ままやんさんの映画レビュー・感想・評価

ままやん

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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

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萩上直子監督作。 好きだ。ゆるい空気で進んでいくストーリー、個性的なキャスト、それらを彩る音楽🎵。 松山ケンイチ、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆。この4人の化学反応はなかなかの見応えでした。 コメデ>>続きを読む

失楽園(1997年製作の映画)

3.0

破滅へと向かう2人の不倫映画。 この当時まだ携帯電話はそこまで普及してなかったらしい。劇中のやりとりでそれが分かるのだが。 職業柄、自由に時間を使える男と、なかなかそーはいかない女のもどかしさや、とは>>続きを読む

鬼畜(1978年製作の映画)

3.8

鬼畜の所業とゆー言葉。 がピッタリなこの映画。 小さい頃は普通に地上波で放送してました。 これを見た母が涙してるのを見てその当時の自分には何故か分かりませんでしたが、大人になって改めて見ると、泣ける映>>続きを読む

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.3

城定秀夫監督。 いろいろ撮ってるな。ピンク映画も数多く撮ってる監督だけあって、濡れ場が多いな、この人の作品は。 訳あって同居を始めた男女の話。 隣の住人がもっとからんでくるのかと思えばそーでもなく。 >>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

5.0

最高。 原作がもともと大好きだったこともあり、映画化されると知ってホントに嬉しかった作品。 ただ一つ不安だったのは綾野剛。彼に成田狂児が務まるのか? 想像以上でした。綾野剛、好きになりました。 Xジャ>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

4.2

面白い。設定が。 さとうほなみの婚約者を演じた俳優の演技がひじょーに良かった。素の演技とゆーか。 河合優実ちゃん、これからどんどん見かける機会が増えるだろうな。応援してます。 

春画先生(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

春画。がテーマのこの映画。ここまでハッキリ映画の中で性器が映ってるとは。まあ絵ですが😅。 劇中2回地震が起きます。がこれは多分、主人公の心情を表したモノと勝手に解釈しました。説明もないし、多分そーなの>>続きを読む

花腐し(2023年製作の映画)

4.0

2人の男と、1人の女の話。厳密にゆーと2人の男が過去の話しをするだけ。 現代パートをモノクロで、過去の話しをする時はカラーで表現されているため時系列が分かりやすく、彼らの心の変化も画面のカラーから分か>>続きを読む

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.0

コカインの密輸に失敗し、森にばら撒かれたコカインをたまたま食べてしまった熊が凶暴化してしまう。とゆー話。 無理矢理グロさを出してきてる感はエグいが、おバカ映画だと割り切って見れば面白いかも。 実話の部>>続きを読む

ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

初めて見た時よりは面白く感じることが出来たけど、設定の無理矢理感は感じましたね😅。 4人の少年たちがダディッツからもらった能力があまり生かされてない様な。ここをもっと詳しく描いて欲しかったな。 モーガ>>続きを読む

ウホッホ探険隊(1986年製作の映画)

3.5

家族の話。 ただ、説明は少ない。父親、田中邦衛の職業、母親、十朱幸代の夫を愛する気持ち、2人の息子達、特に長男の言動が。
脚本は森田芳光、家族ゲームも2人兄弟だったがこちらも同じ。 今作の兄弟はまだ素
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

今までのDC映画とは一線を画す作品。目に見えない物、時間とか大気とか。それらの表現方法がすごいなと。 マルチバースの世界観はマーベルでもやってるのでそれほど珍しくはないがもう1人の自分と共に敵と戦う設>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.7

妻夫木聡と、安藤サクラ。 全体的に暗かった。他人の名前(戸籍)を使って別人としての人生を送る。リセットした様に見えるがそれはそれで後の人生でいろんな障害や苦労が出てくるのでは?とか。考えた事なかったけ>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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何故見ようと思ったのか。ミッドサマーで懲りたハズなのに😅。 アリ.アスター監督。こんなに映画を見終わって嫌な気持ちにさせる監督もなかなかいないと思う。まず、劇中時折流れるベース音とも心拍音ともとれる音>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

めがねは日本のどこか南国の島のお話だったのに対し、今作は遠く異国のフィンランドが舞台。 ある食堂を経営する日本人のもとに訳アリな日本人、フィンランド人が集まってくる。  キャストが素敵✨。 のんびりと>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

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アメリカ🇺🇸。すごい国だ。 毎日ニュースでは時期大統領が誰に決まるのか取り上げ、一つのエンターテイメントにしている。さすがだ。 スポーツ、野球にしてもそーだ。これまで日本人はアメリカ人に劣ると考えられ>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.2

S.スピルバーグ監督作。 ジョーズやETといったバリバリのエンタメ作品ばかりが有名ですが、時にこういった社会派なテーマの作品で世間を驚かす。 本当に才能ある人なんだなと改めて感動しました。 アメリカの>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

面白すぎる! 実写では絶対に実現できない動きや、描写。 味わった事のない映像体験。 もさることながら、ストーリー、音楽も文句なし。 続編が待ち遠しい! 

