む、難しい…正直なんもわからん……
限定された空間と人物、一直線に進む(だよね?)時間軸、鬱蒼とした植物に囲まれたが舞台設定などの箱庭感が妙に心地よくて、なんだか植物園の温室にいるような気分になりま>>続きを読む
話が進んでるんだか進んでないんだかよくわかんないストーリーライン、唐突な緊張感ある場面とアッサリした解決、脇役の贅沢な俳優陣、ポップス音楽の使い方など、いろんな面でどことなく『ワンス・アポン・ア・タイ>>続きを読む
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クライマックスのその後こそが印象的かつ重要。
自分の生活に戻り、松葉杖は外れたけどまだ治りかけの脚を引きずって歩く主人公のアクションが、何気ないけど最も胸を打たれた。
“線香花火大会”の場面は本作中も>>続きを読む
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正直観終わったあと、「なんだかよくわからない…」という感想を持った。しかし、映画内で語られていること自体は難解どころかすごくシンプルでわかりやすく、何が起こっているのか分からないところは一つもない。で>>続きを読む
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文字通り骨身に沁みる、“痛い”暴力映画だった。
この作品が提示するディストピアへの憎悪はかなり共感できる。脛に傷持つ人やアンダーグラウンドでしか生きられない人への不寛容、社会的弱者の排除、綺麗ごとを>>続きを読む
とても短くて、小さくて、かわいらしい映画。神話のように眩しくもあるし、観る人によってはこの映画の存在自体が一種のセラピーのようになるだろうと思った。
衣装による二人の少女の識別が、単にわかりやすいとい>>続きを読む
最初の公開時期が終わった後で評判を聞き、原作小説を読んで大好きになったので見たかったな〜と思っていたところ、別の劇場で遅れて公開されたので喜んで観に行った。
原作の時点でたまに思い出して涙ぐんでしま>>続きを読む
タランティーノ作品が好きなので、サンプリング要素の薄い(オリジナリティがある) 『キル・ビルvol.1』といった印象で楽しめた。『ヘイトフル・エイト』や『ジャッキー・ブラウン』も思い出した。
テンポの>>続きを読む
全編通して複雑に入り組んだ人間関係が提示されるのだが、それを容易に読み取ることができるのがすごい。頭の中で人物相関図を描きながら観ていたが、そこに次々と新しい矢印が発生していくのがスリリングで、安易な>>続きを読む
別の映画を観るつもりだったけど、今日だけの上映ということを知り急遽観ることに。お客さんはかなり多くて、客席の混み具合でいうと今年見た中で一番かもしれない。
まず、登場する音楽や店内でのライブ映像が>>続きを読む
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見る人の価値観や考え方によって、感想が分かれるタイプの映画だと思う。
劇中、顔に先天性のアザを持つ主人公と“同じように”顔に傷をつくる女性が二人登場する。彼女たちと主人公の対話の場面が特にスリリング>>続きを読む
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幸福とも不穏とも言い切れない、「そういう風に生きてる人」をただ見せてくるような作劇と演技が凄い映画だった。
ミー坊の存在が無条件で肯定されてるようにも見えるけど、はっきり迷惑を被っていたり疎ましく思>>続きを読む