のんじさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

のんじ

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ベトナムの風に吹かれて(2015年製作の映画)

3.5

 年老いた痴呆の母を新潟から連れ出して異国の地であるベトナムで一緒に暮らす物語ではあるが、実話とはいえやはりいろいろと心傷む。ベトナムの風景は戦前の日本のようにも映るが、ベトナムに戦争という悲惨な事実>>続きを読む

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.7

 毎回楽しみの一つである。
アニメ映画はさほど観ないのではあるが、このコナンシリーズは観ている。「真実は一つ」と言うフレーズの一部がいい。
 この映画は警察学校の同期だった者たちの犯罪に対する考えや対
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

 ハリー・ポッターファンには見逃せない観たい映画である。
 動物にも魔法動物がいてそれを愛するニュートが主人公ではあるが、今回の映画は魔法使いの仲間となんと人間まで加わってのチームとして史上最悪な魔法
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(2020年製作の映画)

3.8

人の出会いと別れとは一生のうちどのくらいあるだろう?
 蓮と葵は出会いと別れてからそれぞれの人生を歩んでいたが、偶然出会うべくして出会うのは意味があるのだろう。過去の嫌な出来事をいつまでも抱えこむより
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.5

記憶を失った主人公とでもいう一人の男が新しい自分探しを始めるものがたりのようだが、過去の嫌な出来事は自分の記憶から消したいと思う人間は多いのではないか、しかしそんな都合の良いことは起こらない。
 カセ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

 嘘と正義とは?
過去の出来事に対する復讐心では前に進むことはできない。本当の真実とは、権力者の腐敗した言動から実に哀しい気持ちになる。
人間としての心はどこにあるのか。
闇から現れるかのような黒衣装
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355(2022年製作の映画)

3.3

人や組織を信じるか信じないかスパイは大変ですね。女性は強いなそして美人でありながら凄いアクションシーンは観ていて楽しめました。女性の友情はありなのかな。

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.6

 事故で車いすでの生活をしなければならくなった男とその介護をすることになった男の友情を描いたドキュメンタリー映画である。
障害者と健常者との心の繋がりを感じ、何事も物事を偏見の眼で見てはいないだろうか
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白鳥物語(1957年製作の映画)

3.0

源一じいさんと孫の新吉との白鳥に対する変わらない愛情を持って、再び白鳥の飛来地へとなるまでのドキメンタリーである。時代背景から昭和の風景と当時の生活感が垣間見られて良かった。
最後に白鳥の群れに餌をや
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.8

 毎回演出が楽しく面白い。
 騙したと思い騙されている。本当に何を信用すればよいのか。騙すことは全て疑うことからはじまるなんて気持ちが定まらない。
 私は他人を騙すことは自分を騙すことにもなり、なかな
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.5

 正体がバレたスパイダーマンの心境と周りの者との関わりが良かった。
ヒーローとは何か?信ずることなのかと思えた映画であった。

ぶどうのなみだ(2014年製作の映画)

3.3

 アンモナイトの発見から察すれば、人間の一生における短さはあるが、しかしそれぞれの時代を生き抜いた証として次代に引き継がれて来たものがあるからこそ今が存在している。
 この映画は明るく楽しくはないかも
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.3

 仮想世界があり、自分の世界観が違うとしたら、人生とはなんなのかと思い知る映画であった。
 自分の意志で人生を完結したいという気持ちが強くなった。自由でありたい。

ボクは坊さん。(2015年製作の映画)

3.4

坊さんの生態が分かりやすく描かれており、人間味を感じた。
お寺の住職として檀家さんとの話し合いの場面では大変なんだと思った。イッセイ尾形さんの演技力に感心した。哀しみばかりでなく笑いもありエッセイとし
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しあわせのパン(2011年製作の映画)

4.0

北海道の大自然での撮影であり、人間の悩みや孤独感をこの自然が包み込んでくれているようだった。自然の四季の移り変わりと風景がじつに良かった。
 月とマーニの絵本の話が映画にでてくるがとても重要な意味を持
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エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

3.3

古代エジプト神話をモーゼの不信仰と神との対話は観ていて面白い。
 最後の場面で、モーゼの乗ってる馬車の横を歩きながら途中から神はモーゼと別れる。これは新たな旅の始まりなのかとおもった。
 紀元前の昔か
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総理の夫(2021年製作の映画)

3.4

 女性の内閣総理大臣としての激務や国会内の派閥闘争などの期待は当然ながらタイトルからして少なかった気がするが、総理の夫としての心の葛藤などがもっとあっても良かったかな。
 これからの世の中では、男女関
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.7

 刑事として人を疑う立場とホテルのコンシェルジュとして仕事上の立場の違いはあれど、仮面をつけた人の集まりから犯人を含めて表情を読み取れない状況での緊張感がある。
 推理小説はあまり読まない私であるが、
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キネマの神様(2021年製作の映画)