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.8

ジェームスキャメロン監督が作ったエイリアン。前作から続いた内容。 ジェームスキャメロン監督はこだわりが強い監督らしい、確かにタイタニックや、アバターも監督独特のこだわり所が随所に見られるのだが、今作も>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

5.0

戦争映画。とゆーか、終戦後にソ連に収容された人たちのお話。 理不尽な理由で極寒の見知らぬ土地で、奴隷の様な扱いを受けながら、いつか日本に帰る望みを捨てなかった主人公、また同じ境遇で最後まで諦めなかった>>続きを読む

エイリアン3(1992年製作の映画)

4.7

デヴィッドフィンチャー監督が作ったエイリアン。 舞台は宇宙にある刑務所。 エイリアンの動きがちょっとぎこちないのはCG技術がそこまで発達してなかったからなのか😅。 やはり、初期のよーなリアルな怖さは薄>>続きを読む

ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間(2018年製作の映画)

4.8

さまざまな境遇でピンチにさらされた者たちのお話。 スタジオポノック。ジブリの2番手とゆーイメージだったのが、一転、ジブリ負けたかも。と思わせるクオリティ✨。短編のオムニバスとゆー限られた時間で、三つの>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

阿部サダヲ、良い役者だ。主に三枚目な役が多いかな。ただ、コメディじゃない作品の時の阿部サダヲは一味違う。 今作では、24人の少年少女を拉致し、残忍な方法でいたぶり殺害する、凶悪な殺人鬼を演じている。 >>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.6

ハンニバルレクターを逮捕した男の話。羊たちの沈黙の前日譚的な。
2件の一家殺人事件の謎を解くために、再びハンニバルレクターの助言を請うFBI捜査官。 因縁ある相手との対峙は容易ではないだろう。その辺も
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

山崎貴監督が作ったゴジラ。宇宙戦艦ヤマトで痛い目を見たので、少し疑いながらの鑑賞。 良かった。 冒頭5分くらいで主役であるゴジラを登場させたのは良かったと思う。最近のゴジラは国内で作られても、海外で作>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

4.5

原作は立川志の輔。この人、落語家なのに多彩。とゆーか、創作落語でこれほど笑わせ、感動させるのはこの人くらいでは。
テーマは伊能忠敬。日本地図を大昔な完成させた偉人。 その偉業を大河ドラマにしたい!思い
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アポカリプト(2006年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

メルギブソン監督作。部族の話。 ただ、この映画のスゴいところは、本物の黒豹に本気で追いかけられたり、滝に飛び込んだり、生身の人間がやってると思うとヤバいと思うシーンがいくつかあって、その分、ストーリー>>続きを読む

大日本人(2007年製作の映画)

4.0

松本人志初監督作。 面白い。 公開当時はあまりピンとこなかったが、今見て気づく事、いっぱいあって楽しめました。 獣を演じる役者が一目で分かる人、そーでない人いて、エンドクレジットまで楽しめました。
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

P.T.アンダーソン。好きな監督だ。 いろんなジャンル、特に社会派のテーマでガチガチなものもある。 今作はラブストーリー。ただこの監督らしい捻りの効いた。 ほぼ有名な役者は出てない、にも関わらず大好き>>続きを読む

母と暮せば(2015年製作の映画)

4.8

これも、山田洋次監督。 母べえが戦時下のお話だったのに対し、今作は原爆が投下された後の長崎が舞台。 両作とも通じて感じるのはやはり、戦争の愚かさ、残酷さ。なのだがそれだけではないどこか温かさみたいなも>>続きを読む

母べえ(2007年製作の映画)

4.7

山田洋次監督。もうかなり高齢なのだと思う。だが、現役で今も映画を作り続けている。すごい事だ。 戦争が激しさを増す以前の日常から、一転して本格的な戦時下になっていく過程。 主人公の家族や周りの人々の生活>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

うーん🧐。 最初の30分は全くよく分からないまま話が進み、それ以降も特に。 ただ、気が付くと物語の世界に没入している自分に気づく。 事前情報を一切遮断し、プロモーション活動もない。 スゴイ勇気だ。
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夕方のおともだち(2022年製作の映画)

3.2

SM映画。とゆーか真正のMの男が主役の映画でした。村上淳、ずっとカッコイイね。よくこの役受けたな😅。 主題歌はとても良かった。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

大友克洋が作った傑作中の傑作!何年かに一回みかえしたくなる作品。 監督本人が原作者とゆーこともあってか、この映画独自の描写、特に崩れ落ちるビルや、飛び散るコンクリート片、爆発によって立ち上がる煙が原作>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

なかなかの胸くそ映画。この監督、不快な演出させたらピカイチ✨。全編通じて不穏なムード、音楽。 嫌いな人もいるんだろーな。 ニコールキッドマン、美しすぎる✨✨✨

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

良く分からない点が何個かある。1番はあのチンパンジーのくだり。いるかな? この映画は一回見ただけじゃなかなか全部を理解するのは難しいかも。 ジワジワ怖がらせるのは上手いのかも知れないが。 もっと直接的>>続きを読む