tokiwa3256さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

tokiwa3256

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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.9

深田晃司監督作品は
『淵に立つ』『よこがお』『本気のしるし』を観ているがいずれも配信だったので、晴れて新作を映画館で鑑賞できるとあってとても楽しみにしていた。

深田マジックといえば「画面から漂う不穏
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

3.7

昨日観た『ブレット・トレイン』のレビューでも書こうと思ったが、やっぱりやめたww

『WANDA/ワンダ』観ました。
地元のミニシアターにて最終日滑り込み。
ざらざらとした質感のフィルム映像が逆に新鮮
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

先日までタイムラインがこの映画のレビューで埋め尽くされていたこともあり、映画館に行ってはみたものの、やはりホラー物は怖いので結局『サバカン』に急遽変更ww
でもレビューを眺めた限りではそこまで怖くなさ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

-

現時点で自分が「彼らの作品だけは観たくない」と決めている監督は
⚫︎ラース・フォン・トリアー
⚫︎ミヒャエル・ハネケ
⚫︎アリ・アスター
(ミッドサマーだけは観てしまったが)

さて上記の流れで『リリ
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少年の君(2019年製作の映画)

-

映画館ではなくwowowで録画して2回鑑賞。このため例の如くスコアはなし。
(前作の『七月と安生』とデレク・ツァン監督が敬愛する岩井俊二監督の超問題作『リリィ・シュシュのすべて』も鑑賞済み)

他の方
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.8

時期が時期だし内容も内容なのでガラガラの劇場を目指して行ったところ、なんか様子がおかしい... ほぼ完売状態で、さらに7:3くらいで女性の観客の方が多くを占めている。それもそのはず、地方ではとても珍し>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

-

アメリカNASDAQ市場のNFLXの株価は昨年690ドルだったのに現在は230ドルと大暴落していて個人的に大損をこいている...😖😱 グロース株はホントに難しいのだ。

Netflixが自らのビジネ
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.8

英題名『The Worst Person In The World』は今年のアカデミー国際映画賞ノミネートの中でもSNS等で評判がとても良かった作品なので地元での公開を楽しみにしていたが、結果的に少し>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.9

役者が演じるミュージシャンの自伝的な映画には個人的にあまり深く入り込めない。
「ボヘミアン〜」は確かにすごく良かったけれどリピートはしなかった。
そんな訳で観るかどうか迷った作品だが評判がかなり良いの
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乱れる(1964年製作の映画)

4.9

映画館で未だ観ることが叶わない作品なのですが、ロケ地など思い入れの非常に深い(知り合いの昔の家とか映ってるし)映画なのであえてスコアを付けています。
映画館で鑑賞できたら採点は5点以上になります!
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

5.0

午前十時の映画祭にて

学生の時に友人に誘われてなんの予備知識も無く『名画座』で鑑賞し衝撃を受け、以後映画館及びDVDで何度となく観続けているオールタイムベスト作品。
奇しくも今月10日で劇場公開40
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勝手にしやがれ 4Kレストア版(1960年製作の映画)

3.9

ジャン=リュック・ゴダールって
名前がとにかくカッコいい。
高級服飾ブランドみたいなイメージ

ミニシアターにて初の映画館鑑賞。
DVDでは過去に2度観てます。

原題は『息切れ(息ができない)』
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.2

これは観る人を選ぶ映画かもしれない。
違った意味でとても難しい映画なのかも。

数々の映画祭で大絶賛されているが
「ちっとも面白くないじゃないか!!」
という意見はある意味すごく理解できる。
登場して
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.7

最近 是枝監督が日本映画の行く末を案じているような記事を見かけるが、日本という国の「融通の効かなさ」による映画のロケ地選びやロケ地撮影での制約の多さも理由のひとつかもしれない。
そういう意味では全篇オ
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街の上で(2019年製作の映画)

3.9

Netflixで観た『愛がなんだ』が面白かったので、ちょうど一年前に地元の映画館(上映最終日)に駆け込んで鑑賞。その後Netflixでも2回ほどリピート。

若葉竜也さんは良い役者さんだわ。役の振り幅
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気狂いピエロ 2Kレストア版(1965年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

学生時代に一度鑑賞したけど
全く理解出来なかった作品。
2Kレストア版をミニシアターにて。
今なら少しは楽しめるかなと。

詩や文学小説・絵画・歴史・宗教に造詣が深くないと敷居が高いというか、上から目
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晩春(1949年製作の映画)

4.4

小津安二郎監督の戦後の作品は
DVDでほぼ鑑賞済みだが
この『晩春』だけは東京に行った際に映画館で観る事が叶った作品。
つまり小津映画の中でも好きな作品。
というか、個人的に訳があって『北鎌倉』には何
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男たちの挽歌 4Kリマスター版(1986年製作の映画)

3.5

何度かDVDで観てきた作品。
今回映画館(ミニシアター)で初めて鑑賞することができた♪

昭和の空気感を全面に漂わせたような
チープな映像にチープな音楽や衣装、他にもツッコミ所満載の内容w 今の若い
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.7

青山真治監督作品の全てをまだ観ていないのにも関わらず偉そうなレビューでご容赦願いたい。

この映画は彼の最高傑作で日本映画史上に残るマスターピースだと思う。

まるで11年後を予言していたような妹のセ
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Helpless(1996年製作の映画)

-

哀悼の意を表してwowowにて再鑑賞。

記念すべき青山真治監督の劇場デビュー作品。

ドローンがない時代の空撮から始まってアヴァンタイトル終了間際に
「脚本・音楽・監督 青山真治」
なんかカッコい
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

昨晩観てきたけど観客多かったね。
ごく控えめに言って最高だった!

でもこれ映画館組と後の配信組とではスコアが乖離するかも。前者が4.7で後者が3.8くらいかな。

中国のテンセントが出資を取り止めた
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カリスマ(1999年製作の映画)

-

映画館ではなくwowowにて鑑賞のためスコアは付けず。
黒沢清監督初期のコアな人気作品。

まぁわけわからん映画だけれども不思議と嫌いではない。
しかしこんなカルト的でドラッキーな映画(実際にマジック
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.4

原作が村上春樹「納屋を焼く」

昨年販売された雑誌の村上氏のインタビューで
「パラサイトよりも面白かった」と書かれており、また文章のニュアンスから「ドライブ・マイ・カー」よりもお気に入りの様な感じだっ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

-

終盤に二つ前の斜めの席に座っていた
知的な感じの綺麗な女性がハンカチで
眼を覆っていたのがとても印象的であった。
...ってことが気になること自体この映画に没頭できていない証拠で、自分にはマイクミルズ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

アカデミー賞授賞式の前に観ることが出来た。作品賞と助演男優賞は文句無しだが、脚色賞はちょっと違うような気がする。
でもほとんどの観客から
『この映画を観られて本当に良かった』って言われる作品って久しぶ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.0

「映画はできれば上映時間を2時間以内で収めて欲しいと」と常々思っているのだが、(こちらのトイレのことを少しは考えていただきたいw)
濱口竜介監督の『親密さ』や『ハッピーアワー』を観た後には、この監督の
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.2

記念すべきFilmarksの第1回レビュー。
映画館及びNetflixで都合3回鑑賞。

「ウディ・アレンの映画が大好きだ!」
なんて言うことが御法度な昨今だからね。
変態野郎の烙印を押されて追放状態
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