tttotitomさんの映画レビュー・感想・評価

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.9

ホラーは苦手ですが北欧や民族風習などの世界観が好みだったので鑑賞。
おばけやゾンビなどが急に出てきたりしないのに、素敵な景色の中で浮かび上がる集落の人たちの不気味さにゾクっとしました。

また映画が終
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バービー(2023年製作の映画)

3.3

わたしイケてる!感が全面に出たどピンクの胃もたれしそうな映画、だと思っていたら、グレタガーウィグが監督だったので意外すぎて気になっていました。

バービー独特こハッピーな世界観を楽しんで終わるのかな?
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

スクールカースト底辺のメンバーによる変わり者の集まりからなる編成で進行していくストーリーなので、期待裏切らずとても面白い。

音楽の解釈や、あとから恥ずかしくなっちゃうカルチャーの取り入れ方とか、気持
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.9

叔父と姪の日常を淡々と追いながらルーティーンを追っていくことで、繊細な気持ちや関係の変化を読み取ることができるところに面白さを感じました。

霧がかっている中にきれいな日差しが舞い込んだりするような景
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101(1996年製作の映画)

2.8

ディズニー映画にはまっていた小さい頃、劇場で鑑賞。
アニメのクルエラと顔は似ていないのにグレンクローズがクルエラすぎて、いいもん見させてもらったと、大人の本気に感動を覚えた記憶があります。

強烈でく
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.1

底辺の家族と勝ち組の家族の対比が、構図やカメラワークで視覚的に仕掛けられていて、あとから「だからこうだったのね!」という色々な伏線がはられていて面白い!

普段在宅ワークでもなるべく自然光が入る環境に
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.3

渡辺直美が面白くて笑っちゃう、けどおもしろくて好き。

でもシスタークローネは原作のパワー系の見た目でありながら、不気味さと哀愁を併せ持ったあのかんじが魅力だったので、せっかくなら原作忠実版のシスター
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

2.8

離婚しても、子育てのパートナーとして家族関係が続いていくことや、こっそりマリファナ吸っていけないことしてみたり、など、日本では馴染みがない感覚が要所として出てきて、文化の違いだなぁと思うところはありま>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.3

ありえない状況や無茶な展開ではあっても、調子に乗って失言した後にグビッとお酒飲んだり、急に心当たりのある自分の失敗や所作を彷彿とさせて「わかるわぁ〜その気持ち」と思いながら観れてしまう楽しさもあり。>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.9

ありえないことが起こっているのに、実在するビートルズの名曲やエドシーラン本人出てきたり、とライトなパラレルですが、登場人物の心情などがわかりやすいので置いてけぼりになることもなく。

最初は、ドラえも
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

2.9

列車もの事件作品の元祖なのでは?と思うほどの作品。
殺人や撃ち合いなどはありつつも、シリアスすぎなくてちょうど良い。

グルだから嘘をついているのか、巻き込まれたくなくて嘘をついているのかわからずに話
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パピヨン(1973年製作の映画)

3.4

勇敢で自由にこだわるパピヨンと、知恵があって現実派のルイ。
二人は正反対ながらも互いに協力し合い脱獄へ、、、という友情の話かと思いきや、時代背景も絡んでどんどん過酷な状況になり、いたたまれない気持ちに
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.0

王道の感動純愛映画なのでなかなか手が伸びず、今になり鑑賞。

冒頭の老男女二人が出てきたところで、先が読めてしまいましたが、読めてしまってもなおド直球の純愛さをかみしめることができました。

貧しくて
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.1

華やかで煌びやかな世界を目で楽しみながらも、ウディアレンのクセになるこじれた人間模様が楽しめる映画。

軽快な音楽と共にテンポ良くストーリーが進んでいく、人が死んでいくブラックな出来事でさえサクッと軽
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紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.0

魔性で計算高い女なのに嫌なかんじがしないのはマリリンモンローだからだなぁ。
マリリンモンローのためのマリリンモンローの映画、かと思いきやジェーンラッセルも素敵。

天真爛漫な金髪とツンデレだけど友達思
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

2.7

個性派素敵美女がたくさん出てきて目で楽しめる。キャストも豪華。

期待していたよりアクション感がなく、チームワークやタイミングなど頭脳プレイ系で意外と優雅に事が進んでいった。

誰が好き?とか、観終わ
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ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.1

本作では少しおどけていて茶目っけあるキャラクターのブルースリーなので、新たな一面を見れた気分になりました。

ブルースリーは燃えよドラゴンの堅物でいて圧倒的に硬派、というロボットのような飼ってなイメー
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.0

意外といろんな年代の登場人物が出てくるので、子供の頃から大人なるまで、色々な人の立場の目線になって観ていると再発見できておもしろい。

傘を返しに行った時、「いいのよ〜、いつだって泥だらけなんだから。
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.4

