中さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

中

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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

知的で大人、文学的で難解…。
考察読み漁ってきます。汗

終わった瞬間
わたしはハテナで脳内爆発してたのに
一緒にみた友達が、
…めちゃくちゃ面白かった
って言ってて、すごいなぁと思った。

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.9

最高にロマンチックな鬱映画
純度の高さと太陽みたいに輝いていたあの日々はあんなことを言っていたダビットににとってはやっぱり何にも変え難いものだったのだと信じたい
序盤の、「これはあなたの物語じゃない」
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.9

ちょっぴり暴力的だけど
のどかで平和なクスッと笑える物語にうつつを抜かしていたら急に後ろから殴りかかられた感じ。
まさかのラストに軽くトラウマ
このコントラスト生み出すのすげえ〜〜〜。
振り返ると随所
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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.8

なんで今までで観なかったんだろう
ってくらいめちゃくちゃ好きな映画だった
服装とか空気感美術全部好みだった
ちゃんと生きたいのに、思い通りにいかない
壊れてて不器用な人達がどこか愛おしく思え
笑いあり
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.3

どこまでもキラキラで瑞々しくて
見ていてどこかキツくも思えて
こういうの、もう素直に受け入れられない年になってしまったのかいね、、と
友達と歩きながら話してました。
だけどラストはすごいよかったなぁ
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万歳!ここは愛の道(2019年製作の映画)

3.8

愛の形はいろいろだなと思った
こんなに泣き叫ぶほどにも
誰かを愛せることに憧れを感じる
これを自分で撮影して編集して
ひとつの映画として作り上げたことがすごい。
生きてるって痛い
園子温の映画でもいっ
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あみこ(2017年製作の映画)

3.5

4年越しにようやく、ようやく観れた
レモンのすっぱさで自分の痛さを紛らわしてる(私にはそうみえた)のがすごくよくてそのすっぱさが痛かった。
サッカー部の着替えシーンが妙にリアルですごく印象的で、それも
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榎田貿易堂(2017年製作の映画)

3.7

伊藤沙莉オールナイト③
@新文芸坐

つづけてこちらの作品でした。
伊藤さんがトークショーで、
いちばんのご褒美だったと言っていた
榎田貿易堂

みてみると、そのご褒美が
すごくよくわかる、というか伊
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獣道(2017年製作の映画)

3.2

伊藤沙莉オールナイト②
@新文芸坐
(①のニノケンさんの映画が登録されておらず…)

人生で2度目のオールナイト上映
(ちなみに初は園子温。締めの作品に奇妙なサーカスというド鬼畜な演目だった)
マスク
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

バチくそ面白かったからもう1回みたい。
音楽がめちゃかっこいい!!

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.4

伊藤沙莉オールナイト④
@新文芸坐

ラストは…
タイトル拒絶

個人的にはこれ、
伊藤沙莉の声が楽しめます。ええ声だなぁ…
(モノローグが多いから)
2回目だけど、最初みたときの衝撃が
嘘みたいに消
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

共感の嵐
大九さんの映画は、冷たさとあたたかさのバランスが絶妙によくて好きです。
昨日花束をみたけどやっぱり私はこっち側の人間なんだなぁとつくづく感じた
倫也さんの声で前野さん出てきた時はさすがに笑っ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.0

そういえばだいぶ前にみました
わたしには難しかったです

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

この題材にスタイリッシュでかっこいい映像美は違かったのかもしれない

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

圧巻でした、引きずってしまう。
いまでも整理がつかない。
西川美和の無双状態で、三上という男の人生が描かれていきます。(そして役所広司がとにかく凄い)(ところどころ笑えるポイントあったり構成が秀逸、そ
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.5

佐々木ーーー!
男性のほうが響く気がする。
ラストに向かう衝動的10分間がとてつもなく映画的でわたしは好きでした
あと、役者とレンズの距離感がどれも絶妙だった
藤原季節が赤ちゃんを抱くシーンが印象的

害虫(2002年製作の映画)

