niijiifoxさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

2.0

あかん
全然面白さがわかりませんでした
モノクロへのこだわりも感じなかったし、フィルム映画のように時折右上に表示される似非パンチマークみたいな表現も微妙
内容も、演出も脚本も良さがわかりません
カラー
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311(2011年製作の映画)

-

なかなか評価し辛い内容ですが、あの現場での空気感や会話が個々人単位のレベルで見れたのは良かった

圧倒的な自然の脅威や運命みたいなものに呑み込まれたとき、僕は何ができて安堵したり、何ができなくて後悔す
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.0

イギリスが舞台ということだけどフィンランド臭さ全開のアキカウリスマキ節が最高です

ジョー・ストラマーで作品の魅力がぐっと上がってますね

案外このテンポの良さは現代の映画構成、スピード感に通ずるとこ
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レック2(2009年製作の映画)

3.1

ゾンビサイドも人間側も鈍臭くて、逃げたいのか、殺したいのか、感染させたいのか、拘束したいのか、ほんとはビックリさせたいだけなんじゃなかろうか、みたいなはっきりしない取っ組み合いを終始繰り返してて、ちょ>>続きを読む

ミストレス・アメリカ(2015年製作の映画)

3.7

前半は展開が早すぎて若干疲れましたが、後半はニヤニヤが止まらないくらいの面白い会話劇が観れました

痛々しいキャラクターを嘲笑うようなノア・バームバックの意地悪視点はいつも通り、チャーミングな逃げ道を
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逃げた女(2019年製作の映画)

3.5

薄味なんでパンチの弱いラーメンを(でも、まあまあ、旨いかな...)って思いながら淡々と食べ続け、(うむ、なかなか美味しくて結構満足したな)という感じの食後感でさっぱり終わる

塩分だけじゃなく脂身も化
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.3

ダメな親やら、そんな親からの愛情の分配加減から生じる兄弟間の確執やら、住み慣れない土地でコミュニティから孤立してしまった環境やら、身体的な大人への変化やらがぐちゃぐちゃとカオティックに混ざり合ってしま>>続きを読む

ホームワーク(1989年製作の映画)

3.5

カメラを覗く撮影者のカットを差し込み、何度もこちらに、これは虚構かもしれませんよ、と訴えかけながらも、生々しい子どもたちの目つきや仕草で演技じゃないリアリティーを映し出してた
作り物感をほんの少しだけ
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東京画(1985年製作の映画)

3.8

ヴェンダースが撮った80年代初頭の東京

小津が撮った東京がその頃には既に無かったようにヴェンダースが撮った東京も今はもう無いですな

やはりネオンサインはカタカナがしっくりくる

帰省したくなるよう
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私はゴースト(2012年製作の映画)

2.1


この感じのアイデア一発で勝負するには予算もなさそうなので世界観を作り込めてないし、脚本も単調で最後の方はちょっと観てられませんでした

幽霊と霊媒師の関係性がメタファーになってて何かの比喩表現になっ
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

4.0

こりゃやばい

もう一回観たいかと言われれば観たくはないし誰かにオススメもしないけど、これはなかなかいいですね~

途中エグすぎて、いま僕は一体何を見せられてるんだとパニックになりかけながらも、湿っぽ
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.3

中学生が稚拙ながらも寺山修司を演ってて、その出来の悪さがちょうど良い風味を醸し出してる、みたいな演出なんだとしたら凄い

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

3.8

イレーヌ・ジャコブ含め作中どこを切り取っても全体的に絵が美しく、ふわふわと夢見心地で鑑賞できる

悪夢的要素の一切ないデビッド・リンチ作品のようでした

レック(2007年製作の映画)

3.9

評判どおり面白い
スペイン映画的な血みどろなグロさあり、変に話をまとめようともせず、間延びもせずに突っ走る感じとか含めかなり好みです
終始絶叫しながら走り続ける人間達はゾンビ顔負けの無尽蔵な体力の持ち
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.1

ジャームッシュ映画はコメディー要素高めなやつがツボです
配役、空気感ありきのシチュエーションを楽しむ
最高です

これを見ると初期タランティーノはウォン・カーウァイとジャームッシュから成ってるな、と感
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夏の庭 The Friends(1994年製作の映画)

