Sakkoさんの映画レビュー・感想・評価

Sakko

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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

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こんなに誠実に人間、人間関係を描き切って、感情や思考を言語化した映画はたぶんはじめてで、そりゃ317分かかるわけだ、と納得。

決して上辺ではなく、丁寧に他人と自分を守るための距離を置いた関係が心地良
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

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どんどんどんどん加速度的に奇妙になって、すごく生々しいのにずっとものすごく美してくて品がある。でもどこまで行っても人間で、もう何がおかしいのかわからなくなってくる。
支配と服従が絶対的なテーマなんだろ
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

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わかるようでわからんようですっごいわかる、そんな感じ
途中でめちゃくちゃ頭痛くなって集中できなかったのでもっかい観たい、でもお家で観たい系の映画かも

タバコとハムを摂取したい

夜来風雨の声(2008年製作の映画)

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映画館出てとりあえず喫煙所探した

全然パッとしない男の子だけど、詩を読みたいじゃなくて聴きたいっていう感性はいいなと思った

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

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すごいなあ、この人。
輪郭を確かめるという作業、自分のために他人を考えること、未来のために過去を振り返ること、エトセトラセトセトラ...
38分の夢のような時間の中に人生がつまってるような感覚があった

架空OL日記(2020年製作の映画)

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ずっとニヤニヤしてたのに最後よ、余韻の残し方上手すぎ

何食わぬ顔(2003年製作の映画)

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残された側の方が辛いってよく言うけど、なかったことにだけはしちゃいけなくて、悲しみをどんな風に昇華するか、表現するか、受け止めるかは、真摯に向き合った結果であれば、残された側が救われる形でいいんじゃな>>続きを読む

やどさがし(2006年製作の映画)

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声で表現された擬音語や擬態語が文字で動くの漫画好きとしてはたまらんかった〜
その分BGMがないのも素敵でした。

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

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詩的でロマンチックで物騒でおしゃれできちゃなくて可愛い

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

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久しぶりのpixarのアニメーション最高〜

全部大事なんだよね、わかってるけど、煩わしいんだよね〜
大人になったら感情をコントロールしてる自分がいたり、理性みたいなやつが総司令部になってくれたらいい
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ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

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最近読破した『北北西に曇と往け』がよすぎて、アイスランドを感じたくて鑑賞。
この美しく過酷な島では自然こそが神なのかも。そういうことじゃないかな、難しかったけどひたすらに美しかったです。

目黒シネマ
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Chime(2024年製作の映画)

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ホラーの文脈が分からないので何も評価できないけどただただずっと不穏で不気味やった。ホラーって音と間でできてるのかしら、短くて決定的な何かが起こるわけじゃないから耐えれたけど、だからこその恐怖でもあるん>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

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人間の残酷さも優しさもほんとにリアルでそれが同居してるからこそ難しい

原作読み直したくなった

劇場版モノノ怪 唐傘(2024年製作の映画)

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お話も面白いけど何より豪華絢爛色彩豊かな絵に終始うっとりアニメーションも最高

大人の事情もファンの心境も組んだアニメとのつかずはなれずな塩梅もすごくよかった。神谷浩史のちょっと好戦的な薬屋も良きでし
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めくらやなぎと眠る女(2022年製作の映画)

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良くも悪くも想像力の雄弁さを見せつけられたってことでいいのかな?アニメーションで表現される村上春樹ワールドそれ自体が天才の想像力の暴力を見せつせられてるようでもあったけど。

目に見えるものが全てじゃ
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時々、私は考える(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

景色の切り取り方や音楽がすごくセンス良くて気まずい空気感も含めて終始心地いい映画でした。

最後のハグだけちょっと私的にはチャウと思ってしまったけど、大きな事件なんてなくても日常を少しずつ変えていく、
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ルックバック(2024年製作の映画)

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どこか映画っぽい藤本タツキさんの漫画が漫画を織り交ぜた映画になってるの尊すぎた
人生の価値は長さじゃないよ

あんのこと(2023年製作の映画)

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こんな世界でどうやって生きればいい。こんなことになるくらいなら母親殺して欲しかった。

河合優実さんまるで別人やった。すごかった。
映画観終わって吉祥寺の商店街歩いてたら路上で弾き語りしてる人が情熱の
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ハロルド・フライのまさかの旅立ち(2023年製作の映画)

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いい人たちばっかりでよかった。携帯も音楽もなしに800km歩くとして、自分なら何を考えるかなあ。

走れない人の走り方(2023年製作の映画)

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走ってる人だけが頑張ってるわけじゃないよな。歌がすごくよかった。

違国日記(2023年製作の映画)

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映画がどうこうじゃなくて、私にとって原作が完璧すぎて感じれることは少なかったかもしれない。
とはいえ3回泣いて、そのうち2回は映画を観て泣いたのか、漫画を思い出して泣いたのかわからないけど、1回、ライ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

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難しくて複雑でぐっちゃぐちゃで御託だらけの世の中で、良くも悪くも大きく世界を動かす原動力が死ぬほどシンプルなのがよかった
はにゃにゃフワーがあのちゃんより似合うやつを私は知らない

関心領域(2023年製作の映画)

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終始音響が異常なホームドラマで、途中正直飽きてしまった時間もあって、まさに関心領域やんってゾッとした。徐々に崩壊していくように見えるけど、最初から倫理観壊れてるんよな

悪は存在しない(2023年製作の映画)

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そもそも善悪の定義なんて場所、時代、立場、状況によって変わる不安定なものだと思ってるし、悪は存在すると思うけど、でもそんな善悪二元論なんて単純なもんじゃなかった。

正直すごく難しかったけど、バランス
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

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偶然にも自分と同じ27歳という年齢がポイントになっていたのでより自分の人生と比べながら観てしまった。
周りが続々と結婚して子供を産んでいくのを見れば見るほど、自分のためにしか生きれないという思いが強く
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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戦後の政治的な安全保障のあれこれは別として、実験成功のシーンをはじめ、こんなに大衆性に置いていかれて、主人公にも共感できない感覚ははじめてやったなあ。いや、頭では理解できるけど、本心は知らんがなって思>>続きを読む

MEMORIES(1995年製作の映画)

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かっけ〜!特に1,3作目の不穏の表現がめちゃくちゃいい。
音楽もめちゃくちゃかっけ〜!!
これがレトロフューチャーか(違う)

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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自意識が強いと生きづらいよなあ
ティーンなんてとっくに過ぎたしそこまで振り切れはせんかったけど、共感性羞恥でぐううってなった

絵面が終始おしゃれで眼福☺️