TsuyoshiNomotoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

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高校生の時、好きになった人が見たいと言っていて、先に見て「つまらなかった」と言って怒られた思い出がある。

スペアキー(2022年製作の映画)

1.2

役者たちの掛け合い(口論)やプールサイドの色味は非常に良かったが、全体的に見ていてつまらなかった。バストアップのショットばかりだし、スリリングな体験としての夜遊びを映す際の演出も、良いドキドキも悪いド>>続きを読む

Here(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


映画の醍醐味って光だったって久々元気出た。映像の美しさがとってもラブリーな映画

「出稼ぎのルーマニア人労働者(もしくは移民?)が不眠で街を闊歩し、
アジア系の蘚苔学者とたまたま森で出会って友達にな
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.4

雪解けの映画だ。とてもよかった。
一方で、優しい人しか出てこない、とても理想的な世界の映画だなとも思った。


貧困の足の音はヒタヒタッと映画の中で鳴っていた。
PMSを煩いながらヤングケアラーの道を
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.0

なんというか、生真面目な映画。生真面目さによる退屈がありました。みつばちのささやきにあったドキドキがなかった。もうちょっと象徴的でよかったと思う。

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.1

最高。『パラダイスの夕暮れ』と違って、これがおもしろいと思えるのは、ギャグ=ユーモアのセンス(とナンセンス)を共有できたから。パラダイスの夕暮れよりも、ポップ=開かれた映画だと思った。主人公に自身を仮>>続きを読む

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.5

う〜ん。おもしろさと難解さの入り乱れた感じで、私にはつかみどころがなかった。

ほつれる(2023年製作の映画)

4.4

ゲェ出たわ。助けてくれ。毎秒辛かった。辛すぎ。
門脇麦に家族の束縛から逃れようとする自分を、田村健太郎にその分だけ特別な関係を恋人や親しい友人に求める時の自分を、染谷将太にイケイケドンドンに調子づいて
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反撥(1964年製作の映画)

2.5

ここってタイミングで疾走する音楽をかけ、ムードを練り上げる?表現の技法の連続。
男がセクシュアルなムードを出して口説いて来る時は映画的に一切盛り上げずに、なんこれつまんな笑みたいな感じの演出、主人公の
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

最後にempireに立ち返ったのがちょっと急な着地だなと思いましたが、面白かったです。
家父長性によって、「もの」として捉えられ、幽閉される私や私の身体を、思考することで自分の方法で再度捉え直し、家父
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87分の1の人生(2023年製作の映画)

4.6

ダメなやつが、ダメな時に、衝突してそのまま自転車乗って走り出す、まさにその瞬間に最高の音楽がかかってドライブする最高の映画。スーパー満足。Timo Andresの劇伴がgood