長く感じます。江戸の長岡藩邸の宝物を売っぱらったお金で下落した米買いまくって北海道で売り捌いた大金でフランスから武器買いまくって新政府軍と戦うんですが、その過程がまったく描かれてなくて肩透かしです。商>>続きを読む
『多十郎純愛記』のメイキングドキュメンタリーです。巨匠というと少し印象と違ってしまいますが、長きにわたって最高の映画を撮りまくった中島貞夫を追いかけます。個人的には昔話をもっと聞きたかったですね。当時>>続きを読む
前半は前回のダイジェスト、後半はその後を描いています。もうダメですね。90過ぎたじいさんが片道一時間かけて、妻のお見舞いに行くだけで泣けてしもてたまらんでした。
前半の日常に侵食してくる心理戦から、後半の女性同士の肉弾戦まで、見どころ多いですね。復讐劇というか逆恨み劇です。
メイクを勉強したい妻、家にいて欲しい夫を映したドキュメンタリーです。そこに夫をかばうその母親や、友人などが相談相手として出てきます。会話がすごくおもろいですね。何というか忖度なし、言いたいことを言う感>>続きを読む
チリで起きた軍警察による虐殺を追ったドキュメンタリーです。インタビュー映像も、当時の映像もなく、ただチリの自然と街が描かれるなかで、声だけが当時を証言します。この土地がそうさせたかのような、あるいはこ>>続きを読む
ある農場を追ったドキュメンタリーです。ゼロから農場を作るというより、そらそうなんですが、生態系を作ってます。自然のままに、それぞれの自然の役割に任せて農業や畜産業を運営しています。生態系の様子をテンポ>>続きを読む
異種との友情ってわりとだめなほうなんですが、これは別ですね。お兄さん実はええやつでよかったです。コスプレもいい。
予感は画面のそこかしこにあったんですが、
ラストの悲劇はほんと唐突すぎて驚きました。あんなにいい父親なのにね。おかん、なんでやねんって話ですよ。
ほんとうに素晴らしい映画でした。親の死を看取るということと、これまでの家族の解体を静かに描きます。ショットの素晴らしさ、光の美しさ、グアバのうまそうな感じ、もう一度見たいですね。
こんなん泣くに決まっております。このアニメ映画を作ったのが原作者であることに驚きです。アニメの凄み、ストーリーの素晴らしさ、キャラクターの良さが最高でしたね。
後半のどんぱちはいまの日本映画ではぜったい見られないでしょうね。ド派手な演出を支える当時の最新兵器には笑っちゃいましたね。なんの話か途中からどうでもよくなります。
映画における音楽の効用がよくわかります。オーケストラを残すのは映画音楽だということに驚きましたが、そういうことなんでしょうね。ドキュメンタリーなんかは音楽がないほうが好みですが、確かに音楽でぶち上がる>>続きを読む
ネットとヒトラーの親和性のよさに、妙に納得してしまいます。劇映画ですがところどころドキュメンタリーな箇所もあり、こわくもなりましたね。どこまで織り込み済みなんでしょうか。
『舊劇 渋川伴五郎 霧島山蜘蛛退治の場』。弁士付きで観ました。共和国から本も出している片岡一郎氏でした。土蜘蛛との対決シーンが見どころとあっておもしろくありましたが、ラスト近くのロケシーンも迫力があっ>>続きを読む
画面はとてもきれいで湿地の風景になんとなくネガティブなイメージがあったんですが、それがなくなりました。出てくる男は全員クソでした。花火の日に待ってたのにこなかったクソ野郎が、地味にいちばんしんどいなと>>続きを読む
最初の階段のシーンはすごいですね。アニメならではの映像体験ではないでしょうか。娘と見ましたが、結構楽しんでいて成長を感じましたね。
耳が聞こえない主人公がボクシングに打ち込んでいます。その練習音の響きが印象的でした。耳が聞こえないということは話もできないので、自ずとセリフが少なくなり、映像の強度が増すような気がしました。
エロティックな雰囲気に引っ張られますが、まじで最後まで誰が犯人かわからないスリリングな王道サスペンスでした。
かなり胸くそ悪いですね。子どもたちが無人島に流れついて、そこで凶暴化というか野生化して野蛮になっていくさまは見てられないです。人間の本質ついてるのかもしれませんし、子どもの残虐性を指摘してるんでしょう>>続きを読む
まじこのおっさんしばきたくなるくらい家父長を煮詰めて抽出したようなやつでして、娘たちの反抗は痛快なのですが、それをコミカルに皮肉たっぷりに演じてみせる俳優がすばらしいですね。まんまとむかつきました。
知っているようでちゃんと話の筋を知らなかったので普通におもしろかったです。ブニュエルらしく、宗教に対する冷静な視点や、哲学的な問答が響く作品だったように思います。
傑作でした。好きな人の笑顔をどうしてもみたいんですね。ボクシングシーンはコントのようでして、ベタながらおもしろいし、動きが計算されててリズミカルで楽しかったです。
ソマリアの内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮が脱出を試みようと協力をします。ラストはやはり切ないですね。国をとるのか人命をとるのかを迫られなければならないなんて、そもそもおかしな話なんですよ。ラスト大使館>>続きを読む
ルパンがクラリスの部屋に入ってから花と旗を出すまでのシーンは何度観ても最高です。演出がどれも最高でして、アニメでしか表現できない映像に興奮と感動ですよ。娘と終始楽しく、ときに状況を説明しながら観ていま>>続きを読む
恐ろしくてずっと釘付けでした。これ実際起きたんじゃないか、あるいは起きるんじゃないかというほどリアリティがありました。よく考えればありえないんですが、まぁ世の中ありえないことばかり起きますからね。全く>>続きを読む
満たされない毎日のせいで浮ついた気持ちが出てきてしまい、結局は大切な人が自分から離れていきます。パリと郊外を行き来し、本命と別のボーイフレンドのあいだを行き来する姿にややイラつきましたね。共感もできて>>続きを読む
ソマリア海域で船が乗っ取られます。船長役のトム・ハンクスの演技がすごくて途中からドキュメンタリーをみているような感覚でした。