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ドタバタドンパチ派手にやっておカネかけて有名俳優出したからって面白くなるわけじゃないという見本。
◎
母と娘にはどこか通じ合うあるいは反発しあう何かがあって。そしてさらにおばあちゃんがいて。二人が絶妙に可愛く舞台が森なのも脚本も良かった。
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説明不足が過ぎる。主人公はただひたすら傲慢で自業自得だろうとしか思えず、感情の機微が全く見えてこないため平坦で全くおもしろくない。そして長過ぎる。
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思いつく悪趣味を全部盛ってみたら軽く笑かすかんじに出来上がっちゃった、のかな。ラスボスのはずの魔女がへっぽこすぎてほんと笑える。
○△
精霊ウンディーネのお話をファンタジックなラブストーリーにしてなかなか良く出来ていた。
邦題はそのままウンディーネで良いってば。
○○
一人の過酷な人生を辿ることで紛争の愚かさ悲惨さを描き出す。
直接的に過激なシーンをあまり出さずして充分に伝わる痛さ。構成がとても良かった。
○○
映像衣装美術が素晴らしい。ストーリーはまあ有りがちだが現実世界とのバランスも良い。
20年以上も前の作品だとは驚き。
×△
ラストあれではただの個人への執着でそれをさも良い話のようにしてるのが嫌。脇役陣は良かった。
△
随所に斬新なカメラワークや演出が見られたが…とっ散らかったまま終わった感じ。惜しい。
△
話が極端だし散漫。
松たか子が「松たか子」として強すぎて感情の深掘りができてなくて、全体的に作品が浅い。
妙にこだわった細部も意味を成してない。
○○
ひとの揺れ動くさまがリアルで自然に描かれていて良。やはり俳優の使い方が非常に上手い。
○
センチな感動ものになりがちな素材を淡々と上手くまとめ、俳優の使い方が実に素晴らしい。
役所広司は苦手だが初めて良いと思った。
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あざとく狙った笑いが全くおもしろくないし、ものすごく雑な細部や配慮の足りない表現など、観るに耐えない。
追記
全く無知だったので少し「さかなクン」氏の経歴を見たが、自分で自分の道をちゃんと切り開>>続きを読む
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多い登場人物や過去のややこしい事実関係を整理して観客に理解させて作品にする基本の力量が皆無。
×△
アイデンティティーというか記憶とか認識とかの話だと思うけど、あまりにも整理できてなくてぼんやり。
△
問題提起として意義もあり実直につくられていると思うが作品としては少し散漫かと。
○○
悲しみと情熱と繊細さをもってつくられた渾身の作。
やはり音の使い方へのこだわりは相当に感じられた。
○
権力の横暴っぷりと市民の暴動がドン引くくらい激しくて良い。よく練られたなかなかの佳作。キーポイントは山羊。
△×
おばあちゃんが相変わらず強くて現代的にしててどこか虚無感があるのはいいんだけど。
うーん、中途半端かなあ。
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物語のすべてが唐突で後半クライマックスはチンタラして、全体的に怖そうな雰囲気だけで乗り切ろうとするも失敗。
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問題意識をもってすっごく真面目につくったんだろうと思うけど、あまりに教科書的で余白や余韻ゼロで退屈だった。ノスタルジックでカッコ良くしようとしてるのも鼻につくし、チック症の設定も不要。
○△
迷走暴走急展開。
細切れのカットが前半気に障ったけど、着地地点が意外になかなかよかった。
◎
スーパーマーケットの高い棚に挟まれた絵面も音楽や音も詩的な台詞も味わい深い良作。
ところでなんでこんなズレた邦題つけるかな。