4.1

 この映画を楽しみにしていた。
 山田洋次監督作品ならではの家族愛が表現されてさすがだなと思わせる。
 誰でも歳はとるが、若い時は一つくらいは夢や夢中になったものがあるだろう。私も実現はしなかったがあ
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唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)

3.6

 探偵ものの映画楽しく観ました。私個人としては、探偵ものというと、部類は違うがあの人気アニメ「名探偵○○○」である。
 しかし密室で行われた殺人事件の犯人を解き明かしていくこの物語は中国からの探偵2名
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.7

 アクションシーンが多いので、見応えはあります。
 アベンジャーズにすべてはつながる物語である。偽りの家族として生活してスパイ組織活動する。
 オンナは強いと思う、男女差はないとはいえ、ブラックウィド
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いとみち(2020年製作の映画)

3.6

 青森県での撮影であり、自然と地方での人間味を感じた。
 何もできないと思い他人と比較してしまいがちな現代において、ほのぼのとした気持ちで鑑賞できた。作品の感想ではないが、青森の風土に触れてみたくなっ
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.5

 岡田さんのアクションシーンが最高に凄い。また、二枚目でありながらこのボケや猫舌のところの 演技も良かった。
 他人を守るとは時には大きな危険や犠牲を伴うこともあり、この映画の最後のシーンより、私は明
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.8

 歴史的背景がよくわかった。
人斬り抜刀斎といわれる緋村剣心の殺伐とした心が、この幕末期である時代としての殺陣場面が多い。
 今回の映画で今までの全てのストーリーが完結したように思う。
 時代変革は世
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いのちの停車場(2021年製作の映画)

4.0

 人は生まれてくるときは大部分は周りから喜ばれるが、亡くなるときは哀しみに包まれる。
 それぞれに生き方は違ってもいずれはこの世を去る。愛別離苦という仏教用語がありますが、出会いと別れはセットのように
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.8

 人間はこの世に生まれて日々を過ごすうちに思い出は過去の記憶として残るものであろう。しかし今を精一杯生きることが必要な気がしてならない。友や親などを亡くしたとしても自分の人生がそこで終わるわけではない>>続きを読む

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.8

 最高時速1000Kmを誇る真空超電導リニアでコナンの活躍が見られる。名探偵として姿は小学生だが、頭腦は最高の推理をし事件を解決してゆく、高校生探偵のコナンはいつも凄いな。アニメ映画で毎回観てしまう一>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.3

 佐藤健さんの殺陣や周りのキャストさんとの殺陣は観ていて凄さを感じ、かなり見応えありです。 
 明治維新は士農工商の時代における武士から近代国家へと日本人の心には大きな転換期だったのであろう。
 緋村
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

 出版業界の一端を見たようで現在の雑誌の販売部数は下降傾向である。活字離れにおける書店の経営縮小などいろいろな問題点が見えて来る。
 WEBでの閲覧や紙ベースでの売り上げ減少に、悪戦苦闘していることが
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ワン・モア・ライフ!(2019年製作の映画)

3.5

 ストーリーは単純で軽いコメディとして観れました。
 イタリア映画らしい脚本であり、主人公の中年男パオロは恋も仕事も気ままに自由奔放で過ごしていたが、事故によりあの世の世界へ…。
 明るく笑い満載のパ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

「素晴らしき世界」とは何だろうと思い映画を観て、重い感情を抱いた。
生きることは苦痛の連続のように感じるが、しかし人間はこの世に生かされているともいう。
日常生活において見て見ぬふりをする現在はものご
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天外者(2020年製作の映画)

4.1

天外者とは何だ?。世の中の人からは嫌われ者であり、自分の夢や国のために突き進んだ男であった
常に何年か先を考える、この幕末から明治への時代転換期には必要な人であったようだ。
今の政治家の方にもこの映画
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

三国志の笑劇ストーリー感があり、コロナ禍において笑いの時間を過ごした。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

人間としての生き方を物語っているようである。
人生は一度きりであり、悔いを残さず全力で頑張れとまた、気持ちの弱い動物であるからこそ、動揺し誘惑に迷い込んでしまう。鬼は自分自身のこころにあり、己で対応す
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

写真とは何だろう?
私も卒業写真や何かの記念日に家族写真を撮ったり撮られたりして残ってる。
写真はただ思い出としてだけではなく、そこに生存していた証でもあり、写真を見ることは過去への
タイムスリップで
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

過去から未来へ、未来から過去へ時間をかけ巡る、サスペンス映画である。
本当にこの様なことが起こったら、私達の今いる世界は何だろうと思わせる。時空のズレから生じる歴史の変遷が心配になった。
今を生きてる
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