喋り方が、癖あるのに耳障りがこんなにも心地いいのは、なんでだ?
諦めの境地から、諦念からの出発の演技が心地いいんだろうと思う。
派手さは全くない、ペーソスが似合うヤクザ映画、文太兄や、健さんのかっこよ>>続きを読む
キムギドクの映画として見るには、もういい加減飽きてる、キムギドクっぽい映画って、もう飽きてるから期待もしてない、片岡義男並に爽やかな映画を撮って欲しい、そしたら偏見なくなるから
確かに面白いんだけど、外面的な設定の面白さに、中身は決して勝ってはいない
おばちゃん遭難の設定に、中身がもっと笑えたらもっと評価したかった
ゆるいはゆるいままでいいという風潮は気に入らない
なんか、引>>続きを読む
これ以後、そのしおんは小難しい事をやらなくなった、小難しさにも、心地いいものと心地悪いものがある、そのