三日連続ピザさんの映画レビュー・感想・評価

三日連続ピザ

三日連続ピザ

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.7

本作は、ちょっとした嘘が予期せぬ方向に転がるコメディの定番に沿ってストーリーが進行しつつ、その中で2つのテーマがうまく絡み合う。

1つは「芸術家が生活のために妥協しエンタメを選択することが、芸術家の
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俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

4.6

面白いハリウッドコメディ映画がなかなか日本で上映されない昨今、配信オリジナルはアメリカと同じタイミングで見れることが救い。

加えて、ザック・エフロンとジョン・シナが主演で、ファレリー監督作が見れて最
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

4.0

ローラダーンがかわいい。
セイラーとルーラはエルラルドを夢みて無計画な車の旅に出るも、現実のエルラルドは掃き溜めのような町「ビッグ・ツナ」。そこで足止めをくらう。
思っていた以上にオズの魔法使い要素が
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

4.5

めっちゃ面白かった。
久しぶりに映画らしい映画を見た。

美しい教会、愛らしい子どもと憎たらしいジジイ共、オーケストラの荘厳な音楽。何より、キリスト教の教会関係者全員のクソ憎たらしさと不条理にムカつき
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毒親<ドクチン>(2022年製作の映画)

3.7

映画本編は面白かった。
本編とは関係ないところで、字幕についてびっくりしたのが漢字の一部に簡体字フォンドが混ざっていたこと。
どんな安い会社に依頼したんだよ。
しかもそのクオリティで、エンドロールに字
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

長回しや、車を使った流れるようなカメラワークが面白く、じらしてくるような編集に、部隊となった町と住む人々のゆったりとした時間の流れを感じさせられた。

じっくり、じんわり、時に苛立ちさえ感じるほどの長
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.2

一体、何を見せられているのだろうと、気がつけば頭を捻る映画だった。
映画の半分くらいが、ウホウホ言っていた。

たのしい映画体験だった、ウホ。

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

2.5

子どものころ、テレビでコナンはよく見ていて、映画も同様にテレビ放映で何本か見ていた。
大人になってから、本格的に映画鑑賞を趣味にしはじめてからは、わざわざお金を払ってまで見たいとならず、そのヒットを横
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.6

エクスペンタブズが、エンディング宴会映画と呼ばれているが、本作はエンディングカラオケ映画だった。

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

5.0

全人類見たほうがいい。
戦争は爆撃からはじまるのではなく、静寂から始まるということがよく分かる。

為政者がそれらしい理由で戦争を起こしたその先、普通の人たちがどんな犠牲にあっているのか、目を背けたく
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ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.0

放題と予告がクソ。

鬱病の作曲家と潔癖症の精神科医の夫婦、恋愛依存症の船乗り、10代のカップル、歴史好きでレイシストの義父などなど、登場人物たちの色とりどりのキャラクターにぴったりで魅力的な俳優たち
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コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

4.5

素晴らしい作品だった。
主人公が、自分の身体の困りごとの先に多くの女性に、社会にアクションを取る姿に勇気をもらえる。

日本は、中絶の方法も避妊の方法も全てが世界から取り残されている状況。本作の舞台で
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

2.0

面白くなかった。
編集が悪い。新旧登場人物が多いからとっ散らかるのは分かるけど、ジュラシックワールドの方がまだマシなくらいにチンラタぽんたらしていた。

例えば、ポールラッドが感動的な言葉を部屋の向こ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.0

映像も俳優たちも美しいので、見惚れるシーンもある。しかし、シャラメポールがどんどんカルトの教祖みたいになっていくことに乗れないし、またデンゼイヤニャニも冷めた目線(人として愛したポールが変わっていくか>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

犬がかわいい。ラストは、犬版の殺戮ホームアローン。主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズも良き。

ハンテッド 狩られる夜(2023年製作の映画)

4.9

めっちゃ面白い
ブラックホールのYouTubeに、製作で参加しているアレクサンドル・アジャのインタビューがとてもよかった

落下の解剖学(2023年製作の映画)

