takashiさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

レディ・バード(2017年製作の映画)

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再鑑賞

母親の子供に罪悪感を与える態度がやはりどうも苦手です
クリスティンの年相応の生意気さは、等身大の女子高生ぽさを感じさせてすごい好きですね
久しぶりに鑑賞して、冒頭の「常に楽しもうとしなくても
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インターンシップ(2013年製作の映画)

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見ていて楽しい気持ちになれる映画でした

インターンシップとはいえGoogleが(おそらく)構造化面接を採用していないあたりに時代を感じました
Googleはなんでも食べ放題飲み放題でうらやましい限り
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妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク(2022年製作の映画)

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サメ映画がきちんと面白いという、もうそれだけで奇跡的な作品(しかも国産!!)
キラーカブトガニといい今年は劇場公開B級映画当たり年かもしれません

首が飛んだり四肢欠損があったりはしますがいかにもな作
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

テイラーが亡くなってしまったところでちょっと泣いてしまいました
ケイトただでさえつらいだろうに

娘の死を受け入れられない脆く弱い母親と、死を受け入れて行動する子供たちの対比がよかったです
アナの生ま
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

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面白かったです
ホラー・サスペンス・グロ要素は控えめ、時間も短めでサクッと観られます
少年の成長がメインぽいので、IT感がありました
メインビジュアルがまんまホラーなので、そこから入ってしまうと拍子抜
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

感動しました
けど登場人物の役割性がちょっと特殊な映画だなと思いました

主人公(父親)、看護師、娘、母親、宣教師、それぞれがその役割に対して不完全に描かれます
一見普通に見える看護師でさえも、主人公
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イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること(2020年製作の映画)

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アメリカの自然をただ疑似体験したかっただけなので、BGMとかナレーションが邪魔にしか思えなかったです
「自然って素晴らしいよね!」みたいな思想誘導的な感じもひたすら苦痛でした

映像の方もしょせん「映
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

抑制の効いた演技、演出、絵、全体的に上品な映画だなと思いました
ただ綺麗でエモーショナルだからと美しいシーンを無闇に挿入する作品よりずっと好きです
主人公ウィリアムズの車窓越しの初登場シーン、山高帽の
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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仲間集め、冒険、成長、そして最後には知恵と勇気で悪いやつをやっつける
昨今珍しくなった王道ファンタジーで新鮮味すら感じました

期待を胸に鑑賞すると「悪くはなかったな」となって、気軽に観に行くと「おも
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

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時速8kmでしか見られない景色もあるなと、はじめて自転車に乗れるようになった時のことを思い出しました

登場人物はお年寄りばかり、兄の家に行くための芝刈り機は時速8km、ストーリーの展開だって早いわけ
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フラッシュ・ゴードン 4K(1980年製作の映画)

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QUEENの曲や映画のテッドで知ってはいたけど、ようやく鑑賞できました

正直面白くはなかったですし色々ガバいんですが、特撮やきらびやかな衣装、コテコテなSF感はなんともいい感じです
一部界隈でカルト
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雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

正直得意なタイプの映画ではなかったです。それでも、すごく良い映画だなとも思いました。

主人公の瞬は自分の家庭環境を普通と言いますが、母親が癌を患っていて十分重いです。
しかし、瞬の周りの子供たちは
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

お涙頂戴系かなと思って避けていたんですが、全然そんなことはなく優しい気持ちになれる素敵な映画でした
2時間以内できれいにまとまっていて観やすいのもよかったです

オギーをいじめるジュリアンは、顔は整っ
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

婚約相手のいる女性を狙ったり、仲を引き裂こうとしたり、婚約相手がいるのに別の女性と関係を持とうとしたり…登場人物の行動に共感できなくて話に入り込めなかったです(タイトル通りか…)

ただ、本物のコミュ
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ノットジラ(2020年製作の映画)

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意図的にチープにつくったB級映画といったところ。茶番系です
虚無でしかないZ級を期待すると肩透かしをくらうと思います

所々笑えましたが、不必要にチープな作りにしたり過剰な茶番劇にしたりするのは製作者
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Single8(2023年製作の映画)

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青春もの好きなんで評価甘いかもですがかなり好みの映画でした

