殺処分が決まった馬のピートを連れ出して逃避行するふたり。家族がいなくなって誰にも心を許してない様子だったチャーリーがピートに話し出すまでの時間。母の思い出、以前住んでいた土地での生活をチャーリーはピー>>続きを読む
常に最悪の緊張感が漂っていた。車の中での張り込みの会話、運転するシーンで引っ張るサスペンス。閉じた空間としても動く対象としても車ってめっちゃ映画だ。
教室→修学旅行での集合写真→先生と生徒が集合してる部屋→転覆しているボート→葬式 生徒が亡くなるシーンの省略の大胆さが印象的だった。
2024年2月18日再見。まるちゃんがいつもより年相応に描かれているように感じて、まるちゃんの視点から見た世界の芳醇さを写しているように思えた。保健室に行くといってお姉さんの結婚式に行ったまるちゃんが>>続きを読む
射し込む光の演出。発作の不安で眠れない山添くんの不安を照らすように顔に向かって射し込む光。藤沢さんが倉庫の棚からメモ帳を見つける場面の光。光を見逃さない映画だった。世話を交換し合う。手助けにあげた自転>>続きを読む
手の動きやクローズアップが印象的で手が物語を動かす契機になってた。制服、車、医療機器、工業製品に青いものが多く出ていた。
のび太たちが鏡面世界の誰もいないスーパーに行く場面が好き
ドラえもんが知能を与えたミクロスというロボットの声が蛙亭・中野に似ている
元の世界に戻れたと思ったらパターンが絶望的で好き
ABBAAB→→←
救われるような感覚があるのは写ってるものに限りなく嘘がないからと思えるからかもしれない。画面の切り返しがすごくてひとつも退屈な時間がなかった。
光石研すごいな。光石研にしかできないと思った。
過去鑑賞
個々が動くことで偶然を呼び込むこともできるというか手懐けることはできなくても少しだけ干渉することならできるかもしれないという態度を感じた。
過去鑑賞
「ハッピーアワー」といってもハッピーに見える時間ってどのくらいあったかな。観ている側としてはハッピーアワーでした。
説明が取り除かれ自然なやり取りや空間があってそれらを観ているとその場の雰囲気を観ている感覚になる。ストーリーも交わりそうなところが交わらなかったり掴めないのだけど自分に必要な映画だなと観終わってからも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
バリー・コーガンのバリー・コーガン力による初手は弱者を装っといてからの不穏な詰めより方…主人公の人物像が全く掴めないのが好きだったな。
冒頭の鮮やかな夜がかっこいい。夜に起き上がるとこから始まり、明るい場所で目を瞑って終わる。
離婚を切り出され、仕事は潰れ残ったのはしみったれたレストランだけという人が非常な困難の中にある人を助けるの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ウクライナの惨状を伝えるラジオや他の場面でも悲劇的な出来事を音で聴かせる演出が為されていた。
好きな場面は労働が終わったあと店の裏から出た友人と手を繋ぎながら言葉を交わさずに手を離し別れていく場面と>>続きを読む
関係性を修復するためにした言動がことごとく裏目に出てお互いを傷つけてしまい喧嘩をするには体力が足りず努めて冷静な振りをして有耶無耶になるあの空気感