哲akaジョニーデッブさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

哲akaジョニーデッブ

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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.0

評判は良いのに全国で3ヶ所でしか上映されない謎の映画(笑)

想像していた以上に緩い空気感と乾いた質感がアメリカの下品な部分をよく表現している。
そういう部分で言うと今年観たジム・ジャームッシュの「デ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

なんとなく分かるんだけど、
やっぱり後半から訳が分からなくなる。
観た人それぞれに解釈があるような映画だと思う。

個人的にはメメントみたいな結末に「なるほどなぁ」って感心した。

音楽がかっこいいの
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.8

マフィア映画のクラッシック。

ECDの曲でトニーモンタナという曲があるか、まさにその通り「金、車、銃、薬、女」な映画。
成り上がり、成功者の苦悩、疑心暗鬼にそして破滅。
この流れはここで完成している
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.0

バットマンビギニング、ダークナイトと続いてダークナイトトリロジーの最終章。

最終章らしく今までの流れを着地させる展開は面白かった。

前作のダークナイトに比べるとスケールが大きくなりすぎてちょっと大
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.8

ヒース・レジャー演じるジョーカーが狂ってて素晴らしいと公開当時から言われてる作品だけど、その言葉通り最高だった。

ただ、ナース服を着たジョーカーが気持ち悪いのと、最後バットマンが走って逃げてく姿がな
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.8

面白かったけど…

渡辺謙が出てきた瞬間笑ってしまったし、
渡辺謙がボソボソ喋る度に笑ってしまう。
家に帰ったらあの渡辺謙がいると思うと一瞬だけ東出昌大に同情して笑ってしまう。

つまるところ渡辺謙は
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

5.0

30代以上のアメリカのストリートカルチャーに憧れた人は絶対胸熱な映画。

素晴らしい映画だった。
何がどう良いか具体的には言えないが、
質感が好み過ぎる。

思春期故のぎこちなさや不器用さも全てが愛お
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.5

A24がアメリカでの配給を行った映画と聞いて観てみた。

ビリームーアという元囚人が書いた自伝を基にした映画らしいが、
まず壮絶という言葉が浮かぶ。
暴力、レイプ、賄賂、etc…
所謂ドラマに出てくる
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

37年前に存在した元祖中二病映画!

前情報で煽りすぎた感があり、
また映画序盤にも煽りすぎた感じがするが、
観ていくうちに「おい…お前、しっかりしろよw」と笑ってしまいそうになる。
中二病の夢を実現
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.0

凄い面白かったけど、
宮崎駿はLSDをキメて映画作ってるのかなってふと思った。
素面であれを作っているのだとしたら、
それはそれでヤバい人だとおもう(いい意味で)

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

4.0

ハーレイクインが好きだなって思った。
他のキャラは何か特殊能力があるけど、
ハーレイクインは可愛くてイカれてるだけ。
可愛いは最強ということが立証された。

今回のジョーカーはチンピラっぽくてちょっと
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.0

良い時も悪い時もあるけれど、
それでも人生は素晴らしい。
そう思わせてくれる映画だった。

音楽が鳴り響き、
最後は愛が全てを許す。

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

2.5

麻薬の金を踏み倒して売人にリンチされ歯が全部折れたというクズエピソードで有名なジャズマンのチェット・ベイカーを題材にした映画。
どん底に落ちたジャズマンが愛する人と這い上がる感動的な映画なのかな~、寒
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

ナウシカに通ずるメッセージ性に大人になって観ると色々考えさせられる。
大人になっても感動するし、面白い作品。

ただ、「黙れ小僧!」の台詞が出てくると吹き出してしまいそうになる(笑)

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

誰もが知ってる超名作なので説明は省くけど、
大人になって改めて観てみると凄く感動するし、
この混沌とした時代にナウシカの世界がリアルに映る。

時代と世代を越えた普及の名作。

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.0

音楽、ダンス、薬物、セックス
この世の全ての快楽を詰め込んだドラッグムービー。
狂乱のパーティーがやがて悪夢となる。

美しいものだけじゃない。
グロテスクなものにこそ興奮するのだ。

シラフでも観終
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バンクシーが作ったドキュメンタリー。

ストリートアートを追っかけているカメラオタクのおっさんに「お前もアートやってみろよ」と言って
のぼせるおっさんが個展を開いて成功する様を撮ったドキュメンタリー。
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

ジム・ジャームッシュのゾンビ映画。

ホラー特有おどろおどろしさや恐怖を煽る緊張感がなく、
ゆるい空気感の映像が続く不思議な感覚はジム・ジャームッシュらしいなと思った。
イギー・ポップのゾンビ役や所々
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.0