「映画作りをする少年少女」みたいな映画はままあれど、これはとにかく距離が近い。映画作りに奔走する少年少女たちをただ愚直に写すので自分まで一
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前作よりスケールアップした話で楽しかったです
映像もパワーアップしていたし、コミカルな会話も健在でした
手紙を読み上げるシーンは笑ってしまいます

ただ、ユニコーンを手懐けるシーンなどは子供騙しのよう
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

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前から観たくてようやく鑑賞できました

評価高いのは納得なんですが、自分にはあまり響かなかったです
何本かフランス映画は観ましたが、どうも自分はフランス的情感にピンと来ないみたいです

自分の懐の狭さ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

テンポが早いので退屈はしなかったけど、自分にはそれほど刺さりませんでした

浜辺美波が敵に焦ってご飯かきこむところは可愛くてめちゃ好きです
あと干潟をバックにした絵はかなりキマってて印象の残りました

はじまりのうた(2013年製作の映画)

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観ていて心地よい映画だなと思いました
ただ正直退屈に感じるシーンが多かったです
曲に頼りすぎて間延びしているように感じましたし、NYの景色が美しいのはわかるけど、何度もキメキメの絵で撮られるとさすがに
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ドリーム(2016年製作の映画)

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おもしろかったです
作品内では黒人差別が前面に出ていましたが、差別される側の黒人でさえも女性に対して社会的偏見を持っていて、難しい問題だなと考えさせられます
自分は常に敬意を持って人に接しているか、誠
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「スピルバーグの自伝的作品」という売り方がそもそも間違っているのではないかと感じました

映画終盤にメタい表現が何個か続きます
母親を許すシーン、大物監督が部屋に入ってきた途端にBGMがノイズ混じりに
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アラジン(2019年製作の映画)

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結末分かってはいたもののちゃんと楽しめました
「自分で取ってこい」ってなんでもない台詞なのにちょっとうるっと来てしまいました
ジーニーと侍女のやり取りが微笑ましくてすごく好きです

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

3人のめんどくさい男女のお話なんですが決して定型的な安直話ではなく、心に沁みるタイプの感動があって非常によい映画でした
冒頭のモノローグにある通り「選ばれない」女の七月を「選んだ」安生
彼女たちの交り
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

好き嫌いは分かれそうですが自分はめちゃくちゃ好きな映画です
マルチバースという壮大な世界観に、あえて国税庁やコインランドリーという矮小な舞台をもってきて家族をテーマにしてしまうところがこの作品に愛おし
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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笑いと感動がほどよくあり楽しかったです
始めの1時間はハマりきれずちょっと退屈に感じました

シャザム!(2019年製作の映画)

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2作目前にちゃんと観ておこうと思い再鑑賞
物足りなさは感じつつもけっこう楽しめました

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

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主に主要人物のですが、台詞の言葉選びと演技が宙に浮いているように感じられて観続けるのしんどかったです
リアリティの追求が、逆に本物との差をむき出しにしているような...
高評価は納得なんですが、自分に
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別れる決心(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

終始、不器用で甘酸っぱい中学生の恋愛を見ているような愛おしい気分になりました
遠くからの観察、声の録音、気を引くためにちょっと?悪いことしてしまったりなど...絶妙な気持ち悪さと純粋さが同居していてな
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

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ラスト付近で涙ぐんでしまいました
淡々と進む系なのでわかりやすい展開を求める人には合わないかもしれません

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

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前提知識ゼロでの鑑賞です
想像以上に真面目な作りで途中から引き込まれてしまいました
正直「コメディ寄りで色々とお茶を濁すんだろ」と思って侮ってましたファンの方すみません!
黒沢くんの眉毛がキュート、安
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「取引しただろ」で大暴れするアントマンが好きです
蟻軍団を引き連れて登場するピム博士はイケオジが過ぎました
カーンVSアントマン&ワスプ&キャシーの流れるような戦闘シーン好きなんですが、どうもカーンビ
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

雰囲気が好きです
個別の問題はなにも解決していないのにラストシーンには妙な爽快感がありました
挑戦がひとつのテーマであるなら、壇上で踊りきり輝いたあの家族ならもう大丈夫だろうという楽観論かもしれません
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