2級蘊蓄士さんの映画レビュー・感想・評価

2級蘊蓄士

2級蘊蓄士

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

-

馬の目を見るな、の回収。

雲が動かないことに気づいたのではなく、ずっと動いておらずそれに気がついたと解釈するとあれは先住民とも読み取れる。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

2.5

ホテルマン(特に支配人)の間でアライアンスとホットラインができていた、というのを見て、「キングスマン:ファースト・エージェント(2021)」に出てくる使用人組織の原形を見た気がした。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

現代も消えない人種差別を理解するための長いガイドを2時間の劇映画に仕立てた作品。

差別主義者が電話の相手の人種を判別できないのは、差別に合理的根拠がないことの反証で、皮肉がたっぷり効いている。

>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

-

危ないことをやりたがる金融ブローカーの性格は「ウォール・ストリート」にもスピード狂として描かれているが、こちらはもっと下劣なやつだった。バイクの高速走行には技量を要するが、ドラ。グ&セ。クスというのは>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

「死す」っていうタイトルのくせに死なない。墜落して確信した。

青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

海辺だし、いっそのこと漁師力学にしてしまえばよかった。

主人公の身辺に現代科学では解き明かせない出来事が次々に起こるが、その原因が思春期症候群だけ、というのは雑だろう。それに真実味を持たせるために量
>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.5

温かい空気は上へ、冷たい空気は下へ動く。

本作には不快と不安がもれなくついてくる。
不快は上層が下層から搾取して、最下層では殺戮も免れないことだ。

不安の原因は階層移動ができない事ではない。管理者
>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

-

コピーロボットに騙されるセキュリティカメラとは。

最近話題のAIに「AIの制作物かどうかを見破る機能」がないものかとつくづく思う。

ミュンヘン(2005年製作の映画)

2.5

初めて知るミュンヘンオリンピック事件および黒い九月とモサドの報復合戦。生まれる前の出来事で、刺激が強かった。

パレスチナ側の何よりの悲願が「自分たちの故郷を持つこと」であり、現在まで完全な形で未完の
>>続きを読む

女王陛下の007(1969年製作の映画)

-

色仕掛けの罠にいとも簡単にかかってしまうボンド、好きです。
ベッドに人がいなくても成立するのに、あのおばさんはインパクト強烈。

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

2.3

パロディのカジノロワイヤルと同じ年だけど、まあ、今と比べるとめちゃくちゃだな。

007/カジノ・ロワイヤル(1967年製作の映画)

-

この映画にストーリーはあるかと問われたら、ないと答えるだろうが、なくてもそれなりに面白いからいいか、という感想。

007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999年製作の映画)

-

京王が儲かるように、中央線の新宿-中野間を不通にする。
そのために見せかけの事故を起こす。

この相似形と考えるとこの頃のボンドは・・・

次元大介(2023年製作の映画)

1.7

ドンパチのシーンを撮りたいのはわかるけど、それ以外が別次元すぎて観るのが辛かった。

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

全体的に上方の言葉が行き交っており、東京者の私にとって聞きとりづらかった。

ジョー(山田涼介)を軸に考えると、オイディプスの物語。無理にそこに寄せているせいか、動機が弱いように感じた。

きょうだい
>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

-

ハル・ベリーも自分の愛犬がやられたらブチ切れるのを見て思わず笑ってしまう。

イコライザー(2014年製作の映画)

2.5

ロシアンマフィアの元締めの名前が「ウラジミール・プシュキン」って、、、

福田村事件(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

時代の空気がいかようだったのかを前半で描いていて、観ているうちから「白いリボン」を思い出した。鑑賞後の胸糞は最悪だが反面教師にすべきところは山ほどある。

最後の博士のセリフが全体を表していた。内務省
>>続きを読む

>|