2.8

お引越し:おめでとうございます、おめでとうございます
台風クラブ:ただいま、おかえり、おかえりなさい

夏の庭もこんくらいインパクトのあるパンチラインの連呼を期待してしまいました
さようなら、さような
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.3

ガンズでテンション上がる以外は突出して楽しめる部分がなかった気もしますが、ラッセル・クロウの演技とシルエットは笑えたし、全体的にそこそこ好きです

ただ、ふざけ過ぎてるタイカ・ワイティティはどうもいま
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ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

3.5

エンドレス・ポエトリーが大好きな人
親子関係に悩んでる人
なんかが観たら楽しめると思います
終活に入った感のあるホドロフスキー
この人には感謝しかない

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.9

スペイン映画の良いところが詰まった作品
マジックリアリズム的な、空想的なリアリティー
フワフワとした世界観をぶち破るハードボイルドな描写がピリッときまってて好みでした

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

抗争激化前のダンスシーンが特に楽しい

全編CG丸出しなのが作り物の舞台感を醸し出しててミュージカルとマッチしてました

超有名ミュージカルのリメイクってなかなか難しいとは思いますが
なんだかんだしっ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.6

コンパクトで見やすい
文化の違いがあるとはいえ直接的な下ネタが多いのがちょっと残念
確かに笑えるスパイス的な効果はあるけれど、もう少し抑え気味だったら小さい子供にも見せられるのにな、と思いました
良い
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.3

懐かしのキャラ大集合で楽しめるとはいえ
どうなんでしょう
ジョン・ワッツの底が見えた気もします

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

サム・ライミはやっぱり最高です
個人的にはこのくらい緩い方がアメコミ感や愛を感じて楽しめます
B級ホラーテイスト、古臭い演出、ユーモア、エンタメ精神
ドラマでずっと観てたい
ゾンビストレンジのフィギュ
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スケート・キッチン(2018年製作の映画)

3.6

同じ時期にやってた複数のスケートカルチャー関連映画の中で1番面白かった
コミュニテーの中で起こる、楽しさ、面倒くささ、くだらないこと、かっこいいこと、恋愛や嫉妬とか複雑な関係性の描写がすごく良かった
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水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

3.5

セリーヌ・シアマ監督
燃ゆる女の肖像もそうだったけど、絵が美しくてずっと見てられる
ソワソワしてムズムズする

あの日の声を探して(2014年製作の映画)

3.0

ずっとしんどい
落ち込んでるときじゃなくて、ちょっと調子に乗って自分勝手に浮かれ気味のときとかにみるべき

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.2

中年以上が観る映画ですね
タイトルのあのセリフ部分がガツンときます
このテーマならこの尺もちょうどいい

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.1

いい映画ですけど僕の経験した90年代中期のこの辺のカルチャーまわりはもっと殺伐としてました。
今の若者みたいな仲間が大事、っていう素敵な感覚は希薄で、裏切ったり憎しみあったりが日常でしんどいことも多か
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.5

テーマ凄く面白い
根底では前作からぶれてないですね

映画としては音楽ならして間延びしたり、抽象的なイメージ先行のシーンが多めで、若干苦手な要素が散らばってたので、もっとガツンと勝負してほしかった感は
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.7

いつも通りのアピチャッポン
独特で特殊な映画体験ができました
ティルダ・スウィントンの存在感で見てる側からしたらいつもよりも間が持ちやすい印象
車の防犯ブザーシーンではレオス・カラックスのホーリー・モ
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.5

歳を取ってきたせいかおじさん達のモヤモヤした感じの表現はドラマチックにやり過ぎて泣かしにかからない程度、このぐらいが丁度いい感じにハマりだしました。

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.4

歳を取ってきたせいか若い人のモヤモヤした感じの表現はドラマチックにやり過ぎて泣かしにかからない程度、このぐらいが丁度いい感じにハマりだしました。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.9

この内容でピクシーズのwhere is my mind?使いはセンスありすぎます。
アクアマンでひと皮向けたジェームズ・ワン。
恐ろしい何かに襲われてひたすら怖い前半と、それが丸見えになった後半の強引
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.3

期待しすぎたのかもしれませんが乗り切れなかった。
でも3時間飽きずに観れたということは楽しめたんでしょう。
相性的なことだと思います。
耐えて耐えて最後に(´;ω;`)ブワッが流石にちょっとじれった
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