三部作の二作目はどの映画も苦戦しがちだけど、ホビットは(前作もだけど)圧倒的映像美と冒険心くすぐるアクション、個性がはっきりとしたキャラクターの位置づけが中弛みさせない。二作目は個人的に樽のシーン(ア>>続きを読む
観客もビルボ・バギンズと同じように"思いがけない旅"の仲間になれるこの世界観は価値のある映画だと思います。ガンダルフが「真の勇気が試されるのは、命を奪う時ではない。命を助ける時だ」と言ったセリフがとて>>続きを読む
メインテーマ曲が流れるとやっぱり気持ちが高ぶっちゃうし、パイレーツオブカリビアンらしいアクションは健在で「楽しい!」の一言。そして、それぞれの物語が新たに始まったり、終わったりと後半はシリーズの締めく>>続きを読む
馴染みのあるハムナプトラとは大きく違うものの、トムクルーズでしかできない?アクションや、ラッセルクロウのダークでユニークな演技は必見。ただダークユニバース一作目の重みのせいか、ストーリー面では粗が見え>>続きを読む
ジョセフの演技は素晴らしいし、映画としての面白さもあるが、情報社会はきっと世界中がある意味「個々」の戦場下にいるんじゃないかと考えると恐怖でしかない。スノーデンは「英雄」なのかハッキリ言えないけど、少>>続きを読む
日本では遠い「真実」で「事実」な世界。劇中ではジョナサンの存在がとても大きく彼にとっての真実。この現実を綺麗事で済ましてはいけないけど、傷だらけでも愛する人を愛し続けることがその人をほんの少しだけ救う>>続きを読む
臆病者と言われてもどんなことをされても最後まで銃を持たず除隊もしなかった者が、ハクソーリッジでは一番最後まで「もう1人だけ」と言いながら75人の負傷者を助けたデズモンド、戦争と日常にある狂気は違うけど>>続きを読む
米林宏昌監督作の中では一番好きですが、ターゲット層が低いからなのかストーリがコンパクトでもう少し前半にピーターとの絡みがあればと思ったし、ジブリ色が強すぎて比較してしまう人も多いはず。スタジオポノック>>続きを読む
全力投球なスーツ姿のキアヌはやっぱりかっこいいです。あまりセリフはないものの、重みのある存在感はアクションシーンを更に過激にさせている。ガンフーはキアヌに新たな幕開けを作った。
切っても切れない現代の「事実」をしっかり描いていると思う。だからといってまだまだ甘い描き方と感じてしまう人も多いかも知れないけど、真の綺麗な絵の前で黒い絵具を持って待っていたひろかに言う言葉がとても印>>続きを読む
簡単に言い表せない「物語」があり、簡単に「言葉」を交わすことのできない距離感がある。バッテンの演出はとても共感できるし、それが消える瞬間は自分の勇気だけじゃなく最終的にはやっぱり誰かのおかげだったりす>>続きを読む
生々しく唐突に降り注ぐ絶望は「映画」であれ、凄い緊張感が伝わってきました。水面下では理解しがたい感情が渦巻いていることを改めて感じるべきだと思います。
ガイ・リッチー好きには少し物足りないのかもしれないけど、それでもあの監督だ!と感じされる「個性」が至る所にあり、歴史モノ映画に変革をもたらしている。
X-MENをウルヴァリンをずっと観続けてきた者にとってこの作品はとても衝撃的で、ラストは色んな思いが込み上げてくる。ヒュージャックマンがこのキャラクターに全身全霊をかけた一瞬一瞬を見逃してはいけません>>続きを読む
清水監督が関わっていることもあってか、前半の洋館は怖さが工夫されていた。クリスとレオンの共闘シーンは実写でもアニメでも見たことのない技のオンパレードで、2人の魅力をたっぷり味わえる。リアルな映像美だけ>>続きを読む
ストーリーの厚みは増し、見る側の感情が揺れ動く。もちろんレオンのアクションは健在で、前作よりいろんなものがまとまっていたと思う。