4.0

退廃しきった世界観と感情の喪失感がたまらなく好き モッズコートに手を突っ込み風を切りながら歩く宮崎あおいが最高です そして耳につくジャカジャカ音のNUMBERGIRL。

アボカドの固さ(2019年製作の映画)

3.3

クオリティの高い学生映画
役者が良かったし映像めちゃくちゃ好きです
しみちゃんのお母さんの目が笑ってない感じと空気みたいな反応 え、どうしてー? え、なんでー? が個人的にツボでした
三宅監督を迎えた
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ヴァニタス(2016年製作の映画)

-

各々の感情がちぐはぐでどれも中途半端
いまいち入り込めず時間が経つのをただただ待つ感覚 青い映像もすこしきつくて違和感だった

ばるぼら(2019年製作の映画)

3.0

予告がよすぎたせいか 本編は大したことない
優秀な技術面と二階堂ふみの死体の美しさにつきる。。現実離れしたおとぎ話の登場人物たちを新宿においたのは間違えではないか… 不気味な退廃とした世界観がところど
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

高速バスの移動中にみたんですけどなんかもうただただ暗い…………重い…………
周平とふゆかが不憫でならない
けど周平、それでも母さんが好きなのか…ひとり親の身からすると その気持ち全然わかってしまうな…
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.0

とんかつはうまそう!
北村くんよかった、DJしてるときかっこよかった!山本舞香は絶好調にかわいい
だけどなんだこのイマイチアガらない感じ
フワちゃんやDJ KOOが出てきてしけた。画面が明るすぎた?も
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星の子(2020年製作の映画)

3.8

掴みどころがないけど
感情は伝わってくる
「ちひろだけが、大好きな両親を信じた。」
コピーが後からじわじわくる

淡々と進み本当に静かな映画だけど、家族のつながりとか自分にとっての家族の存在とかなんか
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

草彅くんお芝居ほんと上手
トランスジェンダーの姿になんの違和感なく美しささえ感じた
凪咲を演じられるのが草彅くん以外にだれも浮かばない。
そして新人の服部樹咲ちゃん。おでこにできたニキビが愛おしいまだ
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.8

とにかく虚無で頭が痛くなった
こんな時間に1人で観るんじゃなかった
とはいえ、役者がほんとにすごい
成田凌は言うまでもないんだが
大倉くんの芝居が想像以上によかったしハマってた。目の前にいる人をちゃん
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.7

とんでもなく美しい映画だった
食を通して家族を丁寧に描く
未だ誰にも解明できない 家族とは
永遠のテーマだと思う。
実際私にもわからない。説明なんてできやしない。
チョロいので引くほど泣いた
テンポも
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.5

完全に自分でした
そして心が死んだ
恥ずかしいけど気付いたら号泣してた
いたい……

そしてダッフルコートの
渡辺大知が尊すぎて付き合いたい

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.0

初北野映画
お笑い芸人のイメージしかなかったから正直ずっと食わず嫌いしてたし舐めてた
これがキタノブルーか。ゴクリ。
青い春と似ているようで全く別物。
これはこれで好きです。やっぱ学ランだよね。
喪失
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破壊の日(2020年製作の映画)

4.0

破壊は美しい
なんて自分はちっぽけなんだろうって崖から崩れ落ちてしまいそうになってエンドロールでは涙が流れていました
理解なんてできっこないんです
彼らにしかわからないこと それでいい

はちどり(2018年製作の映画)

3.6

ものすごくよかった。
ごちゃごちゃ語るべきでない映画
いい意味で。
心の中に大切にそっとしまっておきたい
そんな映画でした。

劇場(2020年製作の映画)

3.5

松岡茉優の演技力が
ただただ光っていた映画
まぶしいくらいの笑顔も
たまった感情の爆発も
虚ろげな瞳も…
すべてが繊細で丁寧だった

永田のあの感じは痛いくらいわかる
才能がないってわかってるけど
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

今じゃ電子辞書なんておろか Googleでなんでも意味とか調べられちゃう世の中だから描かれてる時代よりもはるかに紙辞書の需要って落ちているんだろうけど でもやっぱり紙であることにどれだけの意味があるか>>続きを読む