のんchanさんの映画レビュー・感想・評価

のんchan

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スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

3.8

セドリック・クラピッシュ監督の「青春3部作」の1本目。
実はむか〜し観始めたけど、なんかつまらなくて途中で止めてしまった気がする。後半からラストがグンと良くなる作品でした。


フランス人のグザヴィエ
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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

3.9

鬼が笑うけど来年はタイ🇹🇭に行く予定もあるしと選んだこちらは、邦題通りすれ違いのラブストーリー✨

体育教師を目指し、やる気と体力はあるけど実力不足のソーンは、校長から山奥の湖上小学校へ臨時教師として
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私のように美しい娘(1972年製作の映画)

3.8

あまりトリュフォーらしくないような軽快ドタバタコメディ。

まさにベルナデット・ラフォン劇場でした。
トリュフォーの本格的短編デビュー作『あこがれ』のヒロインから14年後、撮影時33歳でしょうか?
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クロッカーズ(1995年製作の映画)

3.7

スパイク・リー監督×マーティン・スコセッシ製作。
麻薬社会の実情とそこで生きる黒人たちの現状を描いた問題作。

オープニングだけでスパイク・リーと解る色合い、スピード感。
黒人たち犠牲者を丸々映し出し
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イアゴとトリスタン(2022年製作の映画)

3.8

同居を解消することにしたトリスタンがスーツケースに物を詰めている。
すると戻らないはずのイアゴが突然現れる。

もどかしげな会話をしていると、電話が鳴り、共通の友人がイアゴの事故を告げてくる...?
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ブランカニエベス(2013年製作の映画)

4.1

スペインと言えば闘牛🐂とフラメンコ💃と相場が決まっていますが、こちららの原題『Blancanieves』は『白雪姫』という意味です。

映画学の学術博士号を持ち世界の有名大学で教壇に立っていたパブロ・
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デッドゾーン(1983年製作の映画)

3.7

クローネンバーグ監督作品鑑賞7本目。
タイトルとジャケ写から勘違いしてホラーのつもりで観たけど全然違うじゃん、フィルマのジャンルはほんっと適当だな〜。
原作がスティーヴン・キングだった、観終わって知っ
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U・ボート ディレクターズカット(1981年製作の映画)

4.2

名作と知ってはいたけど初鑑賞。
CGのない時代、特殊撮影はあれどその映像技術はお見事で全てにおいて観たことないレベル。
これは潜水艦物でTopの傑作でしょうね。


1941年、ナチス占領下にあるフラ
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デーヴ(1993年製作の映画)

4.1

今まで全く知らなかったけど、これは素晴らしい👏安定のベストコメディ✨

大統領にそっくりの一般市民のデーヴはあまりにも似ていてイベントに呼ばれ形態模写をしていた際、政府のシークレットサービスに目を付け
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ロストボーイ(1987年製作の映画)

3.8

'80年代作品マイブームで、ジョエル・シュマッカー監督から選んだ1本。
フィルマのジャンルはアクションとなってて『アウトサイダー』系?と思いきや...
何これ〜、青春ホラーコメディ⁉️
ヴァンパイア🧛
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夜霧の恋⼈たち 4Kデジタルリマスター版(1968年製作の映画)

4.2

『アントワーヌ・ドワネルの冒険』シリーズ3作目❗️
これは軽快なコメディでとっても面白かった😂


アントワーヌが前作で失恋し、そのショックで陸軍へ入隊したのに、なんと素行不良で除隊になるところから始
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アントワーヌとコレット「⼆⼗歳の恋」より 4Kデジタルリマスター版(1962年製作の映画)

4.0

久しぶりのトリュフォー💕鑑賞20本目!
U-NEXTで特集始まってるのね。
今まで観れなかった作品も入ってて嬉しい悲鳴😄

これは短編だったのか?
・パリ(フランソワ・トリュフォー)
・ローマ(レンツ
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素晴らしき眺め/奇跡の眺め(2022年製作の映画)

3.8

『薬の神じゃない!』のウェン・ムーイエ監督の長編2作目。
主演は『少年の君』のジャクソン・イー(イー・ヤンチェンシー:正統派イケメンアイドル)って、気になるではないですか?

前作は生活のために未認可
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異人たち(2023年製作の映画)

3.8

アンドリュー・ヘイ監督作品鑑賞4本目、一応全作制覇。
過去作品、特にクィア作品の『WEEKEND』が堪らなく好みだったので期待して初日に臨みました(しかし、言い訳をラストに記します)

山田太一の小説
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セント・エルモス・ファイアー(1985年製作の映画)

4.0

日本は今昭和歌謡ブームよね⁉️
なんか最近"80年代のアメリカ作品がマイブームかも😁

実はこれ初鑑賞。若い頃には出会わず、ずっと気になりつつも自分の旬じゃなかったんだけど、今の自分にドンピシャだった
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.9

配信がまもなく終了となるため慌てて鑑賞。

2013.4.15に起きた『ボストンマラソン爆弾テロ事件』の映画化。
ピーター・バーグ監督が相性の良いマーク・ウォールバーグを主人公に配して、事件発生から解
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ザ・ヒューマンズ(2021年製作の映画)

4.0

リチャード・ジェンキンスの名前を見つけ、かなり好みの匂いがしたまま情報を入れず観たA24作品。勘が当たり好みでした。

劇作家スティーブン・カラニがトニー賞を受賞したブロードウェイの戯曲を映画化した映
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

