niijiifoxさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

niijiifox

niijiifox

映画(1196)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.6

北欧映画はやはりなんか変。ジャケと評判の良さで見たのですが、思ってた感じとだいぶ違った。男の子の美しさで絵が締まって見続けられる感がないとも言い切れないけども、北欧映画によくあるポップなグロ描写もいい>>続きを読む

ヴィクトリア女王 世紀の愛(2009年製作の映画)

2.6

ジャンマルクヴァレの昔のやつ。制作にマーティン・スコセッシの名前があった。期待してた感じと全く異なり終始キラキラしたラブロマンス。こんな感じだったのに成長を続けて自分の作風を確立してったのかと思うとジ>>続きを読む

アジズ・アンサリ: マディソン・スクエア・ガーデン・ライブ(2015年製作の映画)

2.8

スパイク・ジョーンズのやつの流れでこれも見てみた。コンパクトでなかなか面白い。風刺も利いてる。でもやはりスパイク・ジョーンズのやつが1番良く出来てるし好き。

アジズ・アンサリ: 人生は生埋め地獄(2013年製作の映画)

2.7

スパイク・ジョーンズのやつの流れで見てみました。あれに比べるとガチガチに作り込まれた話芸を必死に表現してる感があるし、基本的に笑いを取るのは下ネタと人種ネタ。特に笑えるわけじゃない

カフェ・ド・フロール(2011年製作の映画)

3.1

ジャンマルクヴァレの昔のやつ。うまい。エンディングはこのバージョンでよかったんじゃないでしょうか。全体的によくできてる。けどこの監督はもっと現実的で生々しい話のほうがすき。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.3

僕がまだ少年の頃、映画好きの先輩がこれを絶賛してた。夏の暑さの中バランスよく、怖さ、グロさ、エグさ、アホらしさ、(エロは無い)がまとまって進行してくんだけど、最終的に狂い倒して終わる感じがなんともたま>>続きを読む

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.3

ドゥニ・ヴィルヌーヴは映画とるのうまい。すごく繊細に、盛り込まずモノクロでコンパクト。人物描写もほとんどなし。削ぎ落とされた感じ。毎回最後まで飽きずにみれる。しかし彼の得意分野かといえば、持ち味を存分>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.5

やっとみれた。ミスリードというか明らかにそっち側に煽ってく中で、でもな、うーん。。と、観客には色々考えさせるシーンやセリフを随所に散りばめ、最後まで引っ張ってくうまさがあった。湿ったカビ臭さとサッパリ>>続きを読む

お!バカんす家族(2015年製作の映画)

3.9

せっかくの休みだし四時間超えの東京裁判リマスター版観に行こうと思ってたけど寝坊して、ツタヤ行って色々探した末にこの映画をチョイス。人間ってそんなもんで楽し気な方に流れがち。結果確かに楽しかった。こうい>>続きを読む

わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

4.3

この監督いいですね!良いロードムービーはけっこうあるけれどその中でもこれはかなり好きです。ジャン=マルク・ヴァレはこれに限らず、繊細な内省の表現をとてもうまく映像化する人。一人旅して孤独を感じたことが>>続きを読む

アジズ・アンサリの"今"をブッタ斬り!(2019年製作の映画)

3.8

スパイク・ジョーンズなので見てみたけど、面白かった。アジズアンサリという人知らなかったけど良いですね。アメリカのこういう部分いいですね。ユーモアってとてもよいです

ジェーン・グドールの軌跡(2017年製作の映画)

4.0

チンパンジーや霊長類系の本にはまってたときによく出て来る名前の人だった。有名な人らしかったけどもしらなかった。ある時ナショジオで彼女の写真を見たらとても美人で驚いた記憶がある。で最近、ジェーン・グドー>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

2.4

中盤まではコメディとして面白い。中盤から後半はメチャクチャすぎてついてけなかった。

ANIMA(2019年製作の映画)

2.8

ジョニー・グリーンウッドに続きトム・ヨークもポール・トーマス・アンダーソンと作品作ったのね。悪くないけどこの二人ならもっと期待してしまう

インシディアス 第2章(2013年製作の映画)

3.4

ジェームズ・ワンのこの辺のホラー作品群は基本的に作品の終盤に差し掛かってくる辺りからとっ散らかったドタバタアクションになってく。見てるとだんだんぽかーんとなるんだけど、オチを綺麗にまとめるので鑑賞後の>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

3.8

ここ最近の感じからDCなんて全く期待してなくて、ジェームズ・ワンだから観たんですが、この人やっぱりすごいですね。細かいことはほっといてどんどん進む展開の勢いがまんまコミックだし、シリアス感もだいぶ緩く>>続きを読む

メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

3.0

ファッション系のドキュメンタリーはほぼ外れがない。熱意が伝わってきますからね。名作おおいです。この作品はというと、ファッションに対する直接的な愛というよりも、ファッション関連の仕事に対する愛と熱意を感>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

