未熟さんの映画レビュー・感想・評価

未熟

未熟

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.4

2024-034
マクマーフィが神妙な表情で皆を見つめて、朝が来てからが評価されているのは分かった。それ以外もなぜか引き込まれる映像ではあるけど、一生心に残る一本とまではいかなかったかなあ。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.3

2024-033
なんともない一晩の話たち。全部良かったけどNYの話が特に大好きだった。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.9

2024-032
何が特にというよりは全てのシーンの何気なさにじんわりくる映画だった。
自分にはない思い出を見ているのに、切ないような暖かいような、虚しさも含んだ気持ちになる。感情をセリフに乗せたりナ
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エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

2024-031
ジャンプスケアなし。怒涛の勢いもなく淡々と進む法廷ものだったので、怖くないテンポ感。ホラーではなく、"エクソシズムのドキュメンタリー映画"だった。
ただ、えっ?!6体!?しかも全員が
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ヘルボーイ(2004年製作の映画)

3.5

2023-030
しっかりコミカル。なんて愛らしいキャラクター。
ヘルボーイが「赤は止まれだろうが!」って車の前に飛び出して車ごと殴り吹き飛ばすシーン大好き。さすがデルトロ、異形のヴィジュアル全部良か
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.9

2024-029
宇宙を舞台にした他の映画と違う音楽の使い方で雰囲気が良い意味で圧迫感なく作られていた。EDもディスコミュージックだし。
彼はとてもポジティブだけど、宇宙に行く人のメンタリティとしては
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

2024-027
「描いて描いて描きまくる」「それでも描けなかったら」「描くのをやめる」
できないまま、書けなくなったままの自分を肯定しないで生きているから、そこで苦しくなってしまった。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.9

2024-026
「生きることなく人生を終えたくない」か。
感動大作!と銘打たれているけど、スケールはとても小さなお話で、人の心に染み入るタイプの映画だった。尺もちょうど良くて見やすい。

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.4

2024-025
この選択は自己犠牲なんだろうか。
わたしは無慈悲に寄り添ってくれる無機物の存在が好きすぎる。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.8

2024-024
物語の成り行き楽しんでたら急に超若いブラピ出てきてびっくりした。派手な追跡劇からのドラマチックなラスト。めちゃくちゃ加点してしまうよ〜

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.4

2024-023
リアリティのある他人同士の冷たさ、旅の間の心細さ、旅特有の人々の距離(ここまではならんけど)の詰まり方。ずっと覚えられない"ペトログリフ"という単語。

時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!(1993年製作の映画)

3.3

2024-022
続編。1で自死する若者が飛び降りた後声を上げたカシエルの姿がより印象的になったな。途中までは良かったが、最後の40分くらいが見事に面白くない。

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.6

2024-021
良い構図の映像と秀逸な詩。
寂しさとは自分を丸ごと感じること。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

2024-020
惨たらしい時代。人種と資産が彼の地位を支えた背景がある以上、一言で善人と語れるかは傍に置いても、シンドラーがずっと抑えてきたであろう"もっとできた"が皆の前で崩れるシーンは彼の人格を
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.4

2024-019
笑っちゃったラスト。悪いことして儲けようとしちゃダメね。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.9

2024-018
差別や迫害、虐殺とは簡略的に言葉にできるが、それでは片付けきれない、生きることの無情さと過酷さが描かれている。
新しい部屋にピアノがあって、その上で指を動かす姿も良かったのだけれど、
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

2014-016
ひとつの裁判を傍聴したような。
後半にダニエルたちのやりとりであるセリフが視聴者にも向けられていたのかと終わってから思うなどした。真実がどうだったか、納得するかどうか、どちら側に立つ
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.2

2024-014
主題歌だけ知っていたけど観て聴こえ方が変わってしまった。

エボリューション(2001年製作の映画)

3.3

2024-013
ぶったまげ!テンポよく楽しく見れた。ザ 00年台アメリカ。
モールで3人一緒に銃の弾装填するシーン楽しくて真似したくなる。

エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.1

2024-012
うーん。おもしろくは、なかった。誰の行動や感情もくっきり推測して繋げて解釈することができなかった。
突然内臓とか帝王切開の映像がダイレクトに映るから苦手な人は注意かな、ぐらいの感想。
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.4

2024-010
さすがにわたしが見るには対象年齢が低かった。
フォージャー家幸せになれよ!

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.8

2024-009
ベネデッタが人が変わったように怒鳴る時、本当に憑依のようで恐ろしく、神秘を感じる。バルトロメアはいつも美しい。屈辱はいつか過ぎる、か。

バービー(2023年製作の映画)

3.3

2024-008
マーゴット・ロビーのヴィジュアルが完璧。ピンク!
みんなが何者にでもなれて性差別は解消……されてほしい。日本生まれ日本育ちの日本人にはほとんど誰にも感情移入できないや。でも自分らしく
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.9

2024-007
絶妙にシュールで、最高に落ち着いてみられるコメディ。今作も大好きだった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

2024-006
クソ伯爵がああなったオチにカタルシス感じなかったのが自分でも不思議でならないくらい、男たちは胸糞悪かったが……
刺さりそうで刺さらなかった。
キャストロール最後まで真剣に見ちゃうくら
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

2024-005
まずはミュージカルとしての完成度が高くて、映像も楽しくて、ヴィジュアルもいいしバラエティに富んでてとても満足。
教会の神父たちの返答がコーラスなのがツボって笑いそうになった。

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.3

2024-003
ニコラス・ケイジ・コメディ
ハッピーにラブリーに終わって良かった。

バトルシップ(2012年製作の映画)

3.4

2024-002
チキンブリトーを回収するためのクソ長いエンタメ。人と一緒なら最後まで見れる。

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.0

2024-001
馬が死ぬ。とても人が優しく暖かくてかつ冷たい話。
主人公は内面に渦巻く葛藤や怒り、哀しみ、そういった強い感情を決して爆発させず、声を荒げず、混じり合ったそのままの複雑で曖昧なそれを顔
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.5

2023-142
全員それぞれが「米国人男性」って感じ。陪審員の審査は属性が似通った者だらけにすべきでないととてもよくわかる。
個人的な偏見を取り除くのは難しく、偏見は真実を曇らせる。

シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.3

2023-141
出会いの時のライル可愛すぎてそれだけで見た甲斐あった〜ってなる。挙動が犬じゃん。
ママが歌い出したらド水樹奈々なの笑っちゃったな。

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.3

2023-140
世界史に明るくなければ楽しさがやや目減りする系だなとは思ったけど面白かった。
実際心からの願いを3つ願い叶えてやるって言われたらなんて言うかな……

リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.6

2023-138
名曲多過ぎていちいち泣きそうになるんだよな。"舞台で見たい"って思った。

ばかもの(2010年製作の映画)

3.4

2023-137
犬が死ぬ。内田有紀かわいい。
邦画ほぼ全く見ないからあるのかもしれないけど、最近ないなあ、こういう映画。

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