ダンサーインザダークとかより全然キツい、完全にダウナーになった上で映画同様寛容であろう両親の事を思い出し涙が出る。人間関係というのが実の所こういうもの過ぎて、それは友人関係であれ同様だが、その中で親の>>続きを読む
全体的に死を待ち構えている不穏で穏やかで少しトんでる雰囲気も好きだが、途中固定カメラでBoyz II MenのPVみたいなTV映像だけを長々映すシーンがあり、普通にアーティストとしてのNirvanaと>>続きを読む
浪人生の時に夜中観た映画、という記憶の一つでほんのり良い感じのイメージだけがあり、t +1の時にtの映画を観たみたいな感じが、高校生の時に見たリリィシュシュや花とアリスとも違い、自分でも分からないが記>>続きを読む
設定も映像も全てカンヌ受けしそうな感じがめちゃくちゃして、普通に好きなんだが、逆にこの話を映画の中で描くのは何なんだろうというか、これは映画ではない何か別のもののような気がする。それがいいのか?
劇中音楽を聴いただけで目に涙が浮かぶパブロフの犬になってしまった。尊い、本当に。映画が好きすぎるし、俺は未来永劫何も失わない。思い出を抱えて生きることを丸々肯定してくれる作品って中々ないように思うので>>続きを読む
シンプルに感動するし、共感や哀れみではなくこれは俺の話だ、と思わせる部分がある。前向きに生きるひたすら強い人の話ではない、という印象でそこが良い。
言ってる事が二転三転するが、鉄男2位の時期の映画なのか分からないが、性のデフォルメ感が悪い方向に走っている気がしてあまり好みじゃない。
単純に映像と音でブチ上がるのと、男性性がかなり前面に出ていて好きだった。90年代の塚本晋也の映画を観るとやはり性について描くのがデフォルメ気味なところもあるが上手く、監督も結構気持ち悪い人なんだろうな>>続きを読む
六月の蛇、鉄男のモノクロかつハードコアな印象が強かったので、映画館で見たものの拍子抜けして楽しめなかった。やりたい事は分かるが、少し大上段に構えすぎたというか、一時間半と結構短いのもあって、長編にして>>続きを読む
マジのクラシックで、この映画で初めてジャック・ニコルソンって相当ヤバいんだなと感動した記憶がある。
当時のパリの雰囲気を感じられてかなり面白いんだが、何度も見なくていいかなという感じ。
映像自体は綺麗かもしれないが、かなりモチーフの使い方が下品というか、おいおいそれかよという感じで気が滅入るシーンが少しあった。ラストシーンとか、もう・・・
大人が判ってくれない事に対する苦しみ、とかではなく、そんな事とうに判っている子供たちの自由が故の閉塞感というのがある。海の先に何かを期待して、とかは多分なくて彼の行き場のなさだけが強く印象として残る。
凄く10年代の日本的なラブドラマというか、流行るべくして流行った感はあるが、残念ながら幾つかのシーンしか記憶には残らなかった。
交わることのない男性的な見る欲望と女性的な見られる欲望という強烈な対立、止揚する唯一の手段としてのセックス、愛と単純に図式化すれば少し滑稽にも思えるが、ハッとする部分は多く、結構身につまされる。あと、>>続きを読む