にのさんの映画レビュー・感想・評価

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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.2

現代技術を以ってしてウルトラマンを映画に収める。
そんな作品を産んでくれたことに感謝します。

特撮の良さを残しつつ現代社会に合わせた世界観はとても引き込まれる。
それこそウルトラマンを見ていた世代に
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

生きにくさ。
素直さ。
正義。

とりあえず見てほしい。
話はその後。

空白(2021年製作の映画)

4.3

見終わったあとの視聴者の感情すらもタイトルの意味に含まれていた。感服。
演出があたかも日常であるかのような違和感のない映画。とても引き込まれた。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5


黒人差別を題材とした映画は多く存在するが、この映画では「差別」という行為自体への核心を描いているといっても過言ではない。

何が人間たらしめる個性なのか。
しきたりや文化が正しいのか。

黒人差別を
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

5.0

定期的に見たい作品。
いや、見なくてはいけない作品。
偏見や差別は少なくとも無意識的に働いてしまうものであり、その違和感を肯定することの愚かさに気付けない。
許容とは違和感を認めることではなく、自分を
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記憶の夜(2017年製作の映画)

4.0

新居なのに来た覚えがある家。
自宅なのに入ってはいけない部屋がある。
優しい自慢の兄が最近不審。
変な夢を見る。

そんなちぐはぐな違和感が
一本の線に繋がる構成は見事。
伏線と複雑構成が好きな人には
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

あなたには忘れたい相手がいますか?
その人の記憶を最初からなかったことにできるなら、
やり直せるのでしょうか。


どんなに憎くても
どんなに恋しくても、
記憶を無くすことが解決になるのかと問われたら
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友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

4.0

空間や言動、そして虚構な間ですらがリアル。
映画という「演技」と「演出」の世界において、忠実に再現された行動と思考。
誇張されることのない、
有り得る事実のような表現。

友人の体験談を見たかのような
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スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

4.0

人類が地球の域を超える時代、150歳を超える男が火星の開発に成功させていた。
元傭兵の主人公に天才開発家の船長、元麻薬組織のリーダーが乗組員。さらには流暢に会話するロボットも含めた4人組が主人公の宇宙
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アス(2019年製作の映画)

4.6

この映画を見終わって最初に思ったのは
「幼少期の環境が人格を形成する、後天的な要素」ということ。


バカンスを楽しむ4人家族の元に夜中、家に訪ねてきた4人組が、
どう見ても自分らと酷似していたらどう
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