主題歌のTommy february6『L・O・V・E・L・Y 〜夢見るLOVELY BOY〜』が名曲
冒頭のお盆に飲み物とお菓子が詰まれてウェイターが編集部を練り歩く断面図的な場面かっこいい
自分の中にある少なからずコルム性があることを確認させられる。合わせることは息苦しいけど、合わされていることに気付いているのも息苦しい。
絶望が押し寄せてきても優しさは簡単に捨てられるものではない。>>続きを読む
第2章「自販機の光にふらふら歩み寄り ごめんなさいってつぶやいていた」が特に好きだった。
暗闇の中で導かれる自販機の光。
恋愛関係に限らず思い返す度に上手くいかず少し苦しくなるような人間関係の切なさってある。
他の男性に好意をアピールしたり、我に返って人生を真っ当に修正したり、その度にゲイリーに接近して近づいたり、離れたりを反復する。2人の混迷したロマンスをだらだらと見てると豊かな時間だなと思った。カーステ>>続きを読む
車の中で冷めたハンバーガーを齧るチャニング・テイタム。魂の薄暗さと孤独が見ていて落ち着くというか拠り所になっていてる。
自分の主人公感のなさに気付いて割り切らなかったからこそユリアは映画の主人公になれたんだと思う。