さかなさんの映画レビュー・感想・評価

さかな

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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.8

・アニメSHIROBAKOで、原画マンの瀬川さんがアニメーターをめざしたきっかけの作品として挙げていた
・押井守監督の出世作である

というかなり偏った知識をもとに視聴。

脚本が多重構造になっていて
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

爆泣きした。

移民2世が主人公で、1世である両親との葛藤、人種間恋愛などがテーマになっている。

この世界は移民してきた順(入国のシーンで紹介がある)に水、木、雲の3民族がいて、主人公一家の火は遅れ
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ファザーフッド(2021年製作の映画)

-

完全に展開が読めるベタな内容だけど、それでも泣けるのは自分が親になったから?

クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

-

大竹しのぶってすごい女優なんだな…「あたし」の言い方がすごい
あと庵野秀明を出役に抜擢したのは「風立ちぬ」が最初だと思ってたけど松尾スズキだったのね

夜が明けるまで(2017年製作の映画)

-

500 days of summerの脚本家の作品なので見た。
長年のご近所さん同士による老年の恋。激しく惹かれたりすれ違って喧嘩する若者の恋と違ってじっくり進む。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.0

話の内容は全くわからなかったが映像が美しすぎて最後まで見てしまった

透明人間の逃走シーンで、船から落ちるモブの動きがジブリっぽかった。

二重生活(2016年製作の映画)

4.0

「他人の生活を覗いてみたい」というのは、多くの人が持っている欲望だと思う。だから面白くないはずがない。

ただ越えなきゃいけないハードルは主人公が尾行をする「動機」をいかに読者に飲み込みやすくするかで
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海街diary(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キャスト豪華すぎる。
4姉妹のファッションと男の趣味が対比で描かれてるので飽きない。ファッションの違いが一番見えるのは喪服だったりして。いいスタイリストさんなんだろうな。

綾瀬はるか…服はオーソドッ
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極私的エロス 恋歌1974(1974年製作の映画)

4.8

予定日の5日前に観るべきではなかった…雄叫びをあげて、痙攣しながら子を産み落とす女たち…ぐにゃぐにゃの新生児…恐怖だった。『アジア』と『獣』を感じた。私も少し獣になろう

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

映画好きの友達に熱烈に薦められてみた。

だいたい飽きて連絡取らなくなるか遠距離で乗り換えられるかみたいな恋愛しかしてこなかったので、倦怠期の相手とこんなに会話したり、話し合って別れたりする2人はすご
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東京マリーゴールド(2001年製作の映画)

4.0

またみたいなぁ。
こういう不毛な恋愛をして傷つきたい

戦場にかける橋(1957年製作の映画)

4.4

橋の建設シーンはコンサルの人と観たらおもしろそう

砂の器(1974年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

野暮ながら疑問。
英良を捕まえても、自供しない限り無罪になのでは。
・大阪の戸籍の原簿は消失
・情婦は死亡
・千代吉が親子関係を否定している

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画は「山王戦の忠実な映像化」と、「宮城リョータの家族物語」のパートに分かれている。
二つが有機的につながる余地がないことは分かった上で、やったんだろうという感じ。そして原作ファンとしては、前者が
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東京の宿(1935年製作の映画)

3.5

初サイレント。
原っぱで子供がパントマイムでお酌してあげるシーン、すごい。
岡田嘉子の人生波瀾万丈すぎてびっくり。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「更生」を急がなければ三上は生きられたかもしれない。
作中で誰か、彼の肉体的な健康を大事にしてくれた人はいただろうか。

ゆれる(2006年製作の映画)

3.0

オダジョーかっこよすぎて。
もうこれで、残るはすばらしき世界だけだ。

ディア・ドクター(2009年製作の映画)

3.9

面白いなぁ〜面白い。

看護師→気付いてて支えた
研修医→何度も言われたけど尊敬しすぎてスルー。尊敬してたことはださいから刑事に言わない
村人→神神と言ってたのに手のひら返し。

そして父になる(2013年製作の映画)

3.0

面白いけど、福山雅治とリリーフランキーの家庭の対比が単純化しすぎててリアリティーを感じられなかった。
金持ち放任父が苦しんでカタルシス感じる人もいるのかなぁ。

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

村上春樹作品と似てると思った。
喪失に向き合えない主人公が内面の問題を克復し、自分なりの向き合い方を見つけるという流れ。このパターンは大好物だ。


人気作家の主人公は妻が事故で亡くなっても悲しめない
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.5

松たか子演じる妻のコントロール狂っぷりが半端ない。
火事で店を失っても気丈に夫を支えて、一見すごくいい妻。
だけどそれは自分を人質に差し出した支配だった。支えれば支えるだけ愛されると思いきやまさかのタ
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<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019年製作の映画)

4.5

SHIROBAKO好きとしては、MAPPAの内部が見れるということ自体が大興奮。
・作打ちでの「小松菜の種って仁丹くらい?」「なんならフタ粒ぐらい、こぼしちゃって…という会話
・アフレコで、片渕監督(
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

4.5

生声のインタビューにアニメを乗せていく手法の作品は初めてみた。

なかなか理解できないインタビュアーの「本当の体験」「本当の傷の深さ」そこに友人としてそばにいて、準備ができるまで待つという姿勢が素晴ら
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

-

映画館を出たところに庵野秀明の「ウルトラマンのデザインをなぜこうしたか」の文章貼ってあって、「あぁ!このノリね!!」ってなった。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.0

序盤:会話も展開もすべてがベタ
中盤:ありえないことの連続
終盤:たった一言、ベタすぎる台詞で自分が泣いててびっくりする

最後のカタルシスのために2時間の集中が必要で、それをトムクルーズと飛行機のス
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