のりせんべいさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.3

勘違いの思い込みから、人が死ぬ死ぬ。グロいシーンが多いけど、自己肯定感の低いデイルに向けたタッカーの言葉とか、何かジーンときた。

コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.0

ドレーアー法って…。

ナチスに加担した戦争犯罪者が罪を償うことなく、政治や法曹界、実業界で実権を握っている。戦争はもちろん理不尽だけれど、その後始末も割り切れない。

静かなレジスタンス(2008年製作の映画)

3.3

ルイーズは、思い描くようなフランスのおしゃれで上品な老婦人。声高に反戦を言わないが、人としてほっておけないことは信念を貫き通す。

終戦まで生き延びたのに。結末が哀しい。

ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ癖の強いお父さん。娘たちが産まれる前からのプランを実践して、成功に繋げた。

目の前に大金をチラつかせられても、動じない。娘たちの将来を見据えて、最高の環境、そして教育も授けた。今の姉妹の
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ヒトラーに屈しなかった国王(2016年製作の映画)

2.8

史実。
ドイツの侵攻で北へ北へと逃げる国王一家。最後の交渉の場で、国王がヒトラーから命を受けたドイツ公使に言い放つ言葉がかっこいい。長い映画、このシーンのために観てよかった。

その後、降伏したが、主
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コレクター 暴かれたナチスの真実(2016年製作の映画)

4.0

実話。
戦後30年以上経っても、大量虐殺も強奪も許されるはずがない。一人の記者の執念の追跡が実を結んだ。結末にほっとした。

わが名はキケロ ナチス最悪のスパイ(2019年製作の映画)

3.6

実話。
戦争に巻き込まれないためのスパイ活動。今もあの大国間でやっていて欲しい。

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.4

正常か異常かって、紙一重。正しいとされていた治療法の方が残酷極まりない。

平凡なストーリーで収まるのかと思いきや、最後のどんでん返しが見事。

チア・アップ!(2019年製作の映画)

3.3

年甲斐もなく…っていうのは禁句。やりたい事を、とにかく生きているうちにやってしまおう。

そんな気になりました。

東京原発(2002年製作の映画)

2.9

福島原発事故より7年も前に制作されたのに、今も何も変わらない。過去は直ぐに忘れる。ホント、そう。

学者の説明に右往左往する都の役員は、自分自身のよう。ゴミからエネルギー。待ち遠しい。

インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

2.0

前世の冒頭のカーチェイスは見応えあったのに、今世の登場人物が把握できなくて、だんだん訳が分からなくなってきた。お金も技術もふんだんに使っているのに、全く面白くない。

途中で観るのをやめた。

盗まれたカラヴァッジョ(2018年製作の映画)

3.5

脚本家のゴーストライターも、大臣の知恵袋もありそう。映画で終わるラストが面白かった。

インターセクション(2013年製作の映画)

3.5

ハネムーン中のアメリカ人カップルが、モロッコでトラブルに遭って…。登場人物、それぞれにクセが強く謎があり、展開が面白かった。

でも、まさか彼女が死ぬとは思わなかった。

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.2

ほんわか、まったり。日差しのある午後に観たせいか、途中でウトウト。

夫がいてもいなくても、子どもがいてもいなくても、人は独り。その上で、人と関わりを持って生きていくのだなぁ。

監視者たち(2013年製作の映画)

3.7

犯罪者とそれを取り締まる警察との緊迫した展開。

犯罪者のリーダーも、もっと大元の財界人とか政治家に雇われていただけ。その大元まで突き止めると、もっと見応えがあるのに。

リズム・セクション(2019年製作の映画)

3.3

幸せな大学生の時から、薬中の娼婦、殺し屋見習い、殺し屋独り立ちまで、同じ人とは思えないくらい表情、たたづまいの変化が見事。

続編があってもいい。

一度も撃ってません(2020年製作の映画)

3.5

大真面目にコメディ。

クスッと笑える台詞。一見深いことを言っているように聞こえる台詞。謎めいた雰囲気のあるハードボイルド。多分、出演者が一番楽しんでいるのではないか。

さすらいの女神(ディーバ)たち(2010年製作の映画)

