NaoHaradaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

NaoHarada

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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.0

日劇閉館上映にて。

「あなたは少しギラギラし過ぎてますね。鞘(さや)に入っていない抜き身みたいに。でも本当にいい刀はちゃんと鞘に入ってるものですよ。」

「こいつは俺といっしょで抜き身だ。でもな、本
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聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

4.3

Himself He Cooks. Himself He Places It On Platter & Himself He Eats Too.
神は食事を作り 皿に盛る そして自らも食べる
Hims
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最期の祈り(2016年製作の映画)

3.5

2017年の短編ドキュメンタリー部門で受賞を惜しくも逃した作品。医療の世界での倫理とは。

イカロス(2017年製作の映画)

4.2

映画の始まりは、「スーパーサイズミー」のスポーツ版、30日間ドーピングしてみた!成績良くなるかな?!って映画だったのですが、徐々に「くすぐり」みたいな予想外の展開へ。

長編ドキュメンタリー映画として
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

最後のシーンが終わった瞬間、全身にぶわっと鳥肌が立った。

この作品は菊地成孔や町山智浩や色んな人が批評しているし色んな見方があると思うけれど、当時28歳の監督が超低予算で"実体験ベース"のこの作品を
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.5

リリーフランキーの怪演、吉田羊の美貌!

正真正銘のジャンキーかと思うレベルのリリーフランキーの演技がかなり最高です。もう本物じゃん…。それを観るために視聴しても損はない。エロシーンは全てブラジャー有
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バレエボーイズ(2014年製作の映画)

3.1

「一流になって人に知られた存在になりたい。パソコンに向かうだけの仕事はイヤだ。世界の頂点でなくてもいいけど、"僕はここにいる"と主張したい」

ドキュメンタリーとしてはイマイチ。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

ジェニファーローレンスの作品は散々見ていて、あまり好きな女優では無かったんですが…今作でファンになりました。ブロンドが似合う強気なセクシーアメリカ人感、良いよね〜。SFと言うよりはラブストーリー全開で>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.1

静かなヒューマンドラマ。SFというテーマを通じて人生を語っているような映画でした。ドゥニヴィルヌーヴ(言いづらいし書きにくい)監督は静かなヒューマンドラマが似合う人だなぁ。わざわざブレードランナーやら>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.6

これは、リドリースコットのブレードランナーではなく、ドゥニヴィルヌーヴのブレードランナー。続編ではありますが、ある意味全く別の作品です。何を書いてもネタバレになるのですが、続編は作らなくても良かったの>>続きを読む

セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

-

何も考えず映画見たいな〜。って時にオススメ。
ビールとポップコーン片手にダラダラ見れて笑えるアメリカン・コメディアクションムービーです。劇場でもみんな声出して笑いながらラフに見る感じが好き。映画自体の
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野良犬(1949年製作の映画)

3.8

「不運は人間を叩き上げるか押しつぶすかどちらかだ。心の持ち方次第で君の不運は君のチャンスだ」

天国と地獄のように、同じ境遇にあった2人が違う道を選ぶ。戦争から復員した28歳の青年同士。
当時29歳の
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

爆音映画祭で観ました。もう、最高…。
グロいシーンも多く、バイオレンス描写が苦手な私は結構目を瞑ってしまったし、衝撃的なシーンが多く、終始「まじかよ…」「うぇえぇぇぇ」とか言いつつ顔を歪めながら観てい
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ホイットニー:本当の自分でいさせて(2017年製作の映画)

3.3

全盛期のホイットニーの健康的な美しさたるや…溜息もの。
そこまで彼女に詳しくはないけれど、家族からの強烈なプレッシャーを受け止め、「黒人のプリンセス・ディーバ」と言う世間のイメージを守るために、薬と酒
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.7

劇中でブチ切れる松重豊が良かった。冷めたトーンで淡々と進んで行く暗い雰囲気が好み。
個人的にヤクザ文化に興味を持っていて、独特の業界用語や言い回し・ファッション・ヤクザ車はもはや日本のアートだと感じる
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.7

美しさと気持ち悪さの混在。
ストーリー意味不明なのですが、目が離せない妙…。やばい方面のポルノ見ちゃった気持ちになるというか、前衛的というか。スクリーンで見て興奮する映画です。

ヘロイン×ヒロイン(2017年製作の映画)

1.0

ヘロインドキュメンタリーとしては物足りなさを感じる。予告編が上手く出来ているだけで本編はやや散漫な印象。

パターソン(2016年製作の映画)