人は物に苦しみ、また物で幸せを感じる。
ある意味哲学的なことを考えさせられる映画だと思う。
特におばあちゃんの言葉は重く響く。

途中中だるみを感じなくもないが、
長くないのでさっと観れる(そこもシン
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眉村ちあきのすべて(仮)(2019年製作の映画)

5.0

眉村ちあきのドキュメンタリーで
眉村ちあきがいかに凄いかを讃える映画なのかなって観ていると途中から様子がおかしくなっていく。

発想が奇抜でだけど最終的にポップに落とす所なんかは眉村ちあきの楽曲やライ
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ラムシュタイン・イン・アメリカ(2015年製作の映画)

3.5

ラムシュタインがアメリカで成功するまでのドキュメンタリー。
レッチリ、イギー・ポップ、KISS、マンソン、多くのアメリカのバンドマンがラムシュタインの素晴らしさを語っておりどれだけアメリカで認められて
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CRASS:ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ(2006年製作の映画)

2.8

パンクロックの歴史をしる上で必ず通らなければいけないバンドはCRASSである。
ただ、思想や立ち位置が難解なためCRASSについて知ろうとすると分厚い本1冊分くらいは優に越える(実際、本出てるよねw)
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Looking for Johnny ジョニー・サンダースの軌跡(2014年製作の映画)

2.5

ジョニーサンダースのドキュメンタリー。
ニューヨークドールズからハートブレーカー、そしてソロまでの歩みをインタビューを中心にまとめている。
こういうアーティストのドキュメンタリーってその人の人格の良さ
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セブン・デイズ・イン・ハバナ(2012年製作の映画)

2.5

キューバの1週間を7人の監督がそれぞれ描く短編集。

月曜日:ベニチオ・デル・トロ
火曜日:パブロ・トラペロ
水曜日:フリオ・メデム
木曜日:エリア・スレイマン
金曜日:ギャスパー・ノエ
土曜日:フア
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シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

3.0

タイトルに興味をひかれて観賞したのは、人生について詰まりつつあるという自覚があるからなのだろうか?
穏やかなピアノの調べに乗ってシーモアさんは優しく語りかける。
結局のところ答えは自分で探すのだろう。
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.8

アメリカではA24が配給してたということで観てみた。
タイトルだけを見るとさえない男の子が勇気を振り絞るB級ラブコメかなって思いながら観ていたら…あれれ、全然予想外の展開に(笑)

パンク少年とカルト
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聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅(2011年製作の映画)

2.0

現代のヨガを築いたクリシュナマチャリアについて彼の子どもを含めた弟子達にインタビューをしていくドキュメンタリー。

今では意識高い系の人達の必須科目みたいなヨガが発祥の地インドですら昔は奇妙なものだっ
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おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

2.5

一杯のコーヒーは人生を豊かにする。
その1杯のコーヒーにどれだけの人々が関わっているのか私は知らない。
貧困に苦しんでいる生産者の言葉を聞いてテーブルに置いている飲みかけのコーヒーが重く感じる。
ただ
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

3.7

ホドロフスキーの両親とのトラウマを映像化した映画。
前衛的な映像に観ててトリップしそう。

ただ、ちょっと長いので観終わった後疲れた。

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.5

完成されなかったホドロフスキーのDUNEにまつわる関係者のインタビューで構成されたドキュメンタリー。
天才と情熱が溢れすぎている。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

いじめ、家庭環境、ハードな現実に生きる黒人を描いた映画だと思いきや、
随所に入るホモセクシャルなラブロマンスに思わず笑ってしまった。
金ピカのグリルズ(金歯)がかっこいいなと思った。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.0

希望が見えない将来に唾を吐く若者を描いた映画。
程度の差はあれど思春期はみなこんな風にくすぶっていたのだと自分を重ねてもた。
最後に流れるborn slippyはいつ聴いても名曲だ。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.5

常に自由に可愛くそしてしたたかに。
この時代に合った女性のヒーロー映画だ。

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.5

大きな声とアクションで笑わせるコメディ。
何も考えずに笑うのに都合がいい映画だと思う。
無駄に豪華なキャストに驚きと笑いが起きる。

開始5分でのデスメタルのライブに背中がムズ痒くなるが、広瀬すずの美
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.0

三島由紀夫が好きな人なら面白いけど、それ以外の人は正直テレビのドキュメンタリー観てる印象でしかないと思う。
ただ、三島と学生の言葉の知性と熱量は圧巻であった。

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

通常版も観たので何処が追加されたか探しながら観たが、まぁ大きく印象は変わらないので初めて観る人はディクターズカット版でも通行版でもどちらでもいいと思う。
こちらは通常版とは違いモザイクがかかってないの
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