2.8

早く何か事件が起きてって思うが、何も起こらないまま終わった。主演、脚本、監督のマチューが、ただバーレスクの彼女達の中に居たかっただけなんじゃないか。

カンヌで監督賞なのか。個人的にこの芸術性は理解で
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.5

親を失ったアマンダと、姉を失った僕。ある日突然に、まして理不尽に肉親が居なくなる喪失感って、当事者じゃないとわからないのが、しみじみと伝わってくる。

ラストのウインブルドンのシーンで、巻き返しをする
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あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)

3.5

サム・クックの歌が好きで観た。

黒人差別に対する4人4様の考え方とアプローチの仕方がある。改めて4人のウィキペディアを読んで、それぞれのやり方で戦ってきたのを知った。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.4

長かった…。暗いし、途中寝落ち。
予行訓練で3人が亡くなってしまったあたりから、緊迫感があり目が離せなくなった。

あの小さな一歩から人類は大きな飛躍をしたのだろうか。これからも飛躍できるのだろうか。

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.8

戦前の人たちも、今と変わらず、夫がいても人を愛し焦がれる。それに気づいたお手伝いさんの生涯持ち続けた秘密。

個人的には、現在の場面はない方が緊迫感があっていいのではと思う。

着物姿の松たか子が美し
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あなたを見送る7日間(2014年製作の映画)

3.0

なんだかんだあっても仲の良い家族。予定調和であまりストーリーに引き込まれなかった。

疑惑の金メダリスト -オスカー・ピストリウス-(2017年製作の映画)

3.3

障がい者で、人一倍努力して成功をおさめている人は、性格も人格者であると思いがち。成功していても、常に何かが不足していると感じていたのかしら。

言えるのは、DV男は最悪ってこと。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

木材破砕機のおぞましさにぞっとした。

ジェリーに変な顔の男に大男。マイクに義父に変な人ばかり登場する。マージの夫も変わっているけれど、マージの言葉でささやかな幸せが感じられる。

パーフェクト・センス(2011年製作の映画)

3.2

10年前に制作されたのに、今のコロナを思わせるような世界中に蔓延する感染。感覚が失われていくのは、もちろん怖いけれど、その症状の前の怒りが恐ろしい。

マンモスの胃袋に草が残っていた。多分、一気に氷河
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僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

3.4

雰囲気も音楽もよくて、男の子が本物の男になるっていう、ある種のアメリカン・ドリーム。
ベストセラーになった自叙伝が原作とのこと。文章が余程上手だったのだろう。ストーリー自体に目新しさはない。

アフター・ザ・レイプ -判決の行方-(2020年製作の映画)

3.5

レイプした男が7年経って子どもの親権を求める。従来は、それを認める法律しかなかったなんて…。酷すぎる。

自身のことに留めず、未来を変えた実話。

ブレスレット 鏡の中の私(2019年製作の映画)

2.7

なら、真犯人は誰なのでしょう。
思春期の女の子の行動も考えも、大人には理解できないよっていう話。弁護士がかっこよかった。

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.0

主演者と監督で観はじめたものの、ストーリーはB級映画。ロバート・デニーロの狂気に満ちた犯罪者が見ものなだけ。

ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.5

2回目の鑑賞。

1回目はアウシュビッツ到着時の選択に衝撃を受けた。今回は男女3人の関係の中で見捨てられない愛の選択。
ソフィーの現在と過去と、2本の映画を観ているような重くて長い映画。

ネイサンの
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否定と肯定(2016年製作の映画)

4.0

あのアウシュビッツでの出来事がなかった、捏造だと主張する歴史学者がいることに驚き。
弁護士の裁判での作戦は、感情的にならず、相手の著作や言動の矛盾点をつく。犠牲者がいる、彼らの声を…と、相手と同様に声
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愛すべき夫妻の秘密(2021年製作の映画)

3.0

翻訳タイトルがよくない。
時系列が途中で混乱した。

人気TVドラマの舞台裏。時代背景もあり、赤狩り、妊娠、人種の違いなど上からの力で抑えられるところを、一心によい番組にしたいというパワーが凄い。
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嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.0

気楽に観れる。だから、映画館で観ようとは思わない映画。
中井貴一が訳知り顔で語りすぎ。個人的には、ちょっとドジだった前作の方が好き。

ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

3.6

主人公とナチスの元友人が入れ替わるところ。恋人が訪ねてくるところ。スイスへ向かう途中で捕らえられるところ。ナチスと間違えられて捕虜収容所に入れられてしまうところ。

ハラハラドキドキがあって、面白かっ
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