niijiifoxさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.9

これは傑作
エマ・ワトソンとホアキン・フェニックス足して割ったような顔の女性画家とフローレンス・ピュー似のエロイーズの絡みを永遠見続けられる
なんとなくバベットの晩餐会や幸福なラザロを思い出した

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.4

吸血鬼みたいな存在感の主演男優見つけた時点で勝てたポーランド映画。
ストーリーも良いですね。

デンマークの息子(2019年製作の映画)

3.2

途中で主人公変わる映画って面白いですよね。
グロさ、復讐劇とか含め韓国映画ぽかった。
デンマークの映画という異質さがもっと欲しかった。

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.4

ある意味ギャスパー・ノエ作品の中では1番ソフトなストーリー
ほんとに本人の発言かは不明だけど有名監督のセリフが随所でカットインしてきて楽しい
チッカチカでバキバキのフラッシュの中で三分割した画面中央に
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THE RESCUE 奇跡を起こした者たち/ザ・レスキュー タイ洞窟救出の奇跡(2021年製作の映画)

3.4

まさかのディズニー+で観れた。ジミー・チンいいですね。
この事件は知ってたけどまさかこんなとんでもない救出作戦だったとは、詳細まで知りませんでした。
流石に凄すぎたフリーソロと比較しちゃうとあれですが
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.9

悪ノリが最高だったキングスマンもゴールデンサークルではなんとなく乗り切れず個人的にはまらなかったんですが、今作は滅茶苦茶面白かった!
キングスマンといえば、やり過ぎぐらいのちょいグロスタイリッシュアク
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.9

個人的には最近パッとしなかったウェス・アンダーソン
犬ヶ島で戻ってきてくれた感がありましたがストップモーションアニメだったんで、今回の新作はどうなることやらとドキドキしてました。半分疑ってました。がし
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.3

クロエジャオがマーベル作品を監督するというニュースを聞いてから不安で仕方なかったやつです。
始まって数分で嫌な予感が的中。全然面白くない。ですが、インド人の彼が出てきてから一気に楽しい雰囲気に。気の利
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.6

始まって早々哲学的でぶっとんだ展開に。生まれる前と死んだあとが同一空間なのはよくある話だけど、生きてる人がスパーク(集中)してゾーンに入ったときも同じ空間に繋がってて、あっちの世界とこっちの世界を行き>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.0

うーん。これは環境問題やらパンデミックやらのメタファー なんでしょうが、作風が古臭くブラックコメディーなノリも滑ってて苦手でした。やたらに豪華な役者陣で期待値高すぎたのかもしれませんが面白いと思えませ>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.4

オープニングのニルヴァーナカヴァーにずっこけそうになりながらもスカーレット・ヨハンソンのヒップラインを見せつけるサービスショット多めで間を繋ぎなんとか持ち堪え、フローレンピューが出てきてからの、洒落た>>続きを読む

イーグル・アイ(2008年製作の映画)

3.3

最近話題の成田祐輔さんのyoutube切り抜き動画で知った作品です。EBPM関連の話で、まさにこの映画の感じがそれなんじゃなかろうか、的なことをおっしゃってて気になったので鑑賞。
多少古臭い感じはある
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

コメディー色のないエドガー・ライトをはじめて観ましたが、萬和的でチャーミングな作風は変わらず。ホラーとして怖いか、新しいことをしているか、という点ではそこまで高評価にはならなそうだけど、コンパクトにま>>続きを読む

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

3.7

こういうの見るとアメリカ凄いなあ、て思います。この図書館の佇まいから、歴史、携わってる人々の思想まで。

フレデリック・ワイズマンがもし日本の何かをテーマに選んで撮るとしたら、何処をどういう切り口で撮
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.3

ジェームズ・ガンでもダメか。というのが正直な印象です。
この感じでスーサイド・スクワッドを通すならマシュー・ヴォーンでも難しいだろうしエドガー・ライトなら観たいけど受けてくれなそう。ホラー路線に変更し
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.1

期待してましたが、思ったより楽しめせんでした。テーマは非常に興味深いし予告編も良くできてました。
しかし本編では前半くらいでほぼアイディア出し切ってしまいそのまま同じテンションで終わりまで起伏も弱く、
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.6

評判が良かったので鑑賞。
あの感じならあの終わり方しかないよね、というのはあるけれど、となるとありがちなヤンチャ男の成長物語ではなく、カッコーの巣の上でのジャックニコルソンや暴力脱獄のポール・ニューマ
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.5

セリフや大きな出来事の少ないゆっくりとした日常の中で、お互いのちょっとした対応の変化から2人の関係性を説明をしてく表現は映画ならではという感じ。笑いどころもあって重くなりすぎず観れました。ラストあたり>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.3

DUNEといえばデビッド・リンチのあれとホドロフスキーのあれ。
ドゥニ・ヴィルヌーヴは好きだけど、映画化不可能と言われた超有名SF古典DUNEを撮れるほどの力量があるのか謎だったので、ハードル低めにし
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