3.4

同じような毎日、でも新しい毎日。それを共に送るパートナー、友人、同僚。

結婚は情緒の安定した人とするに限る。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

-

いやぁ、イーストウッド武士道映画あっぱれ!イーストウッドの映画における日本からの影響をものすごく感じた一本でした。

劇中で気になったのは、「アメリカ人たるや」とは何か。
この映画に出てくる「アメリカ
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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.2

黒澤明の完璧主義にひたすら痺れた2時間半。
かなりの頻度で使用される長回しには舞台のような緊張感があり、ありえない量のライトを当てられた役者は顔中に文字通り玉のような汗をかき、三船敏郎と山崎努の怪演に
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

是非IMAXで鑑賞してください。いやぁ、良かった。

「ノーランの作品なら見よう」と言うような、監督の名前で作品を見る時は、その監督の主義を見に行っているようなもの。その意味では、いわゆるノーラン節を
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.9

反社会的成り上がりムービー。

ビジネスで成り上がる人は物凄い執着心と冷酷さ、良い意味の鈍さを持っていると思う。
いちいち痛みに気付いていたら早く走れないし、ナルシスティックな自分への圧倒的な自信や自
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美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

3.9

映画は主人公の贋作画家マーク・ランディスのこの一言からはじまる。
“Nothing’s original under the sun. Everything goes back to somethin
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

-

確かにキャストの無駄遣い。ただ、ブルースウィルスは笑えて良かった。1作目が最高ってのはどのシリーズ物も一緒ですね。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

「おしゃれ泥棒」を見たら泥棒モノが観たくなって。何度見ても変わらずカッコイイ映画。ジュリアロバーツが違和感で、違う女優だったらな〜といつも思ってしまう…。

おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

3.3

オードリーの「はっ」と驚く顔が好き。
昼下がりの情事にも出てきたパリのホテル・リッツが今回も登場。次にパリに行った時は必ず見に行こうと思うくらい、素敵。

それにしても、40歳近くなっても同じ様な展開
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Maiko ふたたびの白鳥(2015年製作の映画)

3.0

関西人弁のようなちょっと個性的な英語が気になって少し集中できなかったが、キャリアと私生活の両立を追う姿には共感するものがある。

羅生門(1950年製作の映画)

4.0

「一体正しい人間なんて居るのかよ。みんな自分でそう思ってるだけじゃねえのか。人間と言う奴は自分に都合の悪い事を忘れちまう。都合の良い嘘を本当だと思ってるんだよ。その方が楽だからな。」

真実とは何か。
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

2.0

個人的には、全く合わない作品でした。

Filmarks内で高評価を博しているから見に行ってみたが、正直1800円無駄だったな…と言う感じ。ストーリーは浅い、取り敢えず爆音でヒットソングかけとけばOK
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昼下りの情事(1957年製作の映画)

3.9

オードリーの映画を観ると、決まってクラシックなワンピースを買いたくなり、踊りたくなるような音楽が聴きたくなる。女の子を魅了する要素がたっぷり。

当時のオードリーには若い俳優は釣り合わないと、この映画
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

2.8

メキシコ映画のリメイクということで。
全編を通して脚本が微妙ですが、明るく愛に溢れていて幸せな気持ちになる映画です。
日曜の午後に家でゆっくりしながら観たい雰囲気です。何も考えなくていい系。

親友の
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

繰り返される台詞「コーヒーとタバコだけのランチなんて、体に悪い」が良い感じ。
噛み合わない2人の会話と、コーヒーとタバコへの考え方の違いが面白い。

内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル(2015年製作の映画)

4.0

バラエティ番組内さまの映画版。元々はネット番組だったので地上波には無い内村光良とさまぁ〜ずのゆるーい掛け合いが好き。映画になると微妙かなーと思っていたが、いつも通りの内さまでとっても良かった。バラエテ>>続きを読む

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.2

王道のラブコメ。オードリー・ヘプバーンとハンフリー・ボガートが30歳の年の差とは!
そしてこの映画の衣装がきっかけで「サブリナパンツ」が生まれるほど、ジバンシーの手がけるオードリーの衣装が素敵です。白
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バーバー(2001年製作の映画)

4.0

主人公、ビリー・ボブ・ソーントンが最高。とにかくシブい!
無口な理髪師。どこでもタバコ吸いまくり。モノクロってとこも良かった。