東京国際映画祭。
中国杭州を舞台に、茶摘みとして働く母親と、大学生の息子の物語。
まるで山水画の様な、美しい山村の風景の中で描かれる生活。
ところが、母親は仕事をクビになると、突然怪しげなマルチ商法の>>続きを読む
子どもを誘拐された刑事のベン・アフレックが、人の心を操る怪人に狙われる。
つまんなくは無いけど、正直ビミョーな仕上がり。
ぶっちゃけ予告編は既視感の塊だったが、とりあえず映像的には本編も印象変わらず。>>続きを読む
東京国際映画祭。
擬人化された動物たちが住む、80年代NYが舞台。
孤独な犬の主人公は、ロボットを作り親友(というかほぼ恋人)に。
ところがある事情で、二人は一年間も離れ離れになってしまう。
「ブラン>>続きを読む
東京国際映画祭。
こんなにも重苦しく、息詰まるスポーツ映画を初めて観た。
イラン代表の柔道選手が、イスラエル選手との対戦を避けるために、イラン協会から棄権を命じられた実際のケースをモデルに、イラン出身>>続きを読む
東京国際映画祭。
傑作!素晴らしい。
イラン系アメリカ人の大家族に生まれ、二つの文化の間で育った作者の自伝的な物語。
軸となるのは主人公と移民1世の母親との確執なんだが、この二人むっちゃ生き方パワフル>>続きを読む
東京国際映画祭。
刺客に追われたヤクザの親分を、美容院の洗髪係が助けたことからはじまる、抱腹絶倒のラブコメ。
端的に言って、めちゃくちゃ楽しかった。
ちょっとおバカで愛らしいカップルの物語は、ギデンズ>>続きを読む
東京国際映画祭。
20世紀初頭のチリ。
富豪の地主に雇われ、開拓の邪魔になる先住民を殺して回る三人の男たちのロードムービー。
いわばチリ版「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」で、実話ベースの真面目な>>続きを読む
「SISU」は暗黒卿のことではなく、翻訳不能のフィンランド語なんだとか。
第二次世界大戦中のフィンランドで、ターミネーター並みに頑丈な元兵士の金鉱堀りのじいさんが、掘り出した金塊を狙うナチスと戦う。>>続きを読む
東京国際映画祭。
チェコ製のとても愛らしい人形アニメーション。
電球のように体が光るという特異体質のトニーが、アパートに引っ越してきたシェリーと友達になり、ほとんどの大人たちには見えない、闇落ちした土>>続きを読む
人間が働き、お客様は動物という不思議な百貨店の物語。
念願のコンセルジュ見習いとなった主人公の秋乃は、いろいろやらかしながらも、お客様の様々な願いを叶えるために奮闘してゆく。
おっちょこちょい新人の成>>続きを読む
ブログ記事:
http://noraneko22.blog29.fc2.com/blog-entry-1694.html
二周目。
昨年の東京国際映画祭以来の二周目。地味ながらしみじみといい映画だな>>続きを読む
これは強烈w
大怪作「きさらぎ駅」の永江二朗監督、独自の笑えるホラーのスタイルに、さらに磨きをかけた。
とある島の旅館でバイトすることになった大学生の伊原六花と二人の友人が、旅館の隠し部屋を開けちゃ>>続きを読む
ダーティーな噂の多い、国会議員の堤真一の孫娘が誘拐され、息子で秘書の中島健人が奔走する。
モチーフになっているのは、安倍政権で繰り返された総理忖度。
総理は直接要求しなくても、周りが美味しい思いをしよ>>続きを読む
サラリーマンの落合モトキが、マッチングアプリで会った女子高生のあのを自宅に連れ込んだら自殺され、隠そうとした死体が忽然と消えてしまう。
主人公は、自分の姿を街に埋め込めるAR SNSアプリの中で再びあ>>続きを読む
これもアフガニスタンからの脱出の話。
ただしジェラルド・バトラーのと違って、韓国のキリスト教宣教団23人がタリバンの人質になった、2007年の実際の事件がモチーフになってる。
ファン・ジョンミンが現地>>続きを読む
アフガニスタン潜伏中に、身バレしたMI6の敏腕エージェントのジェラルド・バトラーが、素人の通訳と共に脱出を目指す。
周りは敵だらけ。
タリバン、イラン、パキスタン、ISの勢力が入り乱れ、誰もが“価値あ>>続きを読む
先住民オセージ族の土地に湧き出した石油利権を巡り、欲望に取り憑かれた白人の男たちが、人間の最も暗い闇を見せつける。
3時間半もの長さを、殆ど感じさせない素晴らしい仕上がり。気が付いたら終わってた。
観>>続きを読む
久々にフランチャイズでもなく、シリーズ物でもないオリジナル脚本のSF大作。
SFマインド溢れる素晴らしい仕上がりで、AIと人間の戦争というモチーフで描くのが、ウェットな「真実の愛」と言うのが、実にギャ>>続きを読む
