成さんの映画レビュー・感想・評価

成

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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.8

おどろおどろしい。
しかしこのような人達も実際にいるわけで。
普通であることがありがたい。
妹役の女優さんはとても演技してるとは思えず、生々しい。

母性(2022年製作の映画)

3.5

何故私に母性がないのか、わかった気がした。

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.5

スマホ、SNSってとんでもないトラブルに巻き込まれる可能性ってあるんだな。
これは極端な例としても。
怖かった。
最後はハッピーエンドでホッとした。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.8

陰鬱な映画だった。
やっと幸せになれそうだったのに。
悲劇は当然のように連鎖していった。
横浜流星の演技が良かった。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.6

すごく残虐なことをするのに紳士的な振る舞いが怖かった。
主人公の父親が殺人犯でなくて良かった、そして本人も殺人を犯さず人良かった。
最後のシーン、あの女の子森獲物候補だったということか。

名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.9

地味な始まりからこんな大展開があるとは想像もつかなかった。
壮絶な復讐、それを手伝わざるをえなかった親友、一人だけ残って辛すぎる。

脱獄広島殺人囚(1974年製作の映画)

3.7

ハラハラドキドキした。
気がつけば極悪殺人犯を応援してしまっていた。
昔の名優たちの若い頃の姿が観れて貴重だ。
昭和の雰囲気がなかなか良い。

予告犯(2015年製作の映画)

3.4

思想犯かと思いきや、ただ友情のためだった。
小さいことでも人は動く。
戸田恵梨香が最初から最後までツンケン高飛車で可愛げがなかったなあ、残念。
もっと人間味が欲しかった。

さがす(2022年製作の映画)

3.8

難病、自殺幇助、快楽殺人、親子の絆、いろんな要素が入り組んでおり、いろいろと考えさせられた。
愛する父を探し、全てを知り、決断した娘の気持ちがいたたまれない。

ある男(2022年製作の映画)

3.8

別人になっても、その人の本質を愛してくれる人がいる。
血の繋がらない父と息子の心の絆に泣けた。
安藤サクラの演技力は流石だ。安心して観ていられる。

蛇の道(1998年製作の映画)

3.7

少し昔の雰囲気がなおさらに不気味さと胸糞の悪さを引き立たせている。
香川照之の快演にはいつも驚かされる。
最後まで何が起こるのかと引き込まれるように観た。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.8

本当に好きなものがあり、それについて才能何あるなんて羨ましいなあ。ごく限られた人だ。
心の距離が縮まっていく過程は美しかった。もっとハッピーエンドだったら良かったのに。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.9

震災の傷はまだまだ癒えない人が多くいる。その中でもここまで立ち上がって来たのはすごいことだ。
生活保護の不正受給が問題になる中、適切に受けられず苦しむ人達がいるんだな。
全てが切ない話しだった。
黄色
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肉体の門(1964年製作の映画)

3.0

リアリティのをないセットに直情型の粗い演技だけど古い映画は味がある。

身体を売る女性は心が荒むのか、今も昔も品がなく不貞腐れた風情で描かれることが多いのだな。
ろくでもない男を好きになって、集団リン
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さらば愛しき大地(1982年製作の映画)

3.3

心が荒む作品だった。
何もかもが暗く、落ちて行く様が怖かった。
秋吉久美子、とてもかわいいのだが、どん底の不幸をよく演じていた。

TATTOO「刺青」あり(1982年製作の映画)

3.7

昭和の時代、カラーだけど色がないような気がする、暗い。
少し昭和にいたけれど、色ってあったっけ。
そんなことを考えながら観た。
観終わった後、この事件のことをぼんやり思い出した。
私の昭和も暗かった。
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追憶(2017年製作の映画)

3.8

幼い頃の壮絶な記憶は消えることはない。
この3人の子供たちは悪い道へ進むこともなく、懸命に生きてきたのだ。それが救いでもあり、悲しくも感じた。
逃れられない運命ってある。

ハッピーエンドとは言えない
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橋のない川(1992年製作の映画)

