百瀬さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

百瀬

百瀬

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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.1

青年の幽霊にとても癒される。
彼のしたり顔はこの作品一番の見所と言っても過言ではないだろう。

最初青年の幽霊が出てきたあたりで、もしやわりとギャグ?とも思ったが、普通にホラー映画な展開だった。報われ
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

段々と真相がわかってく時の感覚すごく好き。めちゃくちゃ面白かった。

彼女は本質的に自己愛と傲慢さが強く、それは一生涯以上経ても変わらなかったんだろう。だからきっと、自分を生み出すために繰り返してしま
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.7

常に緊張感があり、かつ真面目過ぎないというか、一種のエンターテイメント性もあって最初から最後まで集中して観れた。
トニーさん超クール…

欧米vs中東などの対立構造がある話は、製作国がどちらに所属して
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

ストーリー自体は普通の“いい話”なんだけど、音楽がとてもすばらしい。お気に入りは「This Is Me」と「The Other Side」。
ミュージカル映画の高揚感はなかなか冷めない。

アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.1

『死霊館』のスピンオフの続編という位置づけを知らず、今作から見てしまったことはちょっと後悔。途中出てきたシスターの格好した奴とかラストとか、完全にそっちの伏線だもんな…。せめて前作見てからもう一度見よ>>続きを読む

サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

思ってたよりエグかった。シビルのシーンとか…
クリーチャーはかなり原作に近くて良き。

母子二人で夜中にサイレントヒルに向かうあたり等、展開がやや強引に感じられたけど全体的な収まりとしては悪くないかな
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エクトプラズム 怨霊の棲む家(2009年製作の映画)

3.4

なかなかの良作。
実話を元にしてる、らしいけどどこまでが実話なんだろうな。実際はポルターガイストの起こる家ってとこかな。ロマンだ…

母の愛は強し。対照的に親父がかなり情けなかったけど。少年が詩的な言
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.1

タランティーノ作品はただ会話してるだけで見入ってしまうからすごい。今作の“第何章”っていうのも古い演劇っぽくていい演出だなと思った。
そして相変わらずの死ぬときの過剰な演出(グロ)。これでこそタランテ
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いい終わり方だったなぁ…。

きっと博士は自分を理知的な人間だと思っていたから、取り乱した自分の行動を予測できなかったのだろうな。

ウェスカーの最後の一言が“Help me”だったのも味わい深い。
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラーなのに主人公が無双していく感じが新鮮でおもしろかった。
しかし殺し方が過激すぎて、正当防衛が認められるのか心配になる…

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.9

名作ミステリーを現在の映像技術によって観れる贅沢。
原作は昔読んだけど、ポアロってあんな小煩い感じだったかな。自分のなかでは優雅なジェントル的なイメージになっていた。

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

様式美。
このくらい機敏なゾンビだと逃げるのが難しそうだなあ。

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

コメディーでありながらも、途中で“ゾンビ映画のお約束”な形で仲間が死んでゆく点がよかったと思う。
ただ、ゾンビの足の遅さとかゾンビのふりが通用しそうな鈍感さとか、事態がわりとすぐ収束してるところを考え
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

静かな雰囲気と異様な姿の母親とで、序盤はかなり恐怖心を煽られる。しかし、オチはわりと前半で読めてしまうので、ちょっと尻すぼみというかもの足りない感じがした。

拘束外された(確か脅してたのはルーカスの
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.1

ちょっとシリアスになったと思うとめちゃくちゃな戦闘シーンが入ってくる。ほぼギャグ映画だなと思った。主人公のどや顔が好き。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.1

いい映画だった。
音楽映画でありつつキャラクターの性格まで丁寧に描かれている。
終盤、その選択をしたのもBABYらしいなと思った。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

遅ればせながら観賞。
予想よりおもしろかった。時間的にも間延びせず丁度よかったと思う。

おじいちゃん意外とエグい思考でびびった。不安を残す終わりかたも結構好み。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

主人公はその天才的頭脳で偉大な功績を残したけれど、その頭脳は自身の幸せとは結びつかない。
“変わり者”の苦しみを描いた映画だった。

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.2

SFホラーの金字塔。30年以上前の作品とは思えないくらい完成度が高い。
途中経過もラストもあえて曖昧にしていて、それが物語を最高におもしろくしている。

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.5

地位も名声も富もあったけど、愛だけは手に入らなかった孤独な男の生涯。誰かの人生は、他人からしかわからない部分と本人だけにしかわからない部分の両方があるから、簡単に語れるものじゃないんだろうなと思った。

エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.0

またしてもゲイリー見たさに。狂信者もいいけど、もっと軽薄そうな役やってる時の方が好きだなと思った。
ちょいちょいご都合主義なところあったけど、わりと楽しかった。大統領仕事しすぎ。

ステート・オブ・グレース(1990年製作の映画)

3.5

ゲイリーの出番が多くて満足。イカれっぷりは相変わらずだけど、兄思いかつ友達思いでちょっと可愛いげのあるキャラクターだった。よかった。ストーリーは可もなく不可もなく。

スナッチ(2000年製作の映画)

4.7

軽快なストーリー、かっこいい演出、同時多発的にいろんな人たちの物語が動いて、まあまあいい結果に収まっていく感じ。あと間抜けさ。すごく好み。
ロックストック~に似てるなと思ったら同じ監督だった。個人的に
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.2

いいなあこの感じ。憎めないバカップルの逃避行。各々の詰めの甘さというか間抜けさが、やっぱりタランティーノの脚本という感じを出してるなと思った。
ゲイリーは相変わらずのチンピラのボス役。クレイジーで絶妙
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

鬱蒼した青年の“何かをしたい”という願望が、本当に偶然、悪くない結果を残したというか。善も悪も紙一重で、周りからは結果としての一面しか見えない。

スモーク(1995年製作の映画)

3.6

すべてが少しずつ良い方向へ向かっていることを予感させるような、じんわり温かい映画。

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最初からバッドエンド。辛くて怖くて苦しかった。最後には束の間の希望も踏みにじられる。
人間の業の深さをこれでもかと描いた作品。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.4

思ってたよりコミカルだった。
ラストシーン、すごく好き。

愉快で痛快で少し切ない映画。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

今更ながら観賞。
映像すごく綺麗だし、音楽とのマッチもあって、やっぱり劇場で観て正解だったなと思った。

引き戸を引くとか電車のドアが閉まるとかが同じ構図で何シーンかあって、それが何故か印象に残った。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.8

タランティーノ全開。義理人情というか、任侠もの好きだもんな…。
あとディカプリオの悪役よいなぁ。薄っぺらくて間抜けさもあるのに恐い感じ好き。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.5

だんだん精神蝕まれていく感じがとてもよく表現されてた。サイコサスペンスアニメってあまり見ないから新鮮だった。

デスペラード(1995年製作の映画)

3.5

このダサかっこいい感じ、よい。
ギターケース型グレネードランチャーいいな…。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.1

最初は登場人物の繋がりがわからなくて、ん?ってなったけど、後半見事に話が繋がっていく。
こういう間抜けな感じ、好みだ。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

凄い映画だった。
教訓めいた“いい”映画だと思って観てたらそうじゃなくて、凄く苦しくて、心を抉られて、生きてることを実感させられた。
衝撃で痺れた。

他人の不幸で自分の生を実感し、自傷行為でドン底を
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