水っぽい星さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.2

一夜限りのはずだった関係が大事なものになってしまう過程の会話劇がよかった。ビルの撮り方が好きだった。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

5.0

人が帰ったあとのコップを洗うシーンを見て寂しいと嬉しさが重なり合っている感じが嫌いじゃないなと思った。寂しいのも嬉しいのかな。岡野さんいい味出してたな。小峰様(臼田あさ美)と酒木さん(山田真歩)もいま>>続きを読む

映画 けいおん!(2011年製作の映画)

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12年越しに観た。高校生だった当時後ろの席の原くんが24回観に行ってやっとコンプリートした入場特典のメモリアルフィルムを見せてもらったことを覚えている。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エンバーが他の属性から差別されたときウェイドが示した「とても怖い思いをしたんだね」という寄り添い方が好きだった。

人種の違いを火と水という対極の位置で書くのはなかなか難しいとも思いつつ「世間の常識よ
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.0

小さい頃何度も繰り返し見たトイストーリーのVHSの予告で流れていたことをよく覚えていて気になっていたけど見れていなかった作品。作画すごかった。ヴィランが罪の意識と信仰心に苦しめられている描写でそれでも>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

誰かに引っかかりを残さない方が難しい題材で完璧な映画を作らない/作れないことが完璧のような理想的な話は作れないことを利用してる凄みを感じた

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

登場人物に清廉な人は出てこなくて後悔と苦しみに誰もが苦しんでいてそれぞれ優しさがあり美化されていなかった。繰り返し話していたありきたりなことよりも不実でも「本当の言葉を探せ」と言うチャーリーの言葉が印>>続きを読む

アラジン(1992年製作の映画)

3.5

アラジンと支え合って2人だけの日常を生きてきたのに伴侶も相棒のポジションも取って代わられたアブー、バウムクーヘンエンドだった。

ハズバンズ(1970年製作の映画)

3.5

濱口竜介が影響を受けた作品として紹介されていた。4人から3人になってひとりになる。主要登場人物たち痛々しかったが、寂しくて誰かにいて欲しくて壊れていたのだと思う。

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

4.0

・北アイルランド紛争の分断が残るベルファストの男子小学校で校長が哲学的な思考や対話を通して問題を解決を探っていくドキュメンタリー。前提として人間は誤ったことをおかしてしまう生物でそれにどう抗い考えてい>>続きを読む

眠る虫(2019年製作の映画)

4.0

幽霊を通して知らない街を巡る様子が夏休みのようで心地よかった。死を眠るという捉え方、さらに眠るということは留まるということではなく、それはどこかに保存されていて、いつでも取り出せる存在として扱っていた>>続きを読む

草の響き(2021年製作の映画)

3.5

東京から北海道に移住する役柄だった奈緒を見て東京ポッド許可局の逆上京論思い出す

空気人形(2009年製作の映画)

3.0

性に無機物が媒介すると一気に生っぽくなって人間らしさ増す

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

5.0

劇中で樹木希林さんが言っていた「台風って大好き なんか気持ちが清清する」わかる気がする。

ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

好きな映画をスクリーンで見れたことが嬉しかった。銃声と怒鳴り声が頻発するのに清潔さや静けさに満ちてる。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

保護者としての愛情を全うしつつも死の匂いがある映画で新鮮だった。同時にありえる気持ちな気がする。振り返ると子供の頃は親のことを親であり大人だと認識してたけど若い人でもあったのだと思った。

ウォールデン(1969年製作の映画)

4.0

膨大な散らかった記憶を見た。カメラが定まってないのもはっきりとしない曖昧な記憶を写しているようだった。