こりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.7

古着屋さんでファッションショーしたくなり、川に行って遊びたくなる。

耐えられるか、耐えられないかは、人によって違う。みんな違う。頭での理解と、行動が伴わないのが偏見。

悲劇を温めてはいけない。
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.9

小四の笑顔……胸痛い……

4時間に渡る超大作。
脆く、複雑で、突き放される作品。

愛が一番の挫折を招くことを思い知った。カメラワークも流石だった。

U-NEXTで鑑賞して、236分やったんやけど
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

4.3

『リトル・ミス・サンシャイン』や『ルビー・スパークス』に出演してたポール・ダノ初監督作品。

色調が良い。
赤い服を着てる時、着なくなった時。

しっとりとした演技。
カメラの切り取り方も好みだった。
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マンハッタン(1979年製作の映画)

3.4

ウディ・アレンに毎度うんざりする。
子どもに性的暴行してた疑惑も。

それでも映画は、作品は魅力的で、複雑な気持ちになる。脚本は自分勝手でしんどいけど、最後のシーンに救われる。

ウディアレン崇拝は出
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

4.0

リヴァー・フェニックスが弾くモーツァルトが良い。

家族は最小単位。葛藤も沢山ある。

リヴァーが今も生きてたら、どんな作品が残ってたのだろう。
ホアキンの今年のOscarスピーチを思い出した。

Tommy/トミー(1975年製作の映画)

3.7

ザ・フーのロックオペラ映画。

カルト要素強めの、毒々しさ。
めちゃくちゃキャストが豪華。

撮影風景もきっと波乱だったに違いない。アルバム丸々を映画にした作品、もっとみたいな。

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.4

" グッチ〜 "がかわいいよ。

こういうの観ると、さかなクンのセリフを思い出す。水槽から広い海に行く日がいつか来る。

エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.8

ダークな浮遊感。違和感。

美しい映像と、生々しい音。
映像表現が絶妙にトラウマに。

セクシュアル・ホラー。

ダージリン急行(2007年製作の映画)

5.0

ウェスのロードムービー作品。

ウェスの撮影技法やはりどタイプ。
追求された色彩・カメラワーク・広角・スローモーション・対比・音楽。

どこを切り取っても私の好みど真ん中。

エンドシーンも…良い……
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3人のアンヌ(2012年製作の映画)

3.6

三本立ての、既視感に浸る。

イザベル・ユペール。

初 ホン・サンス監督は、フランス映画の空気感たっぷりだった。ズームが妙で良いかも。

つぐない(2007年製作の映画)

4.7

若かりしシアーシャ・ローナン、キーラ・ナトレイ、ジェームズ・マカヴォイ。三者の画力に圧巻される。

キャストが全員好きで観る価値あり。

うっとりする構図美…音楽…好み。
時系列の行き来する展開も好み
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.1

ときめきを象徴する、青い光。
赤と青のコントラストに吸い込まれる

この監督は『マグノリア』やトムヨークの『ANIMA』、音楽的な映像がすき。

アダム・サンドラーは慌ただしい役がめちゃくちゃ似合う、
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サンドウィッチ島の秘密(2009年製作の映画)

3.7

サンドウィッチ島いってみたい。
どっちのって?両方。

ショートフィルムの中でもとても見応えある作品。探検ものすき……弱い

オアシス(2002年製作の映画)

4.4

目を覆いたくなる映像、
覆ってしまわなくてよかった。

2人だけのオアシス。濁りのない一滴の水のある、誰も辿り着けないオアシスだった。

自分の身に起こっていないことでも、想像力で補おう。理解すること
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サインスピナー(2013年製作の映画)

3.7

ティミー観たさに。
ショートショート期間限定無料配信。

若かりし彼の荒削り加減と、
最近の片鱗を感じれて良い。

メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.5

エルの眼差しと衣装が良い。

人間が最も怪物だと、いつも思う。

芳華-Youth-(2017年製作の映画)