3.5

ずいぶん前に原作の小説を読んだ。
どうしても小説の印象と比べてしまい、本作は内容が薄く感じた。
しかし人々の純粋さ、実直さ、絆の強さについての表現に感動した。
昔の農作業がとても興味深く印象的だった。

轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

3.9

轢き逃げ犯の心理と逃亡が描かれているだけかと思って軽く見始めたが、良い意味で裏切られた。
罪を隠そうとする心理、捻じ曲がった愛情と嫉妬、子を偲ぶ親、受け入れる心、静かで深い。

壇ふみさん、とても美し
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.5

集中力なかったからか、ちょっと難しかったな。英語、日本語、中国語が入り混じって、ここはどこなんだ?日本?
チャラが可愛かった。
もう一度、頭がハッキリしている時に観よう。

サンダカン八番娼館 望郷(1974年製作の映画)

3.8

からゆきさんのなんと悲しい、壮絶な人生。胸が痛む。
身体を簡単に売って遊ぶお金を稼いでる風俗嬢も多い今の時代とは、全く違う時代背景がある。
手拭いを欲しがったおさきさんの悲しみ。

累 かさね(2018年製作の映画)

3.4

顔に傷があるからと言って、決して醜い容貌ではなかったと思うが。
傷はそれこそ整形である程度綺麗になるのでは?
現実的ではない話だが、内面も顔も違う2人が入れ替わりお互いを演じるの、2人とも上手い。
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猟人日記(1964年製作の映画)

3.4

今と喋り方、言葉遣いが全然違うなぁとか、整形をほとんどできない時代だからか、みんな和風の顔立ちで一重の女性が多いななどと思ってみていた。
しかし、いつの時代も男と女、肉欲まみれである。古さが加わると余
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.8

事実を片方の側だけで観ているとまったくわからないものがあるのだ。
おばさんの状況を知るにつれ、味方になっていた。
人の話を聞かず自分のことしか考えない作家の人、すごくウザくなった。
目を覆うような結末
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天国の駅 HEAVEN STATION(1984年製作の映画)

4.0

逃げてるシーンで涙が出た。
西田敏行の怪演、無垢な犬みたいで悲しかった。
女2人の情が良かった。
これ実話だっけ?
犯人になった二人より悪い人がたくさんいるし、実際はどうなのだろう。

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.6

長澤まさみの演技が素晴らしかった。
本当のその人を知った時、また戻って行けて良かった。
お互いに旅を終えて、一緒に幸せになってくれたら良いな。

メランコリック(2018年製作の映画)

3.5

テンションが低いまま、ちょっと非現実的な話ではあるけれど、ほんの一瞬の最高のためにただ生きていても良いんだなって。

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.2

トラウマになりそうな映画。
観なきゃ良かったかも。
雪を染める血が赤い。
人間の身体の中は赤いんだな。
いじめられっ子をとことん気持ち悪く演出していて、あれではいじめられても仕方ないと思わせたかったの
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

4.0

復讐の話だとはまさか思わなかった。
登場人物が綿密に組み合わされているし、ストーリー展開にはずっと惹きつけられっぱなしだった。
婚約者にそっけないなと思っていたら、そういうことだったのか。
そして死に
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クロガラス1(2019年製作の映画)

3.0

歌舞伎町怖い。
ホストクラブってエグいなぁ、ハマらない人は絶対にハマらないだろうと思うけど。
組長、えらく本物ぽかった。

空白(2021年製作の映画)

3.8

事故の描写が生々しかった。実際には本当にあんな感じなのだろうと思った。
正義の押し付けが気持ち悪かった。
加害者の1人の母の言葉に涙が出た。
失うものは大きすぎたけど、最後にほんの少しだけ救いがあった
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望み(2020年製作の映画)

3.8

胸糞だった。
加害者であるよりは被害者であるほうが救われるのだろうか。
一生笑うことなど出来そうにないけど、深く悲しみながらも息子を誇りに思って静かに生きてはいけそうだ。

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