nさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

n

n

映画(1851)
ドラマ(3)
アニメ(0)

運命の女(2002年製作の映画)

-

不倫にハマってってバレるまでにたっぷり7、80分くらい使うからそこからさらにもう一ドラマ展開するため120分の映画になってしまう。ハリウッドらしいですネ。

未見の90分で終わるオリジナルのシャブロル
>>続きを読む

バーバリアン(2022年製作の映画)

-

これ本国でヒットしたのは確かなんだが、なんでこんなに日本でもちゃんと観られてるんだ?YouTubeとかでバズったりしてるんだろうか?

民家の地下には...っていう『恐怖のいけにえ』みたいな昔ながらの
>>続きを読む

背徳の囁き(1989年製作の映画)

-

なんだかなぁ...この語りの鈍重さは。体感的に全然進まなくてキツいタイプのやつだった。

善悪どちらのキャラも丁寧に描きすぎなのだろうか。
リチャード・ギアは超絶悪いヤツのはずで、実際悪いことを重ねて
>>続きを読む

GONIN(1995年製作の映画)

-

遅ればせながら初鑑賞だったんだが。
よき。

古くは『アスファルト・ジャングル』『現金に体を張れ』のようなノワールのサブジャンル、いわゆるケイパーものの伝統的なスジ(盗んで堕ちる)に、90年代らしいサ
>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

-

相変わらず話を遡って遡って現在時制では特に何もせずウジウジやったあと最後なんとなくなにかを見つけた気分になって終わるやつをやっている。

人妻の危機(1953年製作の映画)

-

海に家族でバカンスに来たら旦那が崩れた桟橋の木に足を挟まれ動けなくなる。
その妻は車に乗って海を離れ、助けるために必要なモノを取りにいくのだが、その途中で脱獄犯と遭遇してしまい人質に取られてしまう..
>>続きを読む

ダイヤル1119(1950年製作の映画)

-

精神異常をもった人物が乗ったバスで銃を奪った後、入ったバーで5人を人質に取り籠城する。

犯人は25分以内に医者を呼んでこいっていう要求を出すんだが、25分って短さが意外と斬新。ゆえにほぼ映画の尺と同
>>続きを読む

夜歩く男(1948年製作の映画)

-

ドキュメンタリー調で淡々と捜査が続き、中盤の見せ場の戦闘場面も音楽なしで銃声だけが響いてコロっと死ぬみたいな、超しびぃ映画。ちょっと北野映画的な。クール。

ノワールらしい陰影強めのライティングに、あ
>>続きを読む

次は、心臓を狙う。(2014年製作の映画)

-

シリアルキラー側の視点で進む、ヤバいヤツの日常を覗くタイプの好きなやつ。

ヤッた女が寝てるとこにハエが歩くみたいな、ああいう細かくてイヤな描写がいい。

タイトル、かっけぇよな。

変な家(2024年製作の映画)

-

中盤、主人公(てか誰の話かもわからんくなるのだが)がただのコマになって特に危機も迎えず、延々と状況の説明のために動くみたいなことになる典型的バカ邦画脚本。最後ちょっとだけ危険な状況に陥るも、まったくア>>続きを読む

リゾートバイト(2023年製作の映画)

-

美術とかVFXとか、思いのほか高いプロダクションのクオリティ。このシリーズ儲かってんだなぁ〜っていう。

梶原善が年齢を重ねたこともあるのか、すっごくよい。
海外の渋めインディードラマでわりと重要な役
>>続きを読む

モスクワ、犯された人妻の告白(2011年製作の映画)

-

これエロ映画として日本に入れられてるけど、実はヴェネチアとかテッサロニキとかのわりとアーティめ映画祭でちゃんと評価されてる作品なのよね。

レイプされたことでなにか解放されるものがあるのか。それとも何
>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

-

フランシス・マクドーマンドのマージのちょっとした浮気心についての描写があるってこと忘れがち(精一杯のオシャレであろう花柄ワンピかわゆい)。

犯罪パートは犯罪パートとして、それと並行して徹底的に地味な
>>続きを読む

スペイン一家監禁事件(2010年製作の映画)

-

この映画、12個のロングテイクだけで構成されている。

役者のテンションが高めなのだが、それをあんまり違和感なく観れるのはやっぱり演出の力がある。
終盤のスプリットスクリーンとかちゃんと映画的高揚があ
>>続きを読む

ノーセインツ 報復の果て(2022年製作の映画)