4.6

" 純粋な善を見分け大切にする "

この作品の彩度・台詞がすき。
政治的な話は置いておき、映像に刻み込まれた光に吸い込まれる。

こういう余韻や空気を含んだ作品、とても好き。

エヴァの告白(2013年製作の映画)

3.3

マリオン、ホアキン、ジェレミーという錚々たる俳優陣。

マリオンは哀しげな役所をさらっと綺麗にこなす。

じめじめした作品だった…

ひまわり(1970年製作の映画)

3.4

反戦映画としてのラブストーリー

50年前の作品には思えない。
でっっかいオムレツ食べたい。

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

4.0

美しい・・・

革命は、様々な局面に常にある。
不安定さに惹き込まれる作品。

ミスター・ロンリー(2007年製作の映画)

3.1

叙情的なセリフ。

支離滅裂なの、普段はどちらかというと好みなんやけど…これはバランスが悪く感じた。

私はまだ、ハーモニー・コリンに入り込めずにいる。

少年と自転車(2011年製作の映画)

3.6

シリルの水色と赤色の服が綺麗。

余計な背景は削ぎ落とし、少年シリルに集中できる。家族にはいろんな形がある。

サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.6

こんな週末過ごしたくない。
普遍的な悲哀のドラマ。

マリオン・コティヤールの誠実な演技、やっぱり好き。

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.6

好きな人にミックステープを贈ろう。
'人と違うこと'を祝福しよう。

自身の価値を、大切にしてくれる相手と一緒にいよう。

ボウイが流れたら名作説、また更新されてしまった。"Heroes"は大好きな一
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

4.2

久しぶりに聖書を読んだ気分になった

ラザロの実直な眼差し、立ち姿。
人々とはかけ離れた遠くの存在。

「自由」には幾つもの種類がある、
という気付き。

16mmフィルムやっぱり良いなぁ…

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.7

社会主義は、宇宙を目指す。
母のために作り上げた東ドイツ。

社会的な背景を含む作品は、
意外と家族や個人的なテーマからの
切り口が沁みるよね……沁みた。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.4

ドラン作品はどうしても劇場で観たい

初の英語作品に、目新しい俳優陣。
軸となるテーマはいつもと変わらず。

ワンカット一つで絵画になるし
やっぱり色の統一性がタイプ。

ジェイコブ・トレンブレイとナ
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ペルドリックス(2019年製作の映画)

4.5

シリアスの中にある微笑。
神秘的な作品!と久々にうっとり。

画がめちゃくちゃ綺麗。
画面の視線誘導もかなりタイプ…

いろんな愛について。独創的に、異世界に連れて行ってくれる。翻弄されてるな〜と思っ
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.5

浮遊感味わえるから観ちゃう。

甘いセリフに、わたしは引っかかれず……何いってるんやろこの人…って冷めた目でみてしまったな……

映像は相変わらず綺麗。

天使の涙(1995年製作の映画)

4.1

「はやく期限切れになるといい。」

なんでこんなに、引き込まれるように身を委ねて観てしまうのか……

画面に心を支配される……
気づいたら金城武のえくぼに落ちる…

さよなら、さよならハリウッド(2002年製作の映画)

3.4

業界への皮肉作品。

もともと映画などその程度のものか、と。実生活に目を向けること。

この人だから言える、「たかが映画」という感じだった。

マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

3.6

ダニエル・デイ=ルイス、引退。

この人の演技をみたくて観た。

ブエノスアイレス 摂氏零度(1999年製作の映画)

3.9

「映画は人生から生まれる
 だが人生のすべてではない」

未公開カットがこんなにもあると思わなかった。これが映画…

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

4.6

構図美・アングル美が堪らない。

王家衛の作品は年月が経っても色褪せない。


近いと憎い、離れると恋しい、それは本当に大切な関係なのか。でも留まってしまう。感情を紐解いていければいいのに。


『ム
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