主役ふたりの自然な演技が秀逸。誰しもが持つ出逢いと別れの切ない感情。安易にハッピーエンドで終わらせないところがまたいい。
トルコの今が知れる作品。淡々と映画が進む。殺処分されないトルコの犬が果たして幸せなのかどうかわからない。ただ、やはり犬は人と共にある動物なのだと思った。
移民の現実も胸に迫った。
天才エジソンの知られざるエピソードに驚いた。楽しめた映画。やはりカンババッチの存在感がすごい。
フランスでもレズビアンへの偏見は強いんだな。まして家族、母親がそうだとなれば…。
安易なハッピーエンドにしないところは良かったけど、今後のふたりの行く末を曖昧にして、観る人に委ねたところが逃げとも言え>>続きを読む
ドキュメンタリー性が強いので、子供の言動がちょっと苦しくなる。秀作であることは間違いない。
さすが監督がクリント イーストウッドだけあって、良い作品だった。
史実に基づくとはいえ、見ていて、その重さに苦しくなる。
あまりに衝撃的な事実に心がざわめいて眠れなかった。
映画でさえそうなのだから、>>続きを読む
現代に生きる韓国の女性の閉塞感、苦悩を描いた秀作。韓国の競争社会は日本よりも厳しい。その中で女性はさらに生きづらいのだろう。
夫や実家の家族の優しさ、女性どうしの友情など救いもあった。
ブルース・スプリングスティーンへのオマージュ。ブルース・スプリングスティーンのファンにとってはたまらない映画だろう。
いかにもフランス映画。
主演女優のエマ アータードが官能的で美しい。この人はドラマのテスにも出ていたが、どちらも適役。
脚本がいい。
キャスティングもぴったり。
西島秀俊も三浦透子も素晴らしいが、薄っぺらな、けれども狂気をはらんでいるイケメン岡田将生がすごい。
相変わらずの良い出来映え。さすがに映画三作めともなると展開が予想できるが、それでも面白いし、所々に小さな意外性もある。
長澤まさみの演技が光る。
心温まる映画だが、善人しか出てこない、いかにもアメリカ的ハッピーエンドな結末。
若い頃に原作を読んで、映画も見たいと思っていた。
原作はかなり長い。映画の方が分かりやすく、圧倒的な迫力で胸に迫ってくる。観たあとしばらく放心状態になった。すごい映画だった。メリル ストリープの圧巻の>>続きを読む
フランスの家族ってあんなにオープンなのかな?家族愛は分かるんだけど、娘が、父母の性病の説明を医師にする下りとかあまりなじめなかった。
秀作。50才の自閉症の息子と母のさりげない日常。現実はもっと厳しいのだろうが…。
お涙ちょうだい的でもハッピーエンドでもなく、ある意味物足りなさもあるかもしれない。
加賀まりこが素晴らしい。
純粋だった中学生の頃に観て、すごく感動したことを覚えている。当時一番好きだった映画だった。もう一度見返してみたいと思って観てみた。覚えていたのは前半部分と美しいメロディ、そしてアッシジの美しい自然だけ>>続きを読む
主人公の選択が良いか悪いかは難しいが、彼の苦しみや決意が報われたことが救い。