棒読みも芸術さんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

昨今のハリウッドゴジラ作品も好きだが、今回の日本のゴジラ作品は何度も見たくなるほど興奮した。面白かった。

オーバー気味に感じる芝居は、アレはアレで丁度良いと思った。ああでもしなければ扱ってる要素が重
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SAND LAND(2023年製作の映画)

5.0

Dr.スランプで見ていたような乗り物が動くさまを見るのをずっと待っていた。実用的なギミックをいじるさまを夢見ていた。それが叶う作品。

種族入り乱れ、それぞれのプライドがぶつかり合う。

鳥山明特有の
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

戦争映画特有の緊張感や殺伐とした空気がただ流れゆくんではなく、時間軸が後にも先にもチグハグに散らした上で組まれているので、戦況や人物像をとらえるのに多少の集中力が必要です。

複数で鑑賞する際には、決
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.5

類は友を呼ぶそれに「スキャナーズ」のような恐怖や狂気を感じる中に、ここではひとへの優しさも見て取れます。

鼓動のようなBGMが窮屈に思えて、意識をスクリーンに集中させます。サブリミナルですかね。中毒
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バイバスト(2018年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

監督/脚本の欲が詰まってます。揃えたいキャラクター、見せたいアクション、言わせたい台詞…。それぞれ別作品として分けて撮らずに同一作品に組み込んだのは敢えてなんでしょうが、この辺に良し悪し別れるところで>>続きを読む

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.5

架空の物語を見ながら、第二次世界大戦の頃ならどの国でも細菌やら覚醒やら何かしらの化学兵器を作ってたんだろうと思いながら、日本が戦犯にされたから731部隊がやたら挙げられるけど、どの国でも細菌やら…と頭>>続きを読む

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

4.0

面白い脚本。雄大な景色と冷めた喜劇。

他レビューと被りたくないけど書きたいから書く。読み聞かせの本が斬新。リーアム・ニーソン山形県みたいな輪郭。悪者のボスほぼバダ・ハリ。

私が最初に知ったスラング
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

4.0

2019.11.15付け。
途中で退室した為スコア無し。

前の座席から漂う何かを揚げた匂いが臭いは、2つ左隣から時折光る携帯電話の画面が眩しいわで、ラストまで我慢できませんでした。

後日また足を運
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

2.5

「ターミネーター2」と比べての評価だとこのぐらいでしょうか。最近流行りの、成功者による総指揮って位置ではどうしても仕上がり悪く感じます。ざっくり言えば微妙に思えました。

期待してただけに愚痴レビュー
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

他レビュアーの方々のおかげで心配事が失せました。R指定なんですね。幼い頃のトラウマを晴らす描写がことごとく子供向きでなかったので、オリジナル世代のおじさん(私)は実にけしからん!と眉間にシワ寄せてしま>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

「ダークナイト」でのヒース・レジャーが有ったからこそなのか、ホアキン・フェニックスのジョーカーは彼に引けを取らない素晴らしい演技です。

おそらくスコセッシの「タクシードライバー」と天秤に掛けられてそ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.5

スタン・リー、常にじゃなくてもたまにで良いのだからね。聞き分け無いのは知ってるけど、何度も言いたくないけど言わせてもらう。もういいって。

ライフ(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

特記すべき感想は無いに等しいが、パニック物なら数パターンのエンディングを撮り貯めるところ、別パターン無く、このエンディング1つのみを撮っただけだとしたら点は1.0上がります。

アクアマン(2018年製作の映画)

5.0

文句なしの最高点。関わった人たち全ての気合いがみなぎっている。マーベル作品と比較するのは無意味。全て勝っている。原作には原作の良さが有るだろうが、映画でここまで輝けるのは与える側と求める側の熱量有って>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

濁った使命感に矛先が生まれるまでを語る作品。狙ってるにしては絶妙なバランスで可笑しくも怖くもある。しかしサム・ロックウェルは本選びに長けてますね。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

5.0

アメリカが初めて本当のゴジラ作品を作ってくれました。マシュー・ブロデリックとジャン・レノは恥じてる事でしょう。これが本物のゴジラです。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

回を重ねるにつれ、マンネリが著しかったパラノーマルアクティビティよりも、黒魔術っ気が濃い1本。まともな役者の主演二人の演技にそつがないせいか、邪念持つヒマすらない。逆らいきれない絶望感が強烈で逆に清々>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.0

