のさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

あー、なんで見ちゃったんだろ、、、

何がこれから起ころうとしてるんだろうっていう不安感がいっぱいで前半特に無駄な力が入りまくって見たせいか非常に疲れた。
必死に抵抗しているのに抗えない悪意のせいでだ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

本は鈍器。
前回追放されたところからのスタートだからいきなりフルスロッルで息をつく暇もない怒涛のアクションシーンで最高に楽しい。

真剣な逃走劇のはずなのに道路の真ん中を馬で走ったり、お互いもたもたリ
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.5

最高に怖い女。
101匹わんちゃんではかなりクレイジーな印象だったクルエラをここまで感情移入できる人間味あふれるキャラクターに昇華させたのが凄い。

根っからの悪というわけではなく、最初はどん底の人生
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101匹わんちゃん(1961年製作の映画)

3.6

クルエラ見る前の予習として鑑賞。
内容を全く知らなかったから人間たちが狂気に満ちててなかなかに怖かった。

ちょいちょいキャラの輪郭が複数の線で書かれていて本当に手で描かれてるんだなってことがわかって
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

去年映画館で見たのにレビューを忘れてた。
アシタカヒコカッコ良すぎ。

人間が豊かに暮らすために自然が犠牲になっているっていう構図を美しくリアルに描いていてすごい。きっと読み取れていないメッセージ性は
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.2

妻に離婚を切り出された夫がイケイケナンパ師の指導で男を磨いてもう一度妻を振り向かす映画。
だと思ってぼんやりと見てたらバラバラに散らばっていたはずの相関図が次々に繋がっていく展開が面白すぎて気づいたら
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

4.0

見たことはあったんだけどフルで通して見たことがなかったなんて大きな声では言えない。

83分の作品とは思えない満足感で体感2時間近い超大作を見た様な気分。パート・オブ・ユア・ワールドのインパクトがやっ
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

3.8

こんな先生に音楽を教えてもらえたら聖歌でもなんでも歌いたいって思える。

生徒たち聞き分け良すぎないか?とかデロリスの渡した本1冊で改心するのかよとか最初は捻くれた視点で見てしまったけど、気づいたらそ
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.8

変幻自在さが前作よりも進化して楽しさ全開。
建物や車を大きくする感じはドラゴンボールのポイポイカプセルを思い出す。

シビルウォーを見てないからアントマンの後に何があって軟禁生活や仲違いをしたのかわか
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

凄まじくグロいけどそのグロさすら楽しめてしまう最高のエンターテイメント。
初っ端から始まる悲惨な死亡シーンの連続でこっちのグロ耐性を鍛えてくれるお陰?でハーレイクインが首をへし折ろうがナナウエが人間を
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

3.8

小さい頃に見たときはスーパーパワーのヒーロー物という印象だったけど、改めて見たら仕事との向き合い方など自分の生き方について考えさせられる映画だった。

自分の個性を押し殺して生きているせいで窮屈な思い
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.9

展開が予想できても感動できるってすごい。
ずっと残り続ける兄の想い、ケアロボットとしての役割を最後まで果たしたベイマックス。後半に畳みかける涙腺への刺激がズルすぎる。

サンフランソウキョウの世界観と
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ラマになった王様(2000年製作の映画)

3.8

終始バカすぎてめちゃくちゃ笑った。
ピタゴラスイッチを彷彿とさせるハプニングの繰り返しで頭空っぽにして楽しめる。

自己中でご都合主義でどうしょうもないクスコをなんだかんだ見捨てることができないパチャ
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ジャイアント・ピーチ(1996年製作の映画)

3.6

両親を失い意地悪な叔母たちに育てられたジェームスが巨大なモモと虫たちとの冒険を経てだんだんと勇敢になっていく姿に勇気をもらえた。

ティムバートンの世界観があんまり得意じゃないけどこの作品は普通に楽し
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

4.0

誰にでも料理はできる。
それがたとえ人間じゃなくてネズミだったとしても美味しい料理を作れるというワクワク感が好みだった。作る料理が本当に美味しそうでお腹が減っている時には絶対に観てはいけない。

安全
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.6

前作が映画だったとするなら今作は別れの映画。

ネットの世界の解釈が面白くて検索、広告、SNSなど普段何気なく見ているものははこんな感じなのかと思うと笑える。プリンセス全員集合でやりたい放題なお祭り感
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

この映画を見れた今日はいい日じゃなくて素晴らしい日。
コメディ全振りかと思って挑んだから元々NPCだったガイの成長、葛藤にすごく考えさせられたし、後半に押し寄せる感動の涙に不覚にも目が潤んでしまった。
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.2

ヒーロー映画ながらも世の家庭あるあるをいい感じに盛り込んでいて良くできている。

仕事に比べたら家事なんて大したことないと豪語するお父さん、仕事中も家族のことを気にかけるお母さんっていう構図が色んな家
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.8

これは本当にディズニーの作品ですか?って疑いたくなる様な展開が多すぎて衝撃的。
カジモドの迫害され方とかフロローの粘着質な気持ち悪さとか子供の頃に見てたらトラウマになっていたと思う。

そして何よりこ
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

3.6

時系列的にはいつなんだろう。
原作読んでるとフルカウル5%はもう物足りないね。

回数制限付き100%解放アイテム、敵もオールマイトに匹敵するチート装置を使用などなど映画ならではの要素が詰まっていてよ
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.2

彼女たちの青春は傑作でした。
学園青春物語だけでなく、SF・時代劇など異なるジャンルの要素を絶妙にいいとこ取りして1つの物語としてキレイにまとめ上げてることが凄い。

武士の青春のラストシーンを勝負さ
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.0

ゲームが題材だから子供向け…と見せかけてストリートファイター、パックマンなどなど大人が見たほうがわかるポイントが多くて楽しめると思う。細かいところでいうとメタルギアのSEとかコナミコマンドとか巻き戻し>>続きを読む

ヘラクレス(1997年製作の映画)

3.8

キングダムハーツでしかしらなかったけどディズニー+に入ったので視聴。

90分しかないのに普通の人間として生きてきたヘラクレスが真のヒーローになるまでがとても簡潔にまとまっていて面白かった。悪役のハデ
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.5

大大大満足です。

レトロなユニバーサルのロゴからの明かされるドムの過去、原点回帰のシンプルカーレース、いきなりアクセル全開のカーチェイス、ローマン無敵疑惑、ラムジー無免許運転、人の家で最悪の兄弟喧嘩
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.0

望まない妊娠をしてしまい、親にも言えず、同意なしで中絶ができるニューヨークへ従姉妹と2人で向かうお話し。
内容をまとめてしまうととてもシンプルだけど重たくて深刻な現状が詰まっていた。

原題でもあるN
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.9

キャストがとても豪華。
あと手がちょっとグロかった、、、

警察とマフィアがお互いにスパイを忍び込ませるっていう設定だけでとてもワクワクしたし、全く次の展開が予想できない懐の探り合いが面白かった。かな
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氷の微笑(1992年製作の映画)

3.7

最初にほぼ犯人の検討がついてるのにも関わらずシャロンストーン演じる魔性の美人小説家の手のひらで転がされて、どんどん真相が分からなくなる。

基本的に映画に過激なシーンはいらない派だけどこの作品に関して
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.0

南国、プール、花火。
この夏にぴったりなミュージカル映画。

夢を持ちつつも生きていくので精一杯な移民の方の厳しい現状が背景にあり、暗くなりそうなのにそんなことを忘れさせてくれるポップで明るいラテン系
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

実在した零戦の設計者である堀越二郎をモデルにした作品。

ただただ悲しい話しだったけど雰囲気とかも込みですごく好きだった。
人を乗せて運ぶ飛行機を作ることを夢見て切磋琢磨していたのに実際に作り上げたの
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

何が現実で、何が幻覚で、誰が正しいことを言っているのか訳がわからなくなる。そして最後に全てのネタバラシをしてくれて納得しながら楽しめた。

「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか」なんて意味深な
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

衝撃の復讐劇。
冒頭の持ち帰り男を制裁するキャシーの恐ろしさに一気に心を掴まれた。

過去の行いをあの頃は若かったとか向こうも乗り気だったという言葉で正当化しても一生付き纏うし、それを忘れないし許さな
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

サマーの色気にやられた。

私は本気じゃないですよ。と明言されてそれを飲み込んだ関係だったはずなのに、いつの間にかサマーにのめり込んで自分だけは特別だと思い込んで勝手に振り回されるトムを俯瞰で見て楽し
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