4.0

常日頃からこういう、インターネットのソーシャルの可能性やら危険性やらがトピックの話が好きで、どちらかといえばこの映画のオチに近い考え方の意見の人が見たら面白いとおもう。色んな○○主義があるけども、テク>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

2.6

こんな事件があったことも知らなかった。だいぶ脚色してるだろうし、演出過多な部分もあったけど最後まで飽きずに見れたしなかなか楽しめました。いつ見ても韓国映画ってVFXレベル高い。

風が吹くまま(1999年製作の映画)

4.3

映画を見終わったあと、ここで他の人はどんなことを思ったんだろうとレビューを読みながら作品の余韻に浸っていると、画面いっぱい黄金色をした麦畑を走るバイクのシーンが望郷的に頭に浮かんできてキュンとした。キ>>続きを読む

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

3.5

そこがイランで、そこには人が住んでてそれぞれ人生がある。大きな地震があった。とうのは、間違いない事実のよう。それを映画にしたというのも事実。さてその作品の内容は、フィクションとノン・フィクション。どっ>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

2.3

ウィル・ポールターにつきる。見てられないくらいむかつきすぎるムナクソ名演。相棒もなかなかぶっ飛ばしたくなるクソみたいな顔してた。面白いかっていうと、うーん。そんなにはまらなかった。

オクジャ okja(2017年製作の映画)

2.2

キャストがやたら豪華。演技もよい。逆に脚本、構成が若干稚拙に感じてイマイチ好みじゃなかった。ギャグでもファンタジーでもなんでもいいから、オクジャと女のコの繋がりや、ティルダ姉妹の確執や、ジェイクギレン>>続きを読む

落下の王国(2006年製作の映画)

2.5

キレイでイマジネーション溢れる映像はとても綺麗。でもなぜかどっぷりはまりませんでした。たぶん、独特なイメージ世界を現実世界に落とし込めてれば、というか、想像の話と実際の世界の混ざり具合が、相性的なとこ>>続きを読む

オーガストウォーズ(2012年製作の映画)

2.9

空想と現実の混ざり方やロボっぽさがダーク感を抜いたデル・トロぽく感じた。銃撃戦も迫力あり。戦争映画は行き場のない悲壮感や虚無感が溢れ出て、見てると怒りや悲しさが込み上げてくるようなものにパワーを感じる>>続きを読む

囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件(2012年製作の映画)

2.1

メンドーサ監督、イザベル・ユペールてことで見たかった作品。しかしつまらなかった。人質と過激派どちらサイドもキャラクターの深い部分を描いてないように感じたし、長い拘束時間、緊張感の表現も全く。ギューッと>>続きを読む

ボーグマン(2013年製作の映画)

2.3

この異質感、北欧感。映画は意味がなくても支離滅裂で理解不能でも全く問題ない、おもしろければ!ワンシーンでもガツンとくるところがあれば。
でも見るタイミングとか相性とかもありますね。僕はこれはまりません
>>続きを読む

トラベラー(1974年製作の映画)

3.1

見たことあるキアロスタミ監督の映画の中でも、ちょっと尖ってるように感じました。絵本みたいな話。DVDのパッケージデザインがいけてる。

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.0

シリーズ化してもいいんじゃないかってくらい面白かった。ライアン・ゴズリングて大根かと思ってたけど、ことあるごとに高いところから落ちまくって、情けない裏声で悲鳴をあげまくる姿は最高だった。

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

2.7

スタローンは観客が何を見たがってるかをすごくよくわかってて、それを作品として発表できる素敵な映画人。彼が制作に関わる作品は大抵、細けぇことはいいんだよ。ていう勢いではじまるんだけど最終的にはいい感じに>>続きを読む

おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

3.3

スパニッシュアパートメントシリーズが好きだったので見てみました。巧さはあるのに垢抜けないセンスでちょっともさい雰囲気が逆に好感を持てるこの監督。その感じが個人的にファティ・アキン的な位置です。今作もそ>>続きを読む

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

キアロスタミ監督は作品全体をユーモアと愛情で包み込んでるからか暑苦しいメッセージ性もなく説教臭くもない。なんというか、最後のシーンがもう、なんというか。何とも言えないというか。ね。もう最高ですね。

ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

3.6

イ・チャンドンは、想像を超えた角度からとても美しいレーザーのようなもので鑑賞者の頭を撃ち抜く瞬間を作る。そのタイミングがまた素晴らしい。この映画でも、ここで。。!という感じでビューンと僕の頭に目がけて>>続きを読む

THE WAVE ザ・ウェイブ(2015年製作の映画)

2.6

ハリウッド以外のディザスタームービーていうと資金的な面からか、どうもしょぼくれてるイメージがありましたが、この映画は迫力もあるしなかなか。作品の好き嫌いでいうと、ドラマ要素が家族愛がメインだけどそのへ>>続きを読む