の変化」を思い切ったシナリオ設定で表現した斬新な作品だった

子宮に沈める(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これは映画作品というよりドキュメンタリーに近い映画なのではないかと感じた。監督が理解させるのではなく、観客が理解し思考を咀嚼する為の映画だとも思う。一つ一つのカットが徹底的に第三者から見たようになって>>続きを読む

NANA2(2006年製作の映画)

3.4

メインキャスト変える必要性はあったのか少し疑問に残った、、

NANA(2005年製作の映画)

3.4

ヴィヴィアン・ウエストウッドが欲しくなった。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.9

雨の中のNYという煌びやかな街並みと物語を彩るジャズの音色が印象的だった

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでから視聴。回り道をせずに冒頭から一気に核心の脳死問題に迫っていくので、ラストまで緊迫感が途絶えず画面に釘付けになった。脳死が人の死でないことを前提に、死んでいないのだから先端技術でサポート>>続きを読む

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

淡々と静かで美しく哲学的だった。ラストで流れるリリィシュシュの"グライド"に全てを持ってかれた気がする

怒り(2016年製作の映画)

4.2

森山未來の鬼気迫った演技が終止凄まじかった

ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

3.6

真っ先にThe 1975 「I Like America & America Likes Me」の歌詞が思い浮かんだ。

Kids don't want rifles, they want Supr
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

物語後半の陽子と雅美の抱擁シーンに全てが詰まっていた

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.7

あの時間、タクシーだからこそ起こり得た物語である一方で、人間の根本的なコミュニケーションの尊さを感じたしウィノナ・ライダーの佇まい、雰囲気、身振り全てが刺さった

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

4.5

エリック・ロメールに影響を受けたであろう映像は淡く16mmフィルムの荒い粒子で彩られた映像はまるで絵画のようだった。唐突に流れるマックデマルコも最高

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.3

ホラーとSF、風刺と寓話、倫理と欲望を詰め込みましたって感じ

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.8

一つ一つの行動に共感は出来なかったけど非現実的すぎる虚構の世界観に主演二人の体温を感じられないセリフ回しが妙に合っていた気がする、、

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

「音」という情報のみに絞り最小限の構成で成立させていた。電話の向こうの『情景』を"間"によって当たり前のように想像してしまうのだが、鑑賞者全員が違う『情景』を頭に描いているというのが凄い

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.0

可愛らしさと徐々に漂ってくる不吉な予感で緩急を付けていたし常に緊張感があった。

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.1

性暴力的なシーンを一切直接的に描かずとも「妊娠可能な体を持った人」が晒される恐怖、圧迫、苦悩がしっかり描けるということを証明して見せているのがこの作品の凄さだと感じた

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.3

特に大きな事件が起きるでもない何気ない日常風景が広がっていてコーヒーと煙草と気の合う相手がいるゆったりとした時間が通り過ぎていく空間の良さを再確認した

his(2020年製作の映画)

4.4

この『his』他と違うことをしたただの異色作扱いで終わらないために"今泉力哉”監督には他のジェンダーやセクシュアリティを題材にしたりして現代に蔓延る壁を少しでも少なくして欲しいと感じた