久しぶりの邦画はコメディで😆
観る気はなかったものの、あまりに人気だし、カラオケ🎤好きなので💫
そして、大好き加藤雅也💕が出てるらしくそれならばとチェックした次第😁
しかし、Filmarks事務局に言
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

4.1

しばらく青春映画が続いていたので、思いっきりのディザスター作品が観たくなりました。

大好きなジョン・マルコヴィッチ様とケイト・ハドソンが出演しているのに今まで全然知らないままだった。

世界最大級の
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

4.0

キラキラ煌めくジャケ写と邦題からすると、よくありそうなBLなんだろな?と決め付け気味だったけど違った。

これはイタリア・シチリア島で1980年に起きた悲劇の実話『ジャッレ事件』(未解決)が基になって
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

4.1

エル・ファニング大好き💕
美貌だけじゃなく、子役から培った演技力も年齢と共に自然に成長しながら上手く作品と向き合ってる感じ。今作は製作もしている。
過去鑑賞12作品、全て完璧な演技。贔屓目なしで素晴ら
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

3.9

高校生ゲイの爽やか青春日記❗️

サイモンは明るい両親と妹の仲良し4人家族。
17歳の誕生日に父親から中古車のプレゼント🚗
毎朝、近所の友人3人を拾って登校するのが日課。

実は13歳からゲイの自覚が
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ダイナー(1982年製作の映画)

3.7

バリー・レヴィンソン監督のデビュー作。
愛して止まないボルチモアの故郷を舞台に、監督のプライベートな体験を基に脚本もしている。

うだつの上がらない5人の男たちの友情と、どうってことのない日常を描いて
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.6

ウォルター・ヒル監督作品は初鑑賞。
一部から?80年代の名作と言われているようなので気になっていてようやく。

あら?なんか、どうした?
音楽は良いのだけど、シナリオがあまりにも古臭く感じて...
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フィール・ザ・ビート(2020年製作の映画)

3.9

久々にダンス映画💫
ソフィア・カーソンって初めて観ましたが、本格的にダンスが踊れる女優で歌手なんですね、コロンビア系美女でスタイル抜群✨


ブロードウェイで主役ダンサーとして舞台に立つことを夢見るエ
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ホームドラマ(1998年製作の映画)

4.0

オゾンの新作にオリジナリティを感じられずに凹んだけど、この長編デビュー作はまさにオゾンらしさ満載で楽しかった〜😆最高🙌

原題は『SITCOM』で、アメリカで言うと『奥様は魔女』のようなシチュエーショ
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長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

3.6

『罪の手ざわり』1本で大好きになったジャ・ジャンクー監督を観続けて6本目。
最後の楽しみのようにしておいたのだけど...ん〜若干期待外れでした。

監督がインタビューで語った言葉を借ります。
「画家の
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⼈⽣って、素晴らしい/Viva La Vida(2024年製作の映画)

4.7

今年劇場鑑賞した中で最高❗️
も〜う素晴らしい、大・感・動😭

難病ものだけどお涙頂戴とは全然違う。
スラップスティックを取り入れ、最初は違和感が強いものの、次第に好転するセンスが光ってる。
生きるこ
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.8

なるほどアンドレア・ライズボローの演技は加点するしかない。

こんな理想的な感動話ある?ってなると冷めますが...
遅かりし女性の再生ストーリー。
ちょっと出来過ぎなラストシーンだけど感動してしまう。
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.9

アマンダは7歳。シングルマザーの母親から『エルヴィスは建物を出た』という慣用句の表現を聞き、『もう、おしまい』という意味を覚えたばかり。
そんな矢先、母親が無差別テロ事件に遭遇し亡くなってしまう。
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疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)

3.8

お気に入りのスティーヴン・フリアーズ監督作品鑑賞15本目。
前から気になっていたものの、タイトルからして察しが付くので敬遠してました。でも実話は知っておきたい精神なので、驚きの内容だったけど観て良かっ
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私がやりました(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

フランソワ・オゾン監督作品鑑賞16本目。

過去作品一軽〜いミステリー風味のあるコメディ。
1937年の戯曲『真実の告白』を基にしているそうで、ハリウッド黄金期(途中、モノクロのトーキーの挿し込みあり
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画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)

4.0

むか〜し観てたけどレビュー残すため再鑑賞。
当時は味のあるフランス俳優ダニエル・オートゥイユとジャン=ピエール・ダルッサンをそんなに知らない時で、まだ老境の話に興味の湧かない時だったのもあり、そこそこ
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羊飼いと風船(2019年製作の映画)

3.8

アッバス・キアロスタミ、ウォン・カーウァイも絶賛したチベット映画の先駆者ペマ・ツェテン監督作品。
あまりにも素朴で日本人は心洗われるの間違いなし。

大草原で牧畜をしながら暮らす、祖父、若夫婦、息子3
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パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

4.0

踊りにも精通しているセドリック・クラピッシュ監督。
今作の中でもダンスが良いところで絡みます。

大好きな『ブエノスアイレス恋愛事情』に激似。観てる人はピンとくるハズ。
相性バッチリなのにすれ違ったま
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セザンヌと過ごした時間(2016年製作の映画)

3.8

画家ポール・セザンヌと小説家エミール・ゾラの40年に渡った友情を描いた伝記映画。

セザンヌは父親が銀行家の裕福な家庭、ゾラは貧しい移民の家庭で育った。
中学で2学年下のゾラがイジメられていたのを助け
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