暖簾に腕押しさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

暖簾に腕押し

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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.7

主人公の設定が面白い。

普通でない人生を歩んできた主人公が唐突に得た普通に対する葛藤から結末のカタルシスが良い作品です。

ヒューマンドラマとミステリーの塩梅もいい感じ。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

すれ違いが切ない。

主人公達が選んだ結末に共感は出来ないけど否定もしきれない。

少し過剰に表現されてるようで何処かにあるかもしれない現実を見せつけられたような感じ。

二度見るのは辛そうだけど、一
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.8

2体の思想が異なる吸血鬼が共存しようとするシンプルなストーリー。
映像も綺麗で見やすく、極度のホラー嫌いとかでなければ程よく怖い雰囲気を味わいながら楽しめると思います。

皮肉めいたクライマックスの展
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.7

ナチスを舞台にしたジュブナイルストーリー。

少年や国が盲信しているものと現実のズレに、様々な人たちと出会うことで気付き、精神的に成長していきます。

主人公のジョジョは様々な辛い目にも合いますが、そ
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.5

脱獄がバレたら一巻の終わり。

これは流石にバレるのでは?とハラハラしっぱなしの展開。終始体に力が入り、映画が終わった後脱力し、しばらく体が震えてました。

エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

2.8

家族とランドに来た父親。
宿泊先でクビになって可愛そう。からの若い子のケツを子供を巻き込んで追い回す。

ランドの中奇妙な出来事が父親を襲うのですが、端々でこの父親クズじゃんと思い感情移入は出来ません
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.8

炎の恐しさがしっかりと描かれ、表現されている作品。

ミステリー要素もあり飽きが来ないストーリーも好きです。

何より主人公兄弟の絆がとても美しく感動しました。

地獄の花園(2021年製作の映画)

2.9

設定ギャグ作品として斬新。(カタギのOLは流石に笑った)
ただ戦闘シーンが終盤に連れてダレて行く感じがしました。

ハードルを上げすぎずに見ればそれなりに楽しめます。(自分は少し上げすぎてしまった。)
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

サイケデリックな雰囲気を纏った主人公が行う悪虐非道の数々。
そんな彼に行われる非人道的な仕打ち。

誰に感情移入すべきか分からない不思議な作品です。

ラストの病室でのシーンはシャイニングで感じたキュ
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.2

序盤の主人公が誰かハッキリしない展開やどこから狙われるか分からない緊張感はとても好きです。

主人公が分かってからのラストまでは女性のスタイリッシュアクションがすきなら楽しめると思います。

ストーリ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.4

フィンランドに行きたくなる作品。

食堂内の机、コーヒー、シナモン等色んな匂いを感じれます。

主人公3人それぞれのストーリーはありますが、基本的にはフィンランドの雰囲気を感じながらまったり癒される。
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.6

ゲイリーオールドマンの大変身と演説シーンが衝撃的。

チャーチルの人柄を丁寧に演出しており、彼の性格が褒められたものではないというのがよく伝わってきます。
彼のその性格や頑固さが国王との対話シーンで日
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.9

ガイ・リッチーらしいテンポの良い伏線回収とお洒落でカッコいい演出が魅力的。

キャラクターの人物像がハッキリしてるのでスナッチで感じた初見の難解さもなく見やすい作品です。

マザー!(2017年製作の映画)

3.3

序盤中盤は優しすぎる旦那と奥さんの苦悩を描いた話かな?と思って見てました。

最後の展開に衝撃を受け、見終わった後調べたら聖書モチーフとのこと

伏線回収の演出もあり、最後まで飽きずに観れる良作です。

ファンタジア(1940年製作の映画)

4.1

クラシック音楽のMV。

1940年の作品ですが新しさすら感じる表現の数々。
序盤は中毒性のあるドラッギーな抽象映像が連続します。これが芸術か…。

中盤からはテーマ・ストーリー性がある映像になり、フ
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.8

ゲーム未プレイ。

トニージャーのアクション目当てで視聴。
対人戦は流石でしたがモンスター戦は遠距離武器がメインのせいかもっと動いて欲しかった感じです。続編に期待?

映像は綺麗壮大、ストーリーの流れ
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スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017年製作の映画)

2.8

犯人を追う人達が殺されていく展開で次に誰が殺されてしまうのか、誰が生き残るかというところはハラハラしてみれました。

雪だるまで象徴的に恐怖を煽るシーンも良かったけど伏線として回収して欲しかったです。
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.9

攻めをテーマにした作品。ストーリーはわかりやすくテンポも良いので退屈せず見れました。

宣伝文句の騙し合いバトル要素はほぼ有りませんでしたが、個人的に好きでない要素なので逆に楽しめたり。

やってみた
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

アリアスターブラック

崩れていく家族や悪魔崇拝者達の行動が妙に生々しい。

ホラー演出と家族の絆、人間の弱さがリアルに描写されていています。
精神的に弱った人間って隙だらけなんですね。

個人的には
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

アリアスターホワイト

下手すれば笑ってしまうくらい狂気的な事を大真面目に行う人達。
これに傷心状態で取り囲まれたらどうなるか。
癒しって何なのか。

考察要素も豊富なので心が安定してる時なら何度も楽
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.9

円都という非日常的な舞台がまず魅力的。
そこに住む人達の心情も妙にリアルに感じます。

お金とは、幸せとは。というテーマがハッキリしてて難解さも程よい感じ。

ラストの切なさを何度も味わいたくなるな作
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ヴァンパイア(2011年製作の映画)

4.0

本作の吸血鬼は吸血鬼というより血を飲みたがる人くらいの感じ。目立って強くもなければ弱点とかそういうのもないです。

生物として人ではない者が日常に溶け込むための葛藤を岩井監督らしい雰囲気で描写されてい
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.8

この手の作品って、父親が不慣れな家事に苛立つ→子供に当たる→反省する
って言う流れに尺を取るイメージがあったけど、この作品はそんなの一瞬で、後は終始テッドがビリーを愛してるからモヤモヤせず見れました。
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リンカーン/秘密の書(2012年製作の映画)

3.5

トンデモだけの作品と思いきやしっかり楽しめた作品。

リンカーンが斧を握る度にワクワクするくらいには見応えのあるアクションシーン。

史実の合間に吸血鬼を挟み、違和感のない作品として仕上がってる脚本は
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ドラキュラ(1992年製作の映画)

3.0

話の流れは原作吸血鬼ドラキュラと同様。

ただし本作の主人公はジョナサンではなくドラキュラ。ジョナサンの敵として振る舞いつつ、物語の主役としてドラキュラというキャラクター、原作にはない過去を深掘りして
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.7

ハードボイルドな雰囲気がカッコいい。
マチルダは勿論だけどレオンが可愛いと言えるのキャラなのが魅力的。
でも殺し屋モードの時はストイックでカッコいい。

薬キメてるゲイリーオールドマンの演技好き。カッ
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.8

笑いと感動を同時に味わえる傑作
何度見ても感動で涙を流しながら笑顔になってます。
歌と踊りの要素も比較的控えめなのでインド映画入門としてもおすすめです

トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.5

昔の記憶だから曖昧だけど
「いつものトムとジェリー」が実写背景だろうが遠慮なくドタバタ動く
話も王道にまとまってて楽しめました

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

5.0

赤白黒のコントラストが美しい

いじめられっ子オスカーは肉体的に強いエリのために自分も強くなろうとする向上心もある強かな少年。

エリは身体的に強いけど人に依存しなければいけない。

そんな2人が損得
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