-

わりと凡なリベンジ(?)アクションでなんだかなぁ。いまさらシュレイダー(脚本)にこれはあんまり求めとらん。もっと歪なサムシングがこちとら欲しいのだ。

主人公の移動が多いとどうでもよくなってくる問題。
>>続きを読む

ドッグ・イート・ドッグ(2016年製作の映画)

-

これは最高じゃん。

犯罪者たちがさらなる犯罪に手を染めていき、"狂犬"の暴走がありーの、仲間うちの裏切りがありーの、結果的にヘタこいて堕ちるだけ堕ちていく、っていうある意味"正統派"のノワール。強め
>>続きを読む

THEM ゼム/正体不明 THEM(2006年製作の映画)

-

ハリウッドなら15分地点で済ましてしまうものを40分くらいかけて見せるわけだが、低予算の長編の戦い方としてはなるほどなと。

アサルト13 要塞警察(2005年製作の映画)

-

あまりに普通すぎてマジで言うこととかも浮かばないやつ。

ダーティー・コップ(2016年製作の映画)

-

絶対嫌いにはなれない乾いたユーモアのこぢんまりとした犯罪映画。

あとスカイ・フェレイラの色気。

ランパート 汚れた刑事(2011年製作の映画)

-

ユラユラさせたり傾けたりローから狙ったり、撮り方がトガッてるのだが、そのカメラの落ち着かなさゆえに芝居がスルスルと抜けていってしまってる印象を受ける。
特に、アクションとかではない地味なドラマなので、
>>続きを読む

殺人者はライフルを持っている!(1968年製作の映画)

-

これは傑作。

やっぱりスリラーで一番こわくて面白いのは遠隔からの銃撃による人狩りだなって。

あまり詳しく描かないからこそ、突然超絶暴力が起こることが効くってことがある。
個人的には直近で北野武の映
>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

-

ラストのシークエンスの構成がヤバすぎ。

初監督でこれって言われるとなんかもうほんとイヤんなっちゃう。

ハイテンション(2003年製作の映画)

-

ビジュアルセンスとゴア両方が一応成り立たってるって意味では当時もいまも本当に少ない作品の中の一つ。ていうかほぼそこな映画。

最後はご愛嬌ってことで。

モーテル(2007年製作の映画)

-

全体的にリアリティのラインをどこに設定したいのかが曖昧で、全然ノレない。

なぜこれから狩ろうとする人間の部屋にわざわざそのビデオを置いとくのかとか。

あとは意味なく隣の部屋からドンドン叩くシークエ
>>続きを読む

ストレンジャーズ/戦慄の訪問者(2008年製作の映画)

-

1億円で作って90億円近く稼いでしまった映画(低予算スリラーの面白いところだ)。

これも犯人の動機がわかんないのがいい。
なんもしてないのに何の目的かわかんないやつにただただ蹂躙されるっていうのは、
>>続きを読む

コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

-

10年ぶりに再見したら、生き物としての人間の脆弱性をより実感しているいまのほうが当時見た時よりおもしろかった。

とにかく最悪な。

いかに人間が状況、帰属または権威に流されやすいか、そして外部の要因
>>続きを読む

マニアック・コップ(1988年製作の映画)

-

わりにあんま指摘されないけど、ライティングも割り方も超イイと思う。

つまりビジュアルがまずイケている。街の切り取り方とかもそうだが。単純にかっこいい。後々残ってるものっていうのは実にそういう作りのリ
>>続きを読む

デスパレート・ラン(2021年製作の映画)

-

モリモリのサスペンス演出がちょいとクドい。

てかあらすじから学校内部にいる子どもと連絡を取り合って危機を切り抜けさせる話かと思ったらそういうわけでもなく。
結局、主人公にできることなんてあんまりない
>>続きを読む

激突!(1971年製作の映画)

-

いま観るとぶっちゃけタルいとこもある。
ま、70年代の映画にそんなこと言ってもしょうがないんだが。これがあってそこから発展してきてるわけで。

車が前後ろ2台並んでる状態で後ろの車の側面を右→左にぐる
>>続きを読む

ストーカー 3日目の逆襲(2020年製作の映画)

-

煽り運転男につきまとわれるまではいいがその後監禁される流れになるのがあんまイケてない。そのあとわりに簡単に脱出できるのも。あとは追いかけっこ→物理ファイトになるだけだし。凡。

「3日目の逆襲」て。タ
>>続きを読む

トライアングル(2009年製作の映画)

-

主人公の服装がエロすぎて物語に集中できないとこはあるものの(最後まで観てもなぜエロい服装なのかはあまりわからない)。

リミナルスペースの不気味さを先取りしてる感。悪い夢。
これ2024年の映画ですっ
>>続きを読む