決して悪くはないし、レオンのかっこよさも存分に表現されてたと思うけどバイオハザードらしい怖さはどこに?と感じてしまう。でもゲームな部分がファンタスティックさをより濃くしている。
どんちゃん騒ぎでいろんな感情を見せてくれるけどVo.2の本質はきっと愛?かもしれない。
ポリゴン・ピクチュアズらしい?無機質で、どこか不安にさせる色や空間デザインが「BLAME!」の世界観をより一層厚くし、そして音の重要性を(いい意味で)再確認させられる。
原作の要素を崩さず、アニメ版独特のお茶目な雰囲気も残す演出は実写化の完成度を高めているし、シンプルにこの世界観を楽しみたいと思える力がある。ちなみに「強いぞ、ガストン」のシーンがお気に入りです(笑)。
ヒーローのように自分は後回しで人を助ける者もいれば、自分が先に脱出ボートに乗りたがる者もいる。事故の内容を全面に出すだけじゃなく人間の本質も描いているのは真実だからであり、ピーター・バーグ監督だからこ>>続きを読む
F・ゲイリー・グレイ監督ぽさが出ていたかはわからないけど、ミニミニ大作戦のようなテンポがいい画面作りとドラマチックなストーリー展開はワイルドスピードにぴったりでした。
チャン・イーモウの映画はHEROとLOVERS(2つとも好きではない)しか見てなかったので期待せずに見たら新しさが光る爽快アクションと荒はあるものの上手くまとめたストーリーが癖になる。マット・デイモン>>続きを読む
自然の中で学んだことが全てだった彼らは社会の小さな出来事でも「違和感」を覚え、戸惑いから少しずつ「人間」になっていく。どんな人でも状況関係なくその「違和感」に共感すると思う。そして彼らのファッションが>>続きを読む
こういった状況下にいる人の気持ちを理解するのは難しいし、絶対同じ立場にならないとわからないことがある。少年期の瞳に映った様々な世界のカタチを大人になった主人公が少しずつ向き合うなかで、いろんな人がその>>続きを読む
決して悪くない出来だったと思うけど、いろんな「要素」を繋ぎ合わせた為か、その違和感は最後まで拭えなかった。だけど、吹き替えがアニメ版と同じ声優さんを起用したのはグッジョブです。
声が出ない演出が更に自分と「シンクロ」し、この世界にいるようで見終わった後、映画と同じアングルを試したくなる。
最初から出し惜しみ一切なし!全力投球で描き、オールドスタイルがバランスよく現代とマッチしていて、キャラの濃さも魅力的。
たった13人の仲間で最恐の暴君「斉韶」を討つべく敵300人と死闘繰り広げる。出演者全員の情熱的で過激な演技に鼓動が高まり、そしてこの時代に生きたヒーロー像に惚れ惚れする。
ラストのストーリー構成と演出、凄くよかったです。でもこれが最後ならもうちょっと茜(←個人的お気に入り)との絡みが欲しかったです!!
ウシジマくんの重た〜い一言が聞きたくなる出来事ばかりで心があたふたしちゃいますが、バランスよくアイドルやお笑い芸人とバラエティ溢れた出演者が場を盛り上げてくれます。
将棋の道でしか生きれない主人公の苦悩が程よく描かれていてよかったし、ところどころ垣間見える映画らしい演出と映画ならではの配役がマッチしていた。
すこし詰め込み過ぎ?と中盤まで思ったけどなんだかんだでスッキリ終わってよかったし、ラストは善悪の真ん中にいるような感覚にさせてくるウシジマくんの良さ?がフワッと出てくる。
ウシジマくん、完全悪なのに真っ黒なのに出ている人の中で一番人生を知っていて明るい場所で眺めているような雰囲気がすごい。
いろんな感覚が初めてに近いぶん、ユーモアすらも純粋で彼と会う度に相手は戸惑ってしまう。この距離感に答えがあったのか、考えたこともなかった出来事に自分も戸惑ってしまった。
最後の最後まで素直に?なれなかったレイチェル、最後まで最後まで素直に友達?と言えなかったグレッグの距離感が愛くるしく、もどかしい。先生が言っていた事を最後に描いたシーンは素敵でした。この色使いや音楽の>>続きを読む