tokiwa3256さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

tokiwa3256

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女は女である(1961年製作の映画)

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おらが街でもようやく「追悼ゴダール映画祭」を上映することに。今回は個人的に好きな作品の『はなればなれに』をスクリーンで観られるのはうれしい♪

そんなわけで大手配信サイトで観ることが出来る『女は女で
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怪物(2023年製作の映画)

3.8

とりあえず2回観ました。

練りに練った脚本に、美しい映像、引き込まれる演技、そして劇伴。文句なし!
あとはこの物語が受け手の肌に合うか合わないかだけの問題。自分はあえてこのスコアです。

東京エキス
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

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『怪物』を観たがとりあえず保留^ ^

で、映画館ではあえて鑑賞をしなかったこの作品をようやくwowowで観たのでこちらのレビューを。

今村夏子さんの原作を既読済みなのは、『怪物』と同じ脚本の方の『
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.9

地元のシアターがいつにも増して気合い入れて上映回数マシマシで提供していたので、観るつもりのなかったこの作品を鑑賞する事ができた。

やっぱり自分は90分の映画が好きだ。
よくありがちなプロットでラスト
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.3

楽しみにしていた『TAR』を観ました。
1回目の鑑賞では、う〜ん3.8
2回目の鑑賞では、いやはや4.8
よってスコアはふたつを割って4.3
2回目だけなら今年の劇場マイベスト。
今年配信で観た過去作
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.6

評価の低い『コンペティション』から、評価の高い『ザ・ホエール』を。配給はまたまたA24ですか...

地元シアター公開延長のタイミングが合って鑑賞できた。観客11人。
でもってメルヴィルの『白鯨』のあ
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コンペティション(2021年製作の映画)

3.8

先月末たまたま時間が空いたので鑑賞。観客5名。

この映画はレビュー評価が低いんだよね。
そしてレビュー数の極端な少なさがこの作品がほとんどの方に観られていない証左。
でも「多分自分の好きなやつ」だと
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あなたの顔の前に(2020年製作の映画)

3.8

はい、ついにホン・サンス監督です♪

wowowで何気なく観た『逃げた女』が妙に引っかかったので、近所のミニシアターで公開中だったこの映画を。自身初めて劇場で観るホン・サンス監督作品。

まず上映時間
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.9

『逆転のトライアングル』を鑑賞。
少しだけネタバレ。

しかし、きったねぇ映画だなぁww

前作が個人的にツボにハマったので
凄く期待しちゃったのですが、
少々ハードルを上げてしまったかな。
凄く面白
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

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YOU HAVE NOTHING

『逆転のトライアングル』を観る前の予習で第70回カンヌ映画祭パルムドールの前作品を配信で、スコアなし。

絶対に苦手な監督さんだと思っていたのだが....
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

『オットーという男』を鑑賞。

この映画、思いのほか良かった♪
優れた脚本を優れた役者が演じれば優れた作品になる見本のような映画。
これって落語の人情噺みたいな話で立川談志あたりが得意とする演目のよう
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.9

『コンパートメントNo.6』を鑑賞
事前にロキシー・ミュージックとデザイアレスの曲のみ予習して臨む。

いつもと違って平日の午後にも関わらず7〜8割の観客に戸惑い、予期せぬ状況に少々居心地の悪い気分の
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

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アカデミー賞授賞式のプレゼンテーターにアンドリュー・ガーフィールドが出ていたので
『アンダー・ザ・シルバーレイク』を
久しぶりにwowowにて再鑑賞。スコア無し。
これもA24製作・配給ですね。

1
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

もうすぐアカデミー賞授賞式なので
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 』と『フェイブルマンズ』を鑑賞。
で、レビュー(になってないが)するのはこちら。(『エブエブ』の方は2回観てよ
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

当然の如く1回目の鑑賞では
あまり理解できるはずもなく、
でも後ろ髪を引かれるような感じが
続いていたので、2回目の鑑賞。
(パク・ヘイルって「はじめまして」だと思ったら『殺人の追憶』の容疑者だったの
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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祝シャンタル・アケルマン監督作品DVD発売記念レビュー♪

各2回しか上映されない地元での
『シャンタル・アケルマン映画祭』
都合がついて唯一鑑賞できた作品。

でもって、採点不能www

事前に入手
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ちひろさん(2023年製作の映画)

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配信鑑賞のためスコアなし。
つーか、地元で上映しなきゃダメでしょ...

