yuzuさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

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国王ルイ15世の愛人になったジャンヌ(元娼婦)の物語ってことで、性に奔放な女性を描く感じかなーって思ってたら、意外にも性の描写はほぼなくて(陰口はめちゃ言われてるけど)、彼女のタブーをも恐れない自由な>>続きを読む

VESPER/ヴェスパー(2022年製作の映画)

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評価にダマサれた、面白いじゃん!
この世は嘘つきばっかや。

わくわくするなー。児童文学読んでる時のような楽しさがある。

なぜこの映画が評価3.4で、「デューン」が3.8なんだ?逆だろ、普通。
こっ
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葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

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良い映画だこりゃ。

たぶん静かめな映画だろなーっ観に行ったのに反して冒頭なかなか喋るので驚いてたら、あくまでそれはモブキャラで、後部座席に座ってた主演のおじいちゃん&孫は沈黙してた。

おじいちゃん
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Here(2023年製作の映画)

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観た時の気分のせいか、何がなんだか…って感じだったので、とにかく16ミリで撮られた自然がキレイだったことくらいしか感想がわかない…。

ラストにテーブルに置かれてた缶、デザイン的にアルコールかなーって
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

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直前に新文芸坐で「WAR ウォー!!」観てたので、真逆すぎて笑っちゃった。なんとも不思議な映画体験だった。
そういや、一昨年は「RRR」直後に「アフター・ヤン」とかいう今回と似たような2本立てで観てた
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ザ・ガーディアン/守護者(2022年製作の映画)

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めちゃめちゃ面白い!
何でこんな評価低いんだ。嘘つき。

98分って短尺の中に、好きって思える描写が濃縮されてる!楽しい楽しい。暴力バンザイ!

本作、車出てくるとこが名シーンだらけ。バレエのようにぐ
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WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

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うぉー!!って叫びたくなる面白さだ。

これ、ちょうどこの前観ようとして池袋のツタヤ行ったのに(都心でレンタル生き残ってるのが池袋くらいしかねえ)在庫なくて、その後家から徒歩圏内のツタヤ行ったら今度は
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オーシャン・クライシス 沈黙の核弾頭(2023年製作の映画)

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こりゃ楽しいね。

すごく大スケールなことやってるのに、短尺で余韻感じる暇もなくサクサク進むので、良い意味で薄味な映画だ。「ロスト・フライト」的な。

しょっぱなからアクションてんこ盛りで楽しすぎ。銃
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緑の夜(2023年製作の映画)

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一昨年デヴィッド・ロウリー監督の「グリーン・ナイト」があったばっかだけど、新たなグリーン・ナイトが今ここに!

けっこう好きな雰囲気だった。

何より、男どもの「許してやるよ!」がムカつくよなあ。死ね
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犬人間(2022年製作の映画)

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なんか場内9割くらい埋まってたんだけど、みんな今度公開されるリュック・ベッソンの「ドッグマン」と間違えてるんじゃなかろうか。

それとも、やっぱみんなワンちゃん大好きなのかな?かくいう自分も、先週ご縁
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唐獅子仮面/LION-GIRL(2022年製作の映画)

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こういうのをわざわざ観に行っといてあれこれ言うのもどうかとは思うけど、キツかった…。

寝不足な日の仕事帰りに観に行くもんじゃなかったね。悪夢だった。

てか、そもそもこの内容で2時間あるのがおかしい
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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けらけら笑った。めちゃ面白い。

直前にwiki覗いたらSFラブコメ映画とか書かれてて、なるほどうる星やつらみたいなやつかなーって思っていざ観たら、全然違ったっちゃ。

エマ・ストーンすげえ。数年前(
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

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みたぞ!窓ぎわのコットちゃん!

トットちゃんは、落ち着きがない(と判断された)女の子が多様性を認めてくれる小学校に行くお話だったけど、コットちゃんは、周囲に馴染めない女の子が夏休みに親戚のお家に行く
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

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ジュリアン・ムーアが、観ていて痛々しい。息子と同じくらいの年の子の世話焼いて…。お前もうやめとけよおぉ!って叫びたくなるぞー。

息子君も面白い。「政治も金になるのな!」とかアホ発言したら、女の子から
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サイレントラブ(2024年製作の映画)

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イマイチ評価低めだけど…。中盤までは普通に名作風だし、なんか終盤はオモロ展開へ変貌する。やったー!まるで2本立てだ!

山田涼介も内田英治監督も別に大して興味ないけど、浜辺美波ちゃん×中島歩×久石さん
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違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

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今年の中島歩初め!
自分の一年は、中島歩とともに歩み始める。※昨年は「散歩時間」でしたね。

今回の中島歩さんは、いつも以上にダメ男だ!登場して開口一番、「ちがうよ〜」みたいな台詞放ってくれて、全然違
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街の中の地獄(1959年製作の映画)

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面白かった!