大力作。
相模原障害者施設殺傷事件をモチーフとした、超ヘビーな人間ドラマ。
事件そのものは実際に起こったことに近いが、原作者の辺見庸を投影した宮沢りえとオダジョー演じる作家夫婦を主人公とし、のちに発覚>>続きを読む
「死霊館」シリーズのスピンオフ第二弾。
前回倒したはずの悪魔のシスターが復活し、各地で聖職者を殺し暴れ回る。
あんま役に立ってなかったバディの神父はあっさり死んだことにされ、霊能力者の尼僧タイッサ・フ>>続きを読む
強烈な承認欲求に取り憑かれた女性の辿る悪夢の道。
主人公はカフェに勤める平凡な女性だが、新進芸術家の彼氏がチヤホヤされるのに嫉妬。
ある日犬に襲われた客を助けた彼女は、かわいそうな人に人目が集まること>>続きを読む
ジェイソン・ステイサムのやたらと贅沢する敏腕エージェントが、ウクライナの研究所から盗まれた「何だかよく分からないけどもの凄く危険な物」を奪取するために、即席チームを作って世界を飛び回る。
基本コンゲー>>続きを読む
前クールTV放送された作品の、劇場版完結編。
全土が大雪原に埋まり人々が水不足に苦しむ世界で、主人公のカイナたちが豊富な水を湛えるという巨木「軌道樹」を目指す。
設定がやたらと複雑だけど、一応これ単体>>続きを読む
内野聖陽演じる春画研究者の先生に導かれ、奥深い春画の世界に魅了された北香那が、先生に恋をする。
出てくる人たち全員、かなりエキセントリックで可笑しな変人たちなのだが、これは映画全体で、江戸時代「笑い絵>>続きを読む
なんだかとても尊いものを観た。
2010年からはじまる、13年間に渡る歌唄いのキリエの物語は、一言で3時間のエモさの塊りだ。
まあ岩井俊二はいつもエモいのだが、今回は音楽物だけに特に。
冒頭の東映マー>>続きを読む
銀座のキャバレーでピアノを弾く駆け出しの博と、米国留学を計画中のクラブピアニストの南。
ある夜、博がヤクザのボスのお気に入りで、南にしか弾くことを許していない「ゴッドファーザー愛のテーマ」を弾いてしま>>続きを読む
東京でロハスな生活を送る、建築デザイナーの二宮和也が、携帯を持たない謎めいた美女の波瑠に恋をする。
二人は毎週木曜日に広尾のカフェで待ち合わせ、昭和なデートするようになるが、波瑠はなかなか自分の素性を>>続きを読む
日韓合作ホラー映画。
仕事で大失態をやかしたネットニュース記者のキム・ボラが、名誉挽回のためオクス駅で相次ぐ自殺案件に目を付ける。
テイスト的にもJホラー+Kホラーという感じなんだが、共同脚本で高橋洋>>続きを読む
パリの屋根裏で生まれた仔猫ルーと、飼い主の少女クレムの物語。
映画の前半は基本的に少女と仔猫が遊んでるだけで、ひたすら可愛い。尊い。
だが後半になると、なぜか「あらいぐまラスカル」みたいな話しになって>>続きを読む
6年かかってここまで来た・・・。
準決勝のVS継続戦の続き。
ガルパン世界の戦車は物理法則から完全に自由&異常に頑丈だから、もはや戦車戦と言うよりは砲撃しながらのジェットコースター。
継続に戦車スナイ>>続きを読む
原題は単に「3」だから、完結したのかどうかは分からない。
戦いで傷を負ったマッコールがイタリアの片田舎で助けられて、なぜか人気者となる。
そして街を脅かすカモッラと戦いつつ、古巣CIAのダコタ・ファニ>>続きを読む
夫が突然失踪し、一人で銭湯を経営する女性のもとに、謎めいた旅の男が現れ働きはじめる。
夫はなぜ姿を消したのか、男は何者なのか。
豊田徹也の同名漫画に、忠実に作られた実写映画。
登場人物の心の奥底に向け>>続きを読む
高校生の時に出会ってから、ずっと好きだったまなみちゃんが、知らない男と結婚するまでの10年愛。
川北ゆめき監督の自伝的な物語らしい。
青木柚が演じる主人公は、とにかくチャラい。
そして何気にモテる。>>続きを読む
麻薬組織が飛行機から落としたコカインを食って、キメキメになったクマが人々を襲うホラーコメディ。
コカインを回収しに来たチンピラと、同じ目的の警官、イカれた若者たち、偶然森に来た子供たちと探しに来たパー>>続きを読む
権謀術数渦巻く、80年代韓国を舞台としたコンゲーム。
モチーフになっているのは、全斗煥大統領暗殺を狙い北朝鮮が起こしたラングーン爆破テロ事件で、そこに至るまでに何があったのか?をフィクションとして描く>>続きを読む
素晴らしい。
リチャード・リンクレイター+ケイト・ブランシェットの初コンビ作。
シアトルに住む主婦のブランシェットが、ある日突然一人で南極に旅立つ。
この人、周囲の人間関係に色々問題を抱えていて、隣近>>続きを読む