千葉匡さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

千葉匡

千葉匡

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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.7

切ないなぁ
もう設定からして切ないもん。

母は強し。
そんな言葉が頭から離れない。
子供2人を母親ひとりで育てるのでさえ相当大変なことだと思うのに、それが普通の子供じゃないときたら、そりゃ切なくもな
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.9

正直映像と世界観だけを期待して観たけど、いい意味で裏切られた。
普通に物語も面白く、夢の詰まった冒険譚になっていた。

もちろん映像美や世界観、デザインなどなど好みに合っていたし、観ていて飽きない映像
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

ハリポタはほとんどちゃんと観たことがなく、ファンタジー作品もほとんど観ないが、これは面白かった。

次からなんか悪との闘う展開になるのがとても残念。個人的にはね。
この1みたいにいろんな動物?と騒動を
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.6

壁崩壊がどれだけ衝撃的なことだったかあまり記憶に残っていない。
日本にとってはそこまで影響しなかったように思う。

でもドイツとしてはあまりにも歴史的なことで、それが一家族の絆をも揺るがす出来事だった
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リピーテッド(2014年製作の映画)

3.6

王道のサスペンスと言った感じかな。
スゴいのは誰も死んでいないのにこれだけの緊迫感を出せること。
脚本が良かったのか。

1日しか持たない記憶っていう設定以外は特に特別なことがないのに、誰が味方で誰が
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

とにかく実際あった話ってだけで泣けてくる。
あんな小さい子供が絶望的な迷子になるとか考えただけで、ぎゅーってなった。

そして今どきな生まれ故郷を探す方法にもスゴっ!って素直に感心した。Google先
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ブラックブック(2006年製作の映画)

3.9

ナチスが絡むと緊張感が増すのが不思議。
やっぱり極悪非道の悪役集団のイメージが強いからかなぁ

とにかく終始いい緊張感を持って観続けられるサスペンスフルな映画だった。

途中ながら観しちゃったところも
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

4.3

イタリアのコメディを初めて観たかも。
コメディ自体あまり好んで観ないからたぶん初イタリアコメディ。

かなりおもしろかった。
これはホントに実話なの???っていうくらい奇想天外。でも観ていて気持ちがい
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風が強く吹いている(2009年製作の映画)

3.5

小説も読んだ。
アニメも観た。
で、この映画。

アニメが一番おもしろかったかなぁ
個人的には。

でもどの題材も部活青春モノはだいたいおもしろい。おもしろいと言うか、感情移入しやすいからのめり込みや
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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.8

怖い怖い。
ホラー映画より怖い。
実話だからなおさら怖い。

こんなこと現代ならさすがにないやろと思いつつ、実際あったらと想像すると身の毛がよだつ。

アクションがないアンジーが好演。
それ観るだけで
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.8

細田守監督いい映画作るよね。
原作の面影はほとんどなく、でもそれが逆に今の時代に合っていて、入り込みやすかった。

時が停まる雰囲気の見せ方も上手。
後半のあの必死に事態を収拾しようと奮闘する姿。
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ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.4

東野圭吾原作の映像化ということで視聴。

おもしろい。よくできている構成と言うべきか。人と人の繋がり方になるほどなと思わせる展開。

ただ時を超える系は、たまにチープさを感じてしまうのが難点。
そんな
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.4

『愛』と『時間』と『死』
人間にとって大事な大きなテーマが鍵。
深いようで浅い、浅いようで深い物語。

観る人によって感想が大きく変わってきそう。
自分は正直そこまでではなかったかなぁ

ウィル・スミ
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.1

デカプリオのハズレの方。
って感じかなぁ
好きな人は好きなんだろうなぁ

金持ちの奇行の映画としてしか思いがいかなかった。
歪んだ愛のカタチ?
んー
理解するには自分の人生経験が浅すぎるか。

ヴァイブレータ(2003年製作の映画)

3.0

寺島しのぶと大森南朋主演のなんか大人のいい感じの渋いのを期待して観てみた。
渋すぎて良さが全くわからなかった笑

子供ですいません。
2人の関係も大人すぎて何をどう伝えたいのか観ている方には全く理解で
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GOEMON(2008年製作の映画)

3.2

こういう新感覚時代劇の設定、ビジュアルなどはホント好み。
でも新感覚時代劇で当たりに出会った記憶がない。
『無限の住人』や『サムライチャンプルー』とかかなぁー でも結局アニメになってしまう。
実写だと
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.4

全く前情報を入れないで観る。
そうすると意外なおもしろい作品に出会ったりする。
これはそこまでいかなかったけどね。

荒唐無稽だって笑
冒頭はチープな家族ドラマの物語?とか思って観るのやめるとこだった
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

3.2

漫画原作を映画化。
原作読んでないので、再現度あたりの話はできません。
が、『戦国自衛隊』の高校部活生バージョン的な内容だった。

昔の『戦国自衛隊』はなかなかの壮絶な最後で、戦争の悲惨さや凄惨さを痛
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ミラクル コークビルの奇跡(2015年製作の映画)