思えば女子刑務所モノって「女囚さそり」シリーズくらいしか観たことないなー。

本作の女囚たち、みんな生きているって感じがする。喜んだり、嫉妬したり。
自分よりよっぽど人間らしい生き方し
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悪魔のシスター デジタルリマスター版(1973年製作の映画)

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数年ぶりに観たけど全然覚えてなかったので、初見みたく楽しめた。

もう、相変わらずヒッチコックが好きで好きでしょうがない、でっぴー(自分はデ・パルマのことをこっそりそう呼んでる)の熱量がスクリーンから
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アヴァ(2017年製作の映画)

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レア・ミシウス、「パリ13区」でジャック・オーディアールとセリーヌ・シアマと一緒に脚本表記されてて、公開当時、これ誰や…?って思ったんだけど、その後観た「ファイブ・デビルズ」が面白かったのよね。

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流砂(1950年製作の映画)

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うわ、つらい…。

デートしようにもお金がないから、20ドル"借りた"だけなのに、それを補うためにどんどん犯罪の規模が大きくなってく…。

この主人公はたぶん頭は良くないんだけど、でもこんな状況下に陥
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十字砲火(1947年製作の映画)

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十字砲火!クロスファイアー!

ロバート・ヤング×ロバート・ミッチャム×ロバート・ライアンとかいう、トリプルロバートな映画。

冒頭、影での殺人シーンにテンションMAX!

ただ、その後はちょっとかっ
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群狼の街(1951年製作の映画)

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傑作。

ラングの「激怒」と同じ事件がモチーフって書いてあったけど、「激怒」は犯人と間違われた男の物語なのに対して、本作は生活を苦に犯罪に加担してしまった男の物語。全然違う事件じゃない…?って思ったら
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悪の力(1948年製作の映画)

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電話越しに聞こえる「カチッ」の音、闇に光る拳銃、ラストの岩場などなどにテンションあがるぞー!

恐喝の報酬(1950年製作の映画)

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これめちゃ面白いな!

シネマヴェーラのノワール特集のラインナップ見て、「恐怖の報酬」ってノワールなのか…?って思ったら、怖じゃなくて喝だった。

スクープ狙いのカメラマン!やらせの度合いがどんどんヒ
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野望の果て(1947年製作の映画)

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ノワールを期待して観に行っちゃうと、あんまり…って感じだった。

女が旦那(おっさん)に、「あなたと彼は違うの!私が彼の髪を引っ張ったら、彼は引っ張り返してくれるの!」みたいな台詞言うとこがあるんだけ
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アンダーワールド・ストーリー(1950年製作の映画)

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これはなかなか良い!

金だの地位だのにしか興味なかった主人公が、正義のために真実を追求するようになっていく展開には胸が熱くなる!

救急車乗れるチャンスだぜ!って終わるのも最高。

大いなる夜(1951年製作の映画)

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ジョセフ・ロージーのハリウッド最後の作品らしい。

このあたりのジョセフ・ロージーは、フツーにわかりやすく辛い映画を撮ってくれるのな。
明らかに心の底から悪い奴がいねえというのがまたね…。

でも主人
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ハリウッド・テン(1950年製作の映画)

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ジョン・ベリー、赤狩りの真っ最中にこんなの撮ってたのか。
記録は大事。

テンション(1949年製作の映画)

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このジョン・ベリー監督って、息子デニス・ベリーはアンナ・カリーナの最後の旦那さんなのよね。

傑作すぎてびっくり!めちゃ面白い。

テンション=緊張にも限度があるぜ…!とか言って輪ゴムが千切れるオープ
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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ゴールデンカムイってこういう作品だったんだ。

面白かったよ!物語と世界観にワクワクした。
ただ説明台詞多すぎ!笑 原作に沿っとるのだろうけど、いやわかるって!ってとこまで全部喋ってくれるので、シーン
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

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つまらなかった。
わりと見るに堪えんかった。

冒頭、不穏な雰囲気漂ってて、うわこれは面白くなるぞー!って思ってたら、オープニングで「総合プロデュース 清水崇」って文字出てきて別の不穏さを感じてしまっ
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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

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うおおおお!ユーゾー!
まさかウディ・アレンの映画で「加山雄三」の名前を聞くことになるとは!
※おすすめの映画聞かれて、「それはもう稲垣浩の『忠臣蔵』さ!加山雄三と三橋達也が出てるんだぜ!」って台詞が
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猿女(1964年製作の映画)

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これも面白かったなー。

多毛症の女性を見せ物(猿女)として売り出そうとするクソ男!
でもそれでいて、観続けていると何とも感動もしてしまう映画でもあった。

エンディングは、伊公開版・ディレクターズカ
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時は止まりぬ(1959年製作の映画)

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楽しい瞬間しかねえ。

雪山のダムの監視員2人。おっさんと、雪山にやって来たばっかの若者。年齢差のあるこの2人のやり取りが最高すぎる。そして、吹雪の夜に生まれる雪山の絆…!

てかね、途中作ってたあの
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アリバイ・ドット・コム 2 ウェディング・ミッション(2023年製作の映画)

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フィリップ・ラショーの新作!
一作目の「アリバイ・ドット・コム」って2017年の作品だったのか。

相変わらず面白い。今回は結婚式がテーマなので、「最高の花婿」みがある。まあ、最低な花婿なんだけど。
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シミュラント 反乱者たち(2023年製作の映画)

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舞台がカナダということで、雪積もってて寒いし、だいぶ過疎ってる。すごいコンパクトな、ミニマムブレードランナーって感じの映画。

アンドロイド狩りみたいなのしてる捜査官の男、なるほどこの人が本作のハリソ
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