夏休みを感じる映画を観たくて、ポップな色使いに惹かれ鑑賞。

絵にかいたような、どうしようもない派手なお母さんだけど、子供を最優先しているシーンもあり、ちゃんと愛していることが伝わる分、どこか憎めない
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.3

メインは年頃の息子とシングルマザーのお話なので、感動ヒューマン系なのかな、と思い観るのを先回しにしたのですが、グレタガーウィグ目当てで鑑賞。期待以上によかったです、

息子の周りの女性達が思春期の息子
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.2

小さい頃観ていたので印象的なシーンは覚えていたけど、改めて大人になってから鑑賞。

期待通りポップでおふざけで面白い。メイン三人のキャラもたっていて大好きです。

80年代のにぎやかで派手なイメージも
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女は女である(1961年製作の映画)

3.0

かまってちゃんで、さらに女のめんどくさいところがすごく凝縮されている、のに軽やかでいて、かわいらしくさえ見えてくるという不思議。。

視覚的におしゃれというのもあるけど、嫌味や屁理屈も直球でなく、少し
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なくもんか(2009年製作の映画)

3.3

哀愁ある背景を持つ男の話でも、クドカン独特のテンポの良さと賑やかさがあり、勢いにのって鑑賞できました。

こんな極端に不器用で痛々しい人滅多にいないけど、実際人付き合いの良い塩梅ってなかなか難しいよね
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めがね(2007年製作の映画)

3.0

物腰柔らかでありながら、波長が合う人のみ心を開く人たちや、出会いのうれしさ。

相手の情報をたくさん知っているからといって関係や信頼性が深いのかと言ったらそうでもなく、言うのも野暮というか。空気で会話
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第三の男(1949年製作の映画)

3.0

なんとなく気になって観た映画で、聴き馴染みのある音楽が流れると、本来使われているシチュエーションに出会えた嬉しさでテンションが上がります。

みんなが何かを隠している、話が少しずつ噛み合わずによそよそ
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.1

おふざけなパッケージなので、コメディメインかと思いきや、インドの文化的な背景や葛藤などもあってネタが多く一喜一憂しながら飽きずに観ることができました。

常識にとらわれず、好きなことを好きなだけ本気で
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タイピスト!(2012年製作の映画)

2.8

ベタな展開だけど、主人公のローズの絶対的なヒロイン感があって魅力的。
古き良き時代の雰囲気を再現した、少しやりすぎなくらいの衣装も可愛い。

個性的な強敵と女のバチバチですらかわいくてコミカル。

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アメリ(2001年製作の映画)

3.0

女子が好きそう、で片付けたら勿体ない映画。肩の力を抜いて鑑賞を楽しめて、たまには良いなと思います。

一人暮らしで外出自粛が続いているので、自分の中だけで空想を進めていく感覚はなんとなく人ごとではない
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

2.7

ドラマにはまっていたので鑑賞。壮大な展開と演出が、多要素がギュッと詰め込まれていて、さすが映画版。

ドラマは終わってしまったけど、もう一回不動産編のあの人たちを観たい欲を満たすうれしい映画でした。

KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

3.1

会話が下品で、出てくる少年達も下衆。なのに、ストリートカルチャーの背景もあってかっこいい。

淡々とした日常の中でも、自由や刺激を求めているヒリヒリした若さが少し眩しかったり、コミュニティの中で生きて
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娘・妻・母(1960年製作の映画)

3.2

高峰秀子さんと原節子さん、出演していると思わず観てしまうヒロインが二人同時に出ているなんて、と期待しながら鑑賞。

お金の話と、家族の身の振り方をどうするか、という事柄がメインなのに、家族を中心とした
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妹の恋人(1993年製作の映画)

2.9

ジョニーデップの可愛らしさが堪能できる映画。

変わり者を演じてもすれすれのところでドン引きさせないような愛嬌が良い。

良かれと思って、を他人に押し付けちゃいけないなぁ、とか、忙しさにかまけて雑な見
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.9

グロいの苦手ですが、ファンタジーとエロとおしゃれ感のおかげで、最後まで観ることができました。

乳がぽろーんと出ててもファンタジーだから、いやらしさがなく、映画の世界観として見れてしまうのが不思議。
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

2.6

松田優作目当てで観たけど風吹ジュンが可愛くて美人。。

ここまで見せる必要がある?っていうお色気シーンに時代を感じるけど、それもまた今観ると異世界感を楽しめました。

松田優作ってワイルドな雰囲気以外
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.1

父の作り上げた幻想的な話が現実と交差することで、死期が近付いた父に、突っぱねた態度や疑念を抱いてしまう息子の複雑な心境など、現実とのコントラストを楽しめました。

幻想的な作風が多いティムバートン作品
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.7

目が疲れたけど何か映画観たい、という深夜になんとなく鑑賞したら、とても良くて一気に観てしまいました。

お父さんの娘溺愛ぶりや、
逃走中、どちらかが恋ちゃうんだろうな〜という予感がしながらの二人の痴話
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