マムーラさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

マムーラ

マムーラ

映画(672)
ドラマ(0)
アニメ(0)

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

映像は素晴らしいが、助走が長い割に、というか助走かな?クライマックスにかけて盛り上がるのかな?と思っていたら3時間助走のままだった。長いならもっと盛り上げるか、淡々としているならもっと短いか、どっちか>>続きを読む

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.9

92分ワンショットで、クソ女たちのめちゃくちゃ胸糞悪い犯罪を描く。
Twitterで見たことあるような白人至上主義者たちのセリフもリアルだが、それ以上に憎悪でどんどんタガが外れていく女たちのヤバさがヒ
>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.8

割と筋は読みやすいが、閉鎖的な田舎の絶望感はよく出ていた。奥平大兼がチョイ役ながら、良い味を出していた。ただ、どうせなら横浜流星には韓国映画みたいにもっと暴れて欲しかった。

クロムスカル(2009年製作の映画)

4.0

なかなか良くできた映画だった。低予算のゴア映画ながら、なかなか退屈しないストーリー運びで、テンポも良かった。特殊メイクなんかも頑張っていて、チープさを感じない。キャラクターも無名の演者ながら、いちいち>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

楽しい映画ではあるが、ストーリーが薄いというか、キャラクターアークが弱い。ミニオンの映画みたいなかわいらしさを楽しむタイプの映画だとは思うが、マリオの世界観全体を見せるために、キャラ立ちが足りない感じ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

最高のフィナーレだった。MCUを見ててこんなに号泣したことはない。そして、劇場もみんな泣いてて、「火垂るの墓見に来た?」ってくらい泣き声が聞こえた。シリーズものって、なんだかんだ1の衝撃を超えることは>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.0

久々にコナン映画を見たが、蘭の戦闘能力が上がりすぎててビックリした。あと、コナンのボールシュートもレーザーみたいな演出になっている。話はまぁまぁ面白かった。灰原推しにはたまらないストーリーだと思う。

ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

なかなか面白かった。謎のマイケル・マイヤーズ師弟関係とか、殺し方のバリエーションも良かった。DJが死んで、舌がターンテーブルの上で回るシーンは技術点高い。ただ、最後はマイケル・マイヤーズがキリストみた>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

どんでん返しの連続で面白かった。コロンビア人のおっちゃんがすごくいい味出している。ただ、かなりウェットさが増しているので、前作のヒリヒリする感じはない。ただ派手さはあるので、好みだと思う。

マネーボーイズ(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしかった。鈴木亮平の出てこないエゴイスト×ブロークバックマウンテン。男娼の話、伝統的な価値観と板挟みになる話し、先輩後輩の話、昔の男の話と1本に色んなゲイ映画の要素を詰め込んでいる。全てのエピソ>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.9

まぁまぁ面白かった。話の展開もスピーディーだし、どんどん人が死んでいくのが良い。

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.7

まぁまぁ面白かった。ピアース・ブロスナンが割と良い味出していた。ユーモアもあるライトなヒーロー路線に舵を切ったDCでは、割とハズレが少ない。ただ、ちょっと長いかもしれない。

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.2

面白かった。ウェルメイドなアクションコメディ。楽しい映画。美術というか世界観も良い。D&D的なファンタジー映画はいくつもあるが、コメディ方向に振ることで差別化に成功している。ストーリーもエモーショナル>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.8

まぁまぁ面白かったが、前作を超えるまでには至らず。でも、謎がバレている状態で、サイコパスVSサイコパスに持っていくのはなるほどと思った。もう少しバトルが激しかったら良かったかも。

ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

荒削りだけども、詩的な絵作りが独特。なかなか面白かった。殺しのバリエーションも豊富だし、容赦のないゴア描写が素晴らしい。終盤で前回になる清水尋也のサイコパスっぷりが良かった。赤と白のコントラストとか、>>続きを読む

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

船上のザ・レイド×ミカドロイドという感じだった。アクションもすごいし、ゴア表現も容赦なくて良い。単なるザ・レイド的な犯罪者が警察に逆襲する話かと思っていたら、ミカドロイドみたいな旧日本軍の超兵士が全部>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.6

ほとんどアクションシーンのためにあるような映画。エキセントリックな村人はちょっと面白いが、そこまで強烈というわけでもない。アクションは素晴らしい。

エスケープ・ルーム(2017年製作の映画)

2.0

ゲロつまんない。脱出ゲームをそのまま映像化したような作品だが、役者は演技下手だし、全体的に緊張感もない。

シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.8

楽しいミュージカル映画。もうちょっと主人公の男の子がかわいくても良かった。あと、猫のCGがやたらリアルでビビった。

ロストケア(2023年製作の映画)

3.7

序盤は面白かったが、推理パートは短すぎる。あとは単に松ケンと長澤まさみが会話劇を繰り広げるばかりで、迫力がない。でも、柄本明の演技はすごかった。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

セリフとかキャラ付けがアニメっぽくてあんまり好きじゃないが、アクションは素晴らしかった。体術もガンカタもかっこいい。あと、伊澤彩織がとにかく良い。

フラッシュ・ゴードン 4K(1980年製作の映画)

3.8

たぶん2K上映だけど見ました。途中寝ちゃうくらい冗長なテンポの映画だが、一方でカットをし過ぎているのか話の前後が繋がっていない。一方でQueenの音楽は素晴らしく、特撮はやたら豪華。でも、1980年の>>続きを読む

ブラックライト(2021年製作の映画)

3.6

可もなく不可もない、いつものリーアム・ニーソンの映画という感じ。アクションにも突出したものはない。ただ、家族の奪還に、組織とのいざこざが加わっているのは今までになかったかもしれない。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。金持ちが船に酔ってすごいゲロを吐くところとか、ウディ・ハレルソンとロシア人大富豪が酔っ払ってデタラメな艦内放送をし始めたり、ブラックユーモアが笑える。そして、一転して無人島での、逆「アナタ>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.9

必要にして十分な映画だった。最近はMCUから、こういう楽しいヒーロー映画が失われている気がする。ユーモアとアクションと、ゲスト出演。ストーリーも分かりやすくて良かった。

陽暉楼(1983年製作の映画)

4.3

素晴らしい。女の情念を描かせたら右に出るものはいない。長いトイレでの泥仕合シーンとか素晴らしい。脚本が良くて、名台詞がたくさん出てくる。今回は女の情念だけでなく、池上季実子と浅野温子の友情も描いていて>>続きを読む

湯道(2023年製作の映画)

3.8

意外と面白かった。序盤はテンポも良く、くだらなくて笑える。ただ、だんだんと真面目一辺倒になっていくのは良くない。ハートフルコメディは、ハートフルとコメディが交互に来るのを最後までやって欲しい。橋本環奈>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.9

意外と3時間あっという間だった。音楽も良いし、絵面も豪華で良かった。ストーリーは割とありきたりなスターの栄枯盛衰という感じだが、ブラッド・ピットの演技が良い。

郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

3.2

子供たちのパートはノスタルジックでかわいかったが、あまりにも淡々としすぎていて、最後のほう、寝てしまった。アート映画だった。子供たちは素人らしいが、演技が上手くて良かった。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

ピンと来なかった。恐らく、初代仮面ライダーがすごい好きな人は刺さるんだろうなと思う。全体的に新奇性がない。脚本も設定もエヴァっぽいが、今回は庵野さん独特の演出みたいなものにあまり魅力を感じなかった。画>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

正直ピンと来なかった。確かに編集とか設定、マルチバースの描写はすごかったけども、とにかく枝葉の描写が多い感じ。アクションも良かったけど、もっと見せ方があったように思う。
スイス・アーミー・マンを見た時
>>続きを読む

三匹の侍(1964年製作の映画)

3.8

オーソドックスな七人の侍的なストーリー。ただ、殺陣がスタイリッシュなのと、基本的には男臭い話だが、女性の情念を描く段になると、急に輝いてくるのがさすが五社英雄という感じ。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

想像していたよりも重い話だった。プリミティブな映画愛の話から、映画を撮ることの重荷も描く。両親の離婚話の最中にもカメラを回す想像をするシーンが映画監督という職業の本質を突いていたと思う。
家族への愛憎
>>続きを読む

226(1989年製作の映画)

3.5

洗練されたカッコいいショットが散りばめられているが、洗練されすぎているというか、おとなしい。同時期の戦争映画の連合艦隊もそうだが、妻との交流の場面とか、ちょっとトレンディな感じを出している。五社英雄ら>>続きを読む

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.7

格調高い異色の食人族映画。吸血鬼的な、たまに人間を食べないと飢えを満たせない食人族を描いている。主人公の女の子のロードムービーであり、途中からティモシー・シャラメとのラブストーリーに。食人族としての苦>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.2

(内容はそんなに清く正しくもないが)清く正しいゲイ映画。ミニシアターとかではあったのかもしれないが、これまでの邦画のわざとらしいゲイというよりもBLに近いエクスプロイテーション映画とは一線を画す自然な>>続きを読む