Miさんの映画レビュー・感想・評価

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.6

なんかメタファーとか法則に支配されてる世界観とか過去作ぽくないなぁと思った。もっと玉虫色の世界を描いてくれるイメージがあった。

水がうまいって自然のためじゃないよね。現地住民だって自然のお仲間と思え
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

人の悪いところをみんなで持ち寄って最悪の呪いができるまでの話。
人類が主人公のノワールだった。

全編予告編みたいな編集で逆に平坦な印象だった。キリアンマーフィーの顔が良い。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.7

プチ整形した友人の見た目的な違いはわからなかったけど、それからメキメキモテ始めた事を思い出した。
映画的に誇張はされてるけど、絵空事ってほどじゃないと思った。

とても楽しめたけど、コスメの存在意義ま
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.5

シティハンター観たことないけど、何故かこの冴羽獠は物凄く忠実な気がしてくるね、鈴木亮平はスゲー

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.6

映像はかなり凝ってた。
宗教・出産ホラーのグロキモさが少し苦手だった。ちょっと村ホラーぽさもあった。

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.3

城定秀夫作品ってのもあり、エロめだという前評判は聞いていたが、思った以上にエロく、エロ以外に受け取れるものがなかった。

人と観なくてよかったと心底思いました。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.8

あのりらの二人が凄かった。タレント声優不要論は遠い昔。

リコリコとかの系譜のデフォルメされた友情とはまた別のシンプルに素敵だなって思える友情があってそこが良かった。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

獄中の化け物と手を組む系ストーリーの源流。若いころのジョディフォスターがマブい。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.5

きっと今この時の当事者にとっては背中を押す作品になりうると思う。
ただそうではない人間にとって何かを知った気になっていい作品かはわからないと思った。

Saltburn(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ラストはほぼほぼ人生を強姦しているようなもんですよ。もしかしたら無理心中かもだけど。

はちどり(2018年製作の映画)

3.5

よく知らないから安易に同情したくない。

無理解と理不尽で擦り減る主人公の「いつか人生が輝くでしょうか」という問いに、「大丈夫だ」と答える義務が全ての大人にある。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

-

現行の映画が出せる迫力の最大出力を3時間全身に受ける覚悟があるなら絶対観るべき。
ハッピーエンドの道標はいずこ。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

主人公の息子に向ける眼差しが優しすぎて胸が痛かった。

何かを判断するには論拠が足りないことが尽きない昨今ですが皆様は何を信じますでしょうか。
全ての人間が嘘をついていなくとも誤解は生まれうる上に、世
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正欲(2023年製作の映画)

3.7

あってはならない感情などないと僕も言いたいが、それ以外の全てが管理された社会でも作らない限りは実現できないだろうし、そんな世界なら貴方たちより先に僕が首を括ると思う。

僕が普通に生きて貴方たちが苦し
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恋は光(2022年製作の映画)

3.7

走り出しはアニメがかったセリフと顔の良すぎるキャストにこれ乗れるかなぁと不安になったが、西野七瀬の好演のおかげで北代ちゃんが推せるヒロインに成ったのがデカい。

本能的欲求を学習によって各々がかたちに
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パレード(2024年製作の映画)

3.6

キャストのギャラでビルが建ちそう。
藤井道人の高級感のある映像もあいまってとにかく観た目がいい。

はたして死んだら未練で留まったりするだろうか?案外、次はもっとがんばろう!って直ぐいなくなる気もする
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

被害者扱いという凄まじい暴力と悔恨に焼かれる広瀬すずっていう大黒柱のお陰で映画の魅力が担保されてた。

ところがMVPは横浜流星。正直顔がいい以外のイメージなかったけど、こんな最悪な男を演じれる最高な
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.4

CLIMAX in トーキョーみたいなノリと思ったら意外とテンションは低め。

3度寝した時の寝起きみたいな、半覚醒状態の時の思考に近いボヤけたイメージを感じた。時制と感情の境界線が崩れて何も意味がわ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.8

最悪な脚本でサイコーだぜ!
この作品だから許せる!ってゾーンに入れる作品ってたまにあるけど、こうなったら怖いものなしだな。

デッドプール(2016年製作の映画)

3.7

下ネタとジョークと銃と車とヒーローとかいうアメリカのいいところどり。

雪山の絆(2023年製作の映画)

3.8

初手の絶望感から五回ぐらい更に絶望させてくれる。たぶん僕は二回目あたりでいかに楽に死ぬかを考え始めると思う。
後半からは白が恐怖の権化になる。

信じられない実話。極限状態で尊厳を超えて生き抜けるのか
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.2

バレンタインってことで、赤い作品見ようと思ったら青だの緑も出てきた。

んー、作為のない作品なんてドキュメンタリー観れば良くね??偽物だから意味があるんでしょ。

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

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青春時代を振り返ることが映画のメイキングになるとか、反則級にロマンチックだった。あの頃あの人が好きだったとか笑って話してる様は、自分たちを見てるみたいだった。(ロンとハーマイオニーのキスシーンをダニエ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

-

久しぶりに見返したけどとんでもなく面白い。

正直言うと途中からカラーで観たくなってカラー版に戻しました。雨のシーンとかになったらもっと映えたのかも。

「お金」の存在が学生の時とはずいぶんと変わった
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

何もかも聴いたことも観たこともないものだった。ここ最近で一番劇場で観てよかった。

ベラが何を選んだかより、選ぶ前に自分で視て自分で決めたことが大事だったと思う。その結果、他人の理想に殉じるならそれも
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

ハッタリ効かすならおっきくネ!!!
元ネタとスピルバーグの相性がとにかく良かったのを感じる。
終生の友人はお金に換えられない。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.7

韓国の映画「アシュラ」が大好きでずっと「アシュラ」みないな映画を探して彷徨ってる。やっぱり日本のテイストはまた別だった。

菅原文太かっけぇね。地獄を歩く様が似合いすぎてる。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

はいはい〜〜ちゃんと伏線張っておいて綺麗に回収ね〜いつものね〜キャラも最高だよね〜知ってる〜僕の負けね〜。

野木亜紀子作品は毎回こう思っちゃうのなんでだろう。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.9

夢を叶えたそのもっと先まで描かれていて良かった。一瞬一瞬に生きた意味が宿りうるから、明日も生きようぜ。
伝えたい事がちゃんとあって作られたことが伝わってきた。ピクサーにはこういう作品を期待してる。
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

男は女がいれば人生は変わったと思えたけど、女は街を出ないと人生が変わったと思えなかったみたいな話か。

最近、退廃的な雰囲気に気持ちよく浸れた事があまりないのは、生活にとっては良いことだと捉えよう。

お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

3.7

いつか観ればいいと思ってるうちに大好きな俳優が引退してしまった。
哀しい。いつも仏頂面のイメージはあったし、その顔に惚れ込んでファンだったけど、いつか彼女の満面の笑みで終わる作品を銀幕で観れればいいな
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.2

今年は香港行きたいなぁと思うこの頃、香港の名作に手をつけてみたがコレは、、、

良さがまるでわからんかった。音楽とか映像の方で評価されてるぽいけど、そっちもよくわからん。
このヒロインは魅力的なのか?
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.5

沖田修一ッッッ!👊
って感じ。

夏は遠くに行きたいよね。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

略してバチクソだとかチンカスだとか良いようにネットで遊ばれた結果、広告に大成功した映画ってイメージ。

悪くはなかったけど、もっと拳に霊気を溜めて悪魔を殴り飛ばすみたいなアホエクソシストを求めていた自
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