けーすけ109さんの映画レビュー・感想・評価

けーすけ109

けーすけ109

ミッシング(2024年製作の映画)

4.0

焦り
葛藤
苛立ち
苦悩
成果の無い反復行動
それが例え何の意味を持たないにしても
藁をも掴む思いで只ひたすらに毎日を生きる


娘が失踪した
突然の衝撃
青天の霹靂
己を責める者
淡々と出来る行動を
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波紋(2023年製作の映画)

4.0

波間で揺れるさざ波のように
どこか不安定で心許ない心情
当たり前のように生活していく術が
決して当たり前では無い事を問い正す
可憐で微弱なそんなありきたりな迷い人よ


今も残る地震の影響
いずれ迫ら
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福田村事件(2023年製作の映画)

-

小さき御国の狭き箱庭の中で
募る群集心理と危険な偶発的事象
理性や正義など存在しない
それはただ己を守る為の行為
村を守るために仕方の無かった事なのだ


関東大震災後の混乱
何も信じられない状況
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.5

夜空に描く星空のキャンバス
澄み切って淀み無く綺麗な空間
舞台は整った
後は前に歩みを進むだけだ


服部平次と怪盗キッド
隠されたお宝を巡って己が信念を胸に動き出す
それぞれの思惑が相まって絡まる導
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

砂の惑星デューンを巡る争い
滅ぼされた王家、生き残った王子
現地の民と共存し宿敵を迎え討て

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

汝に問いかける
それは正しい行いだったのかと
汝に問いかける
救済する正義とは何なのかと


"原爆の父"の生涯
しがない研究者だった
だが考えることに長けていた
時代の流れから戦争を終わらす兵器を作
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

突如として未確認飛行物体襲来
この世の終わりを連想させたが
意外と世界は通常運転
しかしながら絶え間なく動く小さな飛行隊
終末の空虚と身近な世界線


一度は駄目かもしれないと思った
けれど日常は続い
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変な家(2024年製作の映画)

3.5

一つの間取りから見る違和感
何の変哲も無さそうな図から紐解く真実
これって何か変ですよね?
雨穴ワールドの新しい解釈

リゾートバイト(2023年製作の映画)

4.0

日常からの逃避行
気の許せる仲間と働くリゾートバイト
真夜中に感じる動く影と島に隠された秘密とは


すがるものが欲しい
何かきっかけが欲しい
働く事で見出す活力と元気
現実から離れて目の前の業務に励
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映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

4.5

守るために犠牲を伴ってはならない
痛みは巡って自分に返ってくるから
家族との団欒を蔑ろにしてはいけない
愛情を注いだ欠片は記憶の片隅に鮮明に残るから
間取父親との一件を経てそれから


父親として
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.5

亀の始まりから陽の光を浴びるまで
海外ライクな演出とノリの良い音楽
魅力的なキャラクターと4人の人間性の新解釈

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.0

黒い夜の帳が降りた波打ち際
深海の深い奥底に響くクジラの鳴き声
粛々と聞こえる物悲しい叫び声
それは決して届く事は無い
聞こえる事の無い声が届けるメッセージ


錯綜する世界
閉じ込められた箱庭でただ
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

-

闇落ちしたくまのプーさん
人間を恨み野生化する
救いの無い現実に光は届くのか

サイレントラブ(2024年製作の映画)

3.5

目の見えない女性と声が出せない男
相交る事のないであろう2人
そんな2人がピアノをきっかけに交流を深める


音大でピアノを専攻する女性
不慮の事故で視力が無くなってしまう
そんな音大で清掃員をする男
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

5.0

炭治郎でなければ成し得なかった
だが炭治郎だけでも遂げられなかった
刀鍛冶の里での終末と柱稽古に繋がるそれから


魂が震える鬼々的状況
決断する力
犠牲を伴えど遂行しなければならない瞬時の判断
支え
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

