話が進むにつれてどんどん深まるストーリーに魅力され、もう一度内容を知った上でこの映画に触れるときっと更に面白く見えるはず。
5層と『後戻りできない6層』の間には全てを純粋に求めようとしたプルシュカの想いが感じられるが温もりの裏には苦痛が潜んでいる。けど、その分たくさん泣いてその分一歩でも前進しようとする3人の運命に目が離せ>>続きを読む
ミステリーでありながらも癖の強いキャラクター達のおかげで見やすくなり、小さなポイントがどんどん大きくなる展開やその見せ上手の作り方で見る者を翻弄していく。
染み付いた生活の色や匂いはどこに行ってもつきまとい、それ以上を求めると元いた場所へと引き戻される感覚は誰しもが感じる絶望の一部であり、そこでの幸せは偽りと感じる。
この時代背景は灰色に染まった悲しい世界でやりきれないことだらけだが、ジョジョ目線のユーモアと愛が詰まった「ジョジョラビット」は心の中に蝶々が舞う。
ずっと続いていたスカイウォーカー家の物語が様々な「想い」を感じながら様々なキャラと様々ファンを通して完結することに、そして大きな時代が終わることにこみ上げるものがありました。
だれることのないスムーズなストーリー展開の中、優しさに「絶望」と感じる獅子神、優しさに「希望」と感じる犬屋敷2人のキャストが「浅くない」魅力に「変化」させる。
映画だからという特別な感覚は「のんのんびより」には関係なく、変わらない安心感が最初から最後まで味わえるし、そしてあおいちゃんとの出会いでじんわり心に大切な思い出が生まれる。
例えヒーローじゃなくてもどんな時も「助けたい」と思う気持ちが人として当たり前の行動に繋がり、その全ては平和の象徴オールマイトの心から生まれている。最後の戦いは圧巻です!!!
死ぬか生きるか強いか弱いかだけが存在するシンプルな場所には純粋な悪意がある。外から見れば真っ白な色でも、この地の中は真っ赤に染まっているという現実を見事に描いている。
マイケルベイらしくも新たなマイケルベイが垣間見えるし、安定感抜群のライアンが名無しチームをヒーローチームに進化させる。
いろんなことがあってもマスターのご飯や常連さん達のちょっとした言葉や行動に励まされ、新たなスタート地点に変わる。そしてみちるちゃんの「上品に食べない」のがお気に入りです。
ドラマの雰囲気が映画でも変わりなく味わえるのは唯一無二の魅力であり、映画版なりの重さが更にじんわりと心に流れ込んでくる。
全てが記憶に残り過ぎるほどそれぞれの個性が場面場面を盛り上げていき、イマドキ要素ばりばりの仕掛けのおかげでより主役2人の物語に入り込めることができた。
バニングの立場が悪の手によってガラリと変わっても信念は強く過激に燃え上がる火薬大盤振る舞いの第3弾は、クレイジーで最高のバニングダディも大活躍します。
かなり作り込まれた「キケン」な世界観が癖になり、センスのある設定とデイン&カーラのナイスコンビ、リアーナの美しいダンスシーン、カーラが捕われてドレスを選ばされるお気に入りのシーン、全てはアイデア勝ちの>>続きを読む
どんなに「怖い」思いをしてもどんなに「悔しい」思いをしても「仲間」とならかけがえのない想い出となり、忘れてはならない「真実」に変わっていく。最後ペニーワイズの言葉は「シンプル」には受け止めきれなかった>>続きを読む
何か必要なモノがないと思うほど物足りなさを感じるストーリーに、無理やり盛り上げようとした感が否めないウォルターとの戦いが続きがあったとしても簡単に崩れてしまいそう。
シュワちゃんandリンダコンビの懐かしさと共にマッケンジー・デイヴィスの大きな存在感が新たなターミネーターワールドに色をつけ、釘付けになるほどチート過ぎるREV-9との戦いが見事にキャラクターの魅力を>>続きを読む
そう簡単に人生は変わらないけど、いつでも誰かの言葉が必要でその言葉が「奇蹟」として誰かのご褒美になったりする。
目には見えないそれぞれが抱えているものそれぞれが経験した悔しいこと悲しいことそして「怒り」は人を信じる重みとどこか似ている。
いろんな人の人生にまとわりつき、あの時代から抜け出せなかった64事件の終焉と同時にまただれかの心が砕けていく。
前編は思ったより64事件を色濃く表現しているわけではなく、どちらかと言えば警察内部の話しが印象強かったが、どの人もあの事件あの時代にまだ心は取り残されていた。
誰かの人生から抜け出せず狂い続ける誰かの物語が不気味な炎で焼かれていき、後半「去年の冬、誰かと別れて」から本当のストーリーが始まり、そして終わりを迎える。
村田を演じている椎名桔平さんの声を聞くたびに理解できない恐怖を感じ、人間社会の残酷な闇を軽そうで重すぎる愛なき世界を園子温監督らしく?突きつけてくる。
この映画ならではの工夫された演出で様々な思いに触れられ、吉岡里帆さんの「見えない演技」はラスト、心臓が縮こまる緊張感を感じながら大きな勇気と大きな正義で最悪な殺人鬼と対局する。
鼓動が早まる展開と演出が「映画」としてのクオリティを高め、憎しみと悲しみが溢れる後半でガラリと変わる「出演者」の演技が素晴らしい。
大人はいつも「大人の対応」を求められるが、彼らのようにいつまでも子供の頃にやっていた遊びを大切な仲間と真剣にやり続ける姿勢が一生の思い出になり、人生をどんな大人よりも「子供心」に「大人らしく」楽しんで>>続きを読む
目に見るものだけではなく、心で見える真実があり、重さもなくなった人間でも「重み」を感じれる14分だった。
実写としてはどれもこれも甘い世界感に戸惑いながら、決して悪くない俳優陣の演技のお陰で「キャラクター」がかろうじて死んでいなかった。
物語は惹かれるほどではないが、様々な描写の細やかな演出が「こんな場所で生きていたい」と思えるほどこの世界感に魅力をもたらし、RADの音色が最高の瞬間を作り出している。
たった一つのモノにそれぞれの努力が進化していく魅力がたっぷりと詰まっていて、徐々に作られ「過ぎた」世界観が癖になり、全てが見事にハマっていく面白さがある。
救いのないこの「夜」で加速する「恐怖」は正気を失わさせ「正義」は自分が正しいと目が眩む。たった数分で人生を簡単に変化させる出来事がいくつも存在していることを再確認させられる。
2000年から始まったX-MEN、紆余曲折を経て計り知れない力を手にしてしまったジーンをメインにそれぞれが思う「仲間」の形で最後を迎える。が、もう少し感情的な展開で次に繋げて欲しいと思いほどサラッとエ>>続きを読む
ミステリオの登場で新たな戦い方や展開がこの作品をより面白くし、ハッピーのピーターを見る目がこの先に必要な何かが生まれた瞬間に見えた。
女性メインのオーシャンズ8にしかない華やかさやキュートさを兼ね備えたテンポのいい展開は必見で、色んな困難をそれぞれの個性を活かして乗り越えいくスタイルは健在。