3.1

実際にあった子供たちや先生方の恐怖体験を映像化したわけだけれども。
脚色しているのだろうから、もう少し緊迫感や緊張感のようなモノは出せたのではないかと思ってしまう。

たぶん30分くらいのドキュメンタ
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ハンズ・オブ・ストーン(2016年製作の映画)

3.8

石の拳を持つ男ロベルト・デュランの半生を描いたこの作品は、ボクシング好きにはたまらないエキスがたんまり入っていた。

成功と挫折
家族愛
夫婦の絆
プライドを賭けた闘い
富と名声

こんな人生最高すぎ
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.4

んー、ちょっと賑やかすぎたかなぁ
ホテルの方が段違いにおもしろかった。

楽しめる作品ではあるが、ちょっとドタバタした感が自分には合わなかったなぁ

せっかくおもしろくなる設定だから、自分としてはもっ
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.7

ノリにのってるケヴィン・コスナーが主演。なんとホイットニーが主演女優ということもあってめちゃめちゃ話題になった。

確かにおもしろい。
単純明快。今じゃ既視感さえある展開だけど、当時は素直に感動したも
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.9

生きる力が湧いてくる。
とにかく生き延びるチカラ、どんな苦境も乗り越える強靭な精神力、生への執着。
そういったあらゆる生命力を感じる作品だった。

自分なら極寒の中では一発で死んじゃいますけどね。
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オールウェイズ(1989年製作の映画)

3.9

これ、映画館で観た時は号泣だったなぁ
同時上映が、『今を生きる』だったから2作連続でずっと泣きっぱでした笑

リチャード・ドレイファスが好きで観に行った。オードリー・ヘップバーンなんていつまでも銀幕で
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.6

いいお話。
これに尽きる。

主人公の優しさ、主人公を取り巻く人たちの優しさ。この作品は優しさで出来ている。
ものすごいドラマティックな展開があるわけではなく、結構淡々と進んでいくが、ひとつひとつのエ
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.9

優しさに溺れそうになるくらい優しさに溢れたいい作品でした。

お互いの国に婿と嫁を送る国交から始まる。
それがとんでもない方向に転がっていくという掴みで、どうなるのか先が見えない展開にハマった。

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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.5

ドラマ観てたんでね。笑えますね。
とにかく気のいいアホな連中が多く、観ていて気持ちいい。

もちろん難しいことは考えずに観る。
これに尽きます。

賀来賢人。
このドラマに出てからやたら見かけるように
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.6

これは原作を読むべきなんだろなと後悔した。
原作を読んでから脳内補完しながら観ると相乗効果が生まれたのではないかと予想。

いい映画だったけど、もう少し登場人物の深みやつながりなどが薄まっていたような
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.2

まぁ、こんなもんでしょう。
実写化映画が流行ってますが、成功例には挙げられない部類に入っちゃうんだろうなぁ。

つまらなくはないけど、配役もいい感じだったし。
でもマンガの実写化はキャラが外人っぽかっ
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

しかしマット・デイモンはなんでもやるな。なんでもできるな笑

彼が出演している映画をやたら観るのか、彼が元々出ている作品が多いからなのか。惹かれる作品にマットが出ていることが多いから、自然と彼のファン
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.9

よくできてた。
原作にどっぷりハマり、伊坂幸太郎にハマった作品。
これをどうやって映像化するんだ?って思ってた。なのであまり期待しないで観た。

それが意外とよく出来ていて驚いたのを覚えている。

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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.8

何回も観るからこそどんどん面白さが、深みが増していく映画だと思う。
そう言いつつ3回しか観てないけど笑

ラストのドンデン返しは有名なシーンだが、あの見せ方の絶妙さよ。
初見の時は鳥肌がたった。
あれ
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CUBE(1997年製作の映画)

3.4

閉所恐怖症の自分からしたらホントに地獄の設定。
想像しただけで気が狂いそうになる。

しかもあまりにも無惨。
いわゆるソリッドシチュエーションというヤツだろうが、こんな特殊な状況よく考えたよ。

最後
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藁の楯(2013年製作の映画)

3.4

ありきたりじゃない設定が良かった。

大沢たかおがカッコいい。
そして藤原竜也がクソな役がよく似合う笑

守りたくない者を守らないといけないというジレンマを抱えながら任務を遂行する。
どういう状況にお
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.8

友人に勧められて鑑賞。
全く期待してなかったからか、おもしろかった。
目が見えない主人公の設定をうまく使ってハラハラ感を作っている。登場人物もうまく絡み合って最後まで飽きさせないストーリー。

最後の
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来る(2018年製作の映画)

3.4

最後まで飽きずに観れた作品ではあるかな。
ほとんどホラーは観ないけど、これくらいの内容がちょうどいい。

そこまでおどろおどろしくなく、ライトなホラーという感じ。出てる俳優さんがホラー感を和らげてくれ
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