日露戦争後の日本
戦場で生き残った軍人の杉元と
アイヌの娘アシリパが
北海道のどこかに隠されたとされる
アイヌの金塊を求め旅をする
網走刑務所を脱走した囚人の体に刻まれた
しるしを道標に2人は雪山を闊
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劇場版 君と世界が終わる日に FINAL(2024年製作の映画)

4.0

「どんな未来が待っていようとも生きろ」


シリーズ5作目にして最終章
最期の楽園と呼ばれていた「ユートピア」
響は未来に会うために
少年は幼馴染を探しに迷い込む


生きている限りは必ず役割がある
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

山荘に集められた7人
とある劇団の最終選考が始まる
大雪で外界とは謝絶状態
閉ざされた空間で4日間の合宿
その中で日を紡ぐ度に消えて行く参加者
それは現実なのか偽装なのか
疑心暗鬼のまま物語は動き続け
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

5.0

変声期に戸惑う合唱部の中学生と
絶対に失敗できない
カラオケ大会を控えるヤクザの話


その不釣り合いな関係が
徐々に雪溶けし周りを巻き込み
縁の輪が広がっていく


両者ともに絶対に失敗が出来ないと
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.5

"お笑い"に全てを注いだ
お笑いが自分の全てだと思った
必ず笑いを取ってやる
笑いで世界を変えてみせる
うだつの上がらないハガキ職人からの道標


20歳を過ぎた
周りは成人式でバタバタ
そんな中でも
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.0

女子高生に■されたい計画
一つの事件をきっかけに趣向は明後日を向く
沼へとハマる道程と軌跡

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

5.0

コードネームは"黄昏"
オペレーション"ストリクス"を
全うしながら日々の任務をこなす


今回のミッションは
オペレーションネーム"White"
戦争の引き金になり得る火種を消し去り
与えられた役割
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.5

"世界は優しさで溢れている"


一つのボタンの掛け違いで
目の前の世界が別世界になる
日常を学舎とし経験を踏み今を生きる
ただ必死に激動の時代を駆け巡る
そんな生き様を体感せよ

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

4.5

忘れていた感覚
子どもの頃に確かに覚えていた記憶
けれどいつの間にか過ぎ去ってしまう感情
なんて事は無い
ただ当たり前に存在した夢幻世界
"イマジナリー"の世界へようこそ

法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.0

司法試験合格を目指して勉強中
息の詰まる生活
そんな隙間時間に行う模擬裁判
悪事は裁判によって裁かれる


同級生に呼ばれた
指定の場所に行くと
血まみれの幼なじみと
ナイフで刺され倒れている同級生
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.5

かいぶつのきこりがいました
ふだんはきこりをしています
ふつうのきこりとしてはたらいています
けれどまわりはかいぶつのそんざいをしりません


イカれた弁護士vs連続殺人鬼
俗にいう"サイコパス"の存
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(2023年製作の映画)

3.0

静かにただその時を待ち続ける男達
傍若で理不尽な振舞いにも
必ず来るであろう明日を信じて耐え忍ぶ男達
虎視眈々と頃合いを見定め
刻一刻と水面下で動く者達


己が首を身印にして勲章に喪ず
動乱の時代
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

生きる事にしがみつき虎穴を探る
綱渡りと知りながらおいそれと光を辿る
墓場鬼太郎へと繋がるエピソードゼロ

正欲(2023年製作の映画)

3.0

雑踏と喧騒に揉まれた息苦しい生活
別に救いを求めている訳では無い
馴れ合いたい訳でも無い
俗に言う普通のレールから
いつの間にか外れていた
そんなやるせない気持ちを埋める稀有な存在


万事問題なく進
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

終戦後の日本に最恐襲来
戦時下で復興もままならない
だがそれを乗り越えるべく気持ちも追いつかない
そんな隙間に巻き込む新しい息吹
守るべきものとそれを託し乗り越えるもの
ただやられてしまったままではい
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