5.0

面白い!!
本当に事実と言えるものは限られているのかもしれない。
与えられた情報で判断するしか無いことってあるよね。

Xの感想で、昨今のSNS社会での自分たちの振る舞いを重ねて鑑賞したという意見に頷
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

4.2

映像がめっちゃ素晴らしい
全てのシーンの色、コントラスト、光、そして構図が隅々まで美しい
ホテルの室内、電気がついていない部屋で暗くて月明かりに照らされたシーン。暗さの中にコントラストや色がバキッと付
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.5

うーん、面白いけどこれを今、この形で映画化する理由が分からなかった…
クオリティも高いし面白かったけど、手放しに褒める言葉が見つからない

バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く(2021年製作の映画)

5.0

最高、2020年代ベスト100とかに余裕で食い込んでくる

友愛とドラッグが世界を救う最高の世界
シスターフッドものであり、性別を超えた友情も見せてくれる

主演で脚本のクリステンウィグは、2012年
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

最悪なことが次々と起こる地獄めぐり。
ホアキン演じるボウは不安症。苦手な母親に会いに行く予定だったが、家の鍵を盗まれてしまい、そこから歯車が狂い始める。

ヘレディタリー、ミッドサマー、そして本作それ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.8

ちょいとウトウトしてしまったけど、ほんと美しい映像がよかった
ちょっとしたシーンの構図、色、俳優の動きが素晴らしい

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.8

ちょうど良いエンタメ映画!楽しい作品だった。
ジャンルは、時代劇で宮中陰謀系サスペンスで、しかも主人公が目が見えない鍼師というデカ盛りスタイル。
主人公は鍼師であって、これまで鍼でこういうことやったら
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リトル・バットマン クリスマスの大冒険(2023年製作の映画)

2.0

絵が可愛い
途中でモノクロになるシーンが、絵本の描きタッチとコミックス味をうまく表現していたと思う

レゴ・ザ・バットマンが子ども向けでありながら、バットマンのマッチョイズムと孤独を拗らせた有害さを的
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

2.5

ホラーゲームの映画化。
設定がブレてて、みてて退屈だった。

映画の評価には関係ないけど、劇場内に高校生が多くて、終始喋っている子たちがいてうるさかった。
年100回くらい毎年映画館に行っているけど、
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.5

出演者が豪華。コメディ映画好きとしては、もうそれだけで満足。

主演がボール・ダノってのはもちろん、弟役のピート・デイヴィッドソンはケイリー・クオコ主演映画で恋人役やガンのスーサイドスクワット(すぐ死
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はみだしエルフが町にやって来た!(2023年製作の映画)

-

めちゃくちゃオマージュがすごい映画だった

操り人形がサバイバルナイフを持っているのは、スモール・ソルジャーズだろうか
エルフのDJがサンタ工場にいるのは、ブラザーサンタ

ウーマン・キング 無敵の女戦士たち(2022年製作の映画)

3.5

植民地時代、アフリカの女戦士たちによる戦いを描いた本作。
なんか惜しい。たぶん、映像がカッコよくないんだと思う。
ブラックパンサーの高揚感、そして近作のイコライザーやジョン・ウィックといったキレッキレ
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あるじ(1925年製作の映画)

3.5

約100年前にもモラハラ夫を懲らしめる映画があったことに衝撃を受けた

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.5

父の影響でライブアルバムは10代の頃から繰り返し聴き、YouTubeやDVDで5回ほど見たことがあった本作をIMAXで鑑賞。

初めて見た時よりも感動した。
知っている音や映像がこんなにも新鮮に感じら
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃいい
全人類に見てほしい

なんでマークラファロなんだろうと最初思ったら、ちゃんと後半にクソ親父で笑った

自由を求めたベラが家を出て、旅先で自己決定権を取り戻し、家に戻るのがいいと思った。

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

5.0

完璧な映画。そして劇場中で鼻を啜り嗚咽を押し殺す人がたくさんいたし、私もその1人。
丁寧に丁寧に少女コットの心情と、コットを預かることになった夫婦との関係性が、少ないセリフでのみ語られる。
映像も美し
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