もう少し早く情報を知っていれば
エキストラ申請したのに〜!の作品。
ちなみに、
バイト先の駒形の弁当屋から
ちひろさんの焼津小
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

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原題にするべき作品だよこれ。
『IN BRUGES(ブルージュにて)』
配信鑑賞のためスコアなし。

『イニシェリン島の精霊』がとても印象深かったマーティン・マクドナー監督。
気に入った監督作品はやは
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あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

3.8

ずいぶん前から監督自らがTwitter上で
それこそ「あつく」語り、多くの方に観てもらう努力をされていて、その思いに絆されたのか
『あつい胸さわぎ』を鑑賞。

うん、いい映画だったと思う。
ミニシアタ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

少しだけネタバレ気味ですが、


アイルランドの内戦を軸にしているのは自身も理解はできたが、なにもあそこまでしなくてもいいんじゃない??
同性愛的なことも絡んでいるのはなんとなくわかるんだけどさ。
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.6

この映画を観たときはちょうど寒波がやってきた時で温暖な地元でも凄く寒かった。
でもって、客は自分も含めて3人・・・
こんな状況で劇場サイドも効きの悪い暖房を上げるのに躊躇するのは仕方がない。
温度を1
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

『ドント・ウォーリー・ダーリン』
恐らく地元が最後のロードショーだったかも。

「鏡の国のアリスが最後にマッドマックス」
こんな感じですかね。

基本的に好みの作品だからレビューをしているのだけれども
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.0

『シンドラーのリスト』
『戦場のピアニスト』

それぞれアカデミー賞・パルムドールを獲得した作品が傑作なのは言うまでもないんだけれど、唯一違和感を感じたのは言語がほぼ英語での会話なこと。
他の方へのコ
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欲望の翼(1990年製作の映画)

4.0

2023年最初の作品は
『欲望の翼(原題:阿飛正傳)』デジタルリマスター版

『脚のない鳥がいるらしい〜』
レスリー・チャンの人生そのものだったような気もする。

かねてから映画館で観たいと思っていた
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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恐らく今年最後のレビュー
『ケイコ 目を澄まして』を鑑賞
とりあえずスコアは保留。

ふだん商業映画しか観ないライト層が
この16mmフィルムの映像を観て
果たしてどんな感想を持つのだろうか?

正直
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

-

『バッファロー 66』がwowowで放送されていたので実ははじめましての鑑賞。
(劇場鑑賞ではないので採点はなし)

「当時自分はなぜこの作品を観なかったのか?」と思い返してみたら
ヴィンセント・ギャ
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

W杯オープニング映像の白いヤツが
『ノープ』に見えてしまう件ww

しかし睡眠不足で映画鑑賞は
しばらく控えることになりそうだ。
日本戦は言うまでもないが
イランvsアメリカが楽しみ過ぎる。
『アルゴ
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

『犯罪都市 THE ROUNDUP』
前作を配信で予習してから劇場鑑賞。

しかし、おっもしれぇなぁ!
そりゃ韓国で大ヒットするはずだわ。

つかみのシーンでは前作は張り手、今作は一本背負い。日本の格
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.1

『窓辺にて』を1週間遅れで鑑賞。

はい、好き!
良質な小説を堪能した感じかな。

でもどうなんだろう?
いま鑑賞している観客は今泉監督の映画が大好きな人たちばかりだから当然刺さるだろうし高評価なのだ
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.1

いよいよ12月に公開される三宅唱監督作品
『ケイコ 目を澄ませて』
映画評論家さんたちの事前試写会ですこぶる評判が良いみたいで、大傑作の予感。

そんなわけでFilmarksではそこまで評価の高くない
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.9

テアトル・クラシックス
『ポール・ニューマン特集』にて

BJトーマスの「雨にぬれても」は
何度もカラオケでトライしているが
Raindrops keep falling on my head
って、
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.9

配信で観た『燃ゆる女の肖像』が
凄く良かったので、
セリーヌ・シアマ監督の最新作は劇場で観ようと事前情報は全く入れずに鑑賞。

まず尺が73分と短いことに好感を持った。
「料金が同じなら長く」というの
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.1

午前十時の映画祭にて
多くの映画監督がベストに挙げる作品を。 
そりゃそうだ、映画監督には刺さるだろう。

若い頃に一度DVDで観てさっぱりわからず、、悔しいから二度目にトライしたのだが途中で離脱。年
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灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.1

『灼熱の魂』デジタル・リマスター版

地元のミニシアターの公開最終日に滑り込み。ヴィルヌーブの映画を映画館で観るのは実は初めて。ブレードランナーの続編もあえて観なかった(これはあとで後悔したけど)
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ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

4.4

WKW 4Kレストア版5作品を全部観た。
スタンプラリーのポスターもゲット♪
(もっと大きいサイズだと思ったけど...)
でもってこれまた超好きな『花様年華』のレビューでも書こうかと思ったのだが、この
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

5.0

WKW 4Kレストア版5作品上映がようやく我が街にもやってきた。

『恋する惑星 4K』(原題:重慶森林)
最前列ど真ん中で鑑賞。
自身オールタイムベストのひとつ。

例の如く毎度スミマセンの自分語り
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