想像してたよりだいぶ良かったです。
周りで見てる人も音楽に合わせて体が揺れてたり、this must be the placeでデビッド・バーンの緩くてかわいい振りに合わせて手足を動かしてたりなかなか
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

ビーチに到着するまでの揺さぶり方が最高でした。この映画を観に来た観客がついつい反応してしまうキーワードをセリフに散りばめたり、ちょっとした違和感なんかを交えながら緊張感を途切れさせずメイン部に誘ってく>>続きを読む

オキシジェン(2021年製作の映画)

3.3

ほぼメラニー・ロランのひとり芝居。
飽和状態のワンシチュエーションもののなかでは、中だるみもほぼなく楽しく見れましたが、脚本はパッとしないし、期待していたエグみやグロさはほぼゼロ。
これなら別の監督が
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ボブ・ロス 楽しいアクシデント、裏切りと欲(2021年製作の映画)

3.3

ボブ・ロスの絵画教室は日本語吹き替えのイメージが強いですが、それでも優しい語り掛けが印象的な人でした。
気がついたら素敵な風景画が完成している技術力はもちろん、木を描く時は横に友達の木をもう一本描いて
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汚れた血(1986年製作の映画)

2.5

レオス・カラックスはすきだけどこれはハマりませんでした。ヌーベル・バーグ風的なカットもうーん。だったらゴダールでいい。わからなすぎて、この映画を好きな人に良さを教えて欲しいです。

殯の森(2007年製作の映画)

2.5

演出が稚拙な気がしました。キャラも距離感も色々と気持ち悪く感じてしまった。追いかけっことか、焚火とか。しんどいです。
映像はきれい。

ザ・メタルイヤーズ(1988年製作の映画)

3.0

メタル全盛期の頃のドキュメンタリーということで鑑賞。
個人的にメタルは全く聴かなくて、ガンズってメタル?マリリン・マンソンもこっち系かな?ならその辺は辛うじて聴いてたな、程度。
あとは映画ではウェイン
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

熱狂的ではなくても20年以上エヴァを追いかけてたので、こんな感じでちゃんと終わらせてくれた庵野監督には感謝しかないです。
シンジ君に苛ついたり、展開が早すぎて置いてけぼりを喰らったり、やり過ぎで冷めた
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ヘッドハンター(2012年製作の映画)

3.4

軽快なスピード感の中、グロや笑いが適度に散りばめられてて面白かった。

監督がただもんじゃない感があり見終わってから調べて知ったんですが名作イミテーションゲームの監督なんですね。

主人公が途中からヘ
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恐怖ノ白魔人(2014年製作の映画)

1.9

屋敷女の監督二人が手掛けた作品ということで観てみたが、久しぶりに強烈な駄作に当たりました。
前半は前半であれですが、特に後半30分はキャラ設定からシチュエーションまで支離滅裂過ぎてみていられません。ク
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.7

メタファー盛りだくさんですごく面白い。
良い脚本なのにわりと駆け足なので、ドラマシリーズとかで長時間かけて彼女の成長をじっくり見てみたい。

個人的に最後のお○さんのあれ、いらないんじゃないかな。なん
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

2.5

監督の二人が撮った屋敷女が面白かったので鑑賞。
結果、なかなか間抜けなアメリカンホラー映画でした。
オリジナル悪魔のいけにえの何とも言えない不穏な雰囲気は消え、わかりやすいベタな脚本で淡々と進んでいき
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ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013年製作の映画)

2.8

全然わかりませんでした。これを見てすごく面白いって思える人がどれだけいるのか不思議。
こういうのは、もっと得意な監督が沢山いそう。
ケリー・ライカートの映画はそこまで見ていませんがこれ系は得意分野じゃ
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

2.9

評価が高かったので期待して観ましたがミシェル・ゴンドリーやスパイク・ジョーンズで既に見たことあるような作り込まれた世界観に、興奮もウキウキもできず最後まではまれませんでした。
リトル・ランボーズみたと
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ファウンド(2012年製作の映画)

2.8

アメコミみたいなポップさでグロ描写を淡々と描くとこや、弟が覚醒し始めるとこは面白い。
ただ、随所で見られる安っぽい演出が気になってしまいそこまで入り込めず。
また、ラストは衝撃狙いすぎただけで雑になっ
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Mr.ゴールデン・ボール/史上最低の盗作ウォーズ(2009年製作の映画)

3.2

ジャレッド・ヘスのこれ観てないな、と思ってわざわざ借りて視聴したら、始まって数分で濃い目のキャラクター達に既視感が。

大人になるにつれ、相当好きじゃないと同じ作品を何度も見るようなこともなくなってき
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屋敷女(2007年製作の映画)

3.8

家にある細く尖ったもので次から次へと秘孔のごとく頭蓋骨まで刺しまくる

女達が強いのか男達が弱すぎるのかはわかりませんが気合の入り方に違いがありすぎた

スプラッターホラーでありながら超絶バイオレンス
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