これほどまでに見入った映画は久しぶりかも知れない。映像、ストーリー、音楽(RADWIMPSの楽曲がもう一つの主役と言ってもいい)すべてが一級品。
ヒロイン三葉の母親の名前が二葉で、現実に大災害によって>>続きを読む
MOOSIC LAB 2016参加作品。いやー、面白かった。パンツ一枚でライブをするクリトリック・リスのスギムさんというハゲたおっさんと、岸井ゆきのさん演じる盲目の少女とのコンビネーションが絶妙。最後>>続きを読む
本国で公開された際、フェイスブックのTLに流れてきたのを見て以来、日本での公開を心待ちにしていた一作。老夫婦の微笑ましさ、愛情の深さが作品全体に溢れてはいたが、ドキュメンタリー映画としては今一つ。それ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
あまりに長いのでDVDを持っていながら、今回ようやく鑑賞。
同じ石坂洋次郎原作の『あいつと私』では実の父親が別にいた石原裕次郎さんが、本作では兄弟で一人腹違いという設定。やはり石坂作品に出てくる人物>>続きを読む
映画館での鑑賞は15年ぶり。
一言で言えば大人の映画である。
近年の映画でこれほど見事に人間の心の機微を描いたものが果たしてどれだけあるだろうか。
水溜りに映ったネオンの光、それにかぶさる女たちの嬌>>続きを読む
芦川いづみさんのような従姉が一つ屋根の下で暮らすことになったら、惚れるなという方が無理なこと。量介の想いが痛々しいほど伝わってきて、とりわけ風呂場の窓ガラス越しの指切りのシーンが切ない。後半の展開がち>>続きを読む
青山恭二さん扮する青年・伊野は今では珍しいような純朴な青年。芦川いづみさん扮する麗子への思いに苦悩するあまり、床を転がって悶絶するぐらいだから、中原早苗さん扮するヨッちゃんにモーションをかけられ(死語>>続きを読む
宇野重吉さん扮する父親像がいかにも封建的でいささかげんなり。すぐに泣きながらも画家である父親の絵のモデルを務めようとするいづみさんが健気。
今までのクドカン作品で一番よかった。最初の歌で「忌野清志郎」と大写しになる時点で合格。森川葵さんも可愛かったけど、能年玲奈改めのんちゃんで観たかった気も…。