役所はどこの国も、どの時代も変わらないということか…が最初の感想だった。その後、死ぬ間際に後悔しないためにはどう生きたら、どう働いたら良いのかということについて考えた。感慨深い映画だった。親は子供を愛>>続きを読む
沢山笑って、最後はほっこり。コメディで人を感動させるものを作るのってすごく難しいのに、この映画はそれに大成功。大好きな映画の一つになった。
コンテストにいたタトゥーの強面おじちゃんは最後まで謎だった。
子育てってイライラして大変だけど愛おしいってことが、この映画に凝縮されてた。
時代は変わったとはいえ、娘を持つ身からすると、グッとくるものがあって、胸が締め付けられた。ドラマチックな展開がなくても、ここまで人を惹きつけ、胸を熱くさせる映画を作れた小津監督はやはり偉大。監督にもっ>>続きを読む
もう一度みたい。
今回が初めてのヴィム・ヴェンダースダ監督の作品で、これからもっと彼の作品を観てみたいと思わせる映画。
小津安二郎から受けた影響も作品を観ていて分かる気がした。
父の元で育った女の私には共感できるところも沢山あった。そして今度は娘を持つ親として、色んなことを思いながら鑑賞した。絵も綺麗だった。
小津安二郎生誕120周年に向けて小津映画縛りで色々観ているけど、こちらも本当に良かった!夫婦がお茶漬けを求めて台所に向かう途中に影になって障子に映るのが良かった。
東京物語に続き、やっぱり良い映画。カットもとても素敵。インテリアや服を見るだけでも楽しい。また見たい映画。
聖人とはこういうことか…がよく分かった。この汚れた社会では通用しないけど、少なくも大切な家族にはこうありたいと思う。
名作なだけあった。印象に残るシーンばかりだった。お葬式のシーンでお墓が何度も映るカットも良かった。これだけの人が亡くなって、これだけの数のお経が上げられてきたんだという象徴のようだった。
良い意味でアメリカ映画っぽくないアメリカ映画。親になってから観れて良かった。