クリーチャーの頭部のデザインだけが光る作品。脚本に手抜き感あり。あやふやな設定は敢えてツッコミ待ちの確信犯なのかも。予想を裏切らない、ひねらないスタイル。わずかなゴア描写こそあれど、案外子供向けに作ら>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.5

今しがたトイレでウンチしたんだけどさー。ドプォンて音と一緒にお尻まで水が跳ねて来てさー。これが高飛び込みだったら真上に水上がって高得点だよなーっていう私の日常とは真反対にイーストウッドは華やかですよね>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

マーベル作品にしてはストーリーがしっかりしていて見応えがある。ワトソン君のキャスティングが絶妙。指輪物語感は否めないが、国王の風格に酔っちゃう。ステキよ。

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

許される人食い。

あと、スタン・リーもう出なくていいって。ヨボヨボじゃねーかよ。痛々しいわ何か。健在なのは知ってるから出なくて大丈夫だって。はいはい、ありがとうありがとう。

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

かっこいい。主要人物すべて良くも悪くも魅力的に見えるのはカメラワークか監督の技か。ブロンソン世代の年寄りに見て欲しいハードボイルド。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

多種多様な民族のアメリカならでは。フィクション、作り話と片付けにくい闇の有り様を不気味に描いています。

私は常々、作品のあらすじという物を1・2行読んだら留め、内容の断片を敢えて伏せて、ある程度の情
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フューリアス 双剣の戦士(2017年製作の映画)

2.0

勝手にナイトウォッチ級の面白さなのかと勘違いして、だいぶおもしろハードル上げた状態で鑑賞してしまったのが間違いでしたが、ロシア特有の絵本感とでも言いましょうか、スペクタクル感強めで楽しめます。

途中
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.5

3週間ぶりにすっきりクソが出る映画です。
少しお行儀の悪くなった英国勢に対し、米国勢は紳士らしく気高く振る舞っています。
続編とは常々、賑やかになり軸がブレて客を置き去りにするものですが、前作を踏まえ
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追撃者(2014年製作の映画)

3.0

生きる糧として、やはり恋人の存在は大きいものです。策を練る上で、友の存在は大きいもののようです。グッジョブ、チャーリー!

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.0

要素が詰め込まれ過ぎてる感あるが、ハチャメチャで面白いです。
現実とあの世と古代が混ざってる状況は、頭パニックになりそうだが、だから面白い。
あてのない王女の暴走に振り回される主人公の実際の歳をつい心
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.5

幼稚ではなく、大人びた子供向けの作品です。
描ききる必要は無いように感じますが、そういった原作なのなら仕方ないのか。

SECURITY/セキュリティ(2016年製作の映画)

3.5

ユーモアに富み饒舌で口数多い役が印象的なバンデラスだが、PTSDの影響で職に就けない退役軍人という役。

アクション映画は健在だ

全く命中率ないのに何故か見栄えるハンドガンの横撃ちも健在だし、カンフ
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フリークス・シティ(2015年製作の映画)

5.0

ホラーコメディ

冒頭から終わりまで、飽きの来ない展開。
キャラの立った役者、小道具、敢えてチープにしたようなCG、場の空気を損なわないBGM、パロディネタ等が素晴らしく冴え、ずっと見ていたい心地にな
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

1.0

ギーガーさんが居ないからって、クリーチャーをあんな造りにしちゃダメだよ。チェストバスターは足要らないよ。話もチンプンカンプンだ。アンドロイドはマニュアル思考のままで良かった。犠牲者丸出し御一行様方が不>>続きを読む

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

2.0

原作は未読ですが、映像化作品の短所が露わになってしまってると思いました。準主役である、イスラム系の真面目なパートナー以外が魅力に欠け、陰湿な雰囲気がうまく生かされてないように感じました。制作クレジット>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

2.0

数々の話題作をスルーして初のインド映画鑑賞したのだが、少し期待外れでした。最近の寄せ書き的な賛美をパッケージに載せる商法は、あてにならないですね。よくある設定・よくある展開で、新鮮味なしでした。

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.0

スリラーとSF。すっかりお爺さんになったが、グッドマンは相変わらずプヨンプヨンしてて可愛い。聞いて得た情報や、見て知った事実より重要なのは、それら物事を自分でどう解釈し、どう行動するか。生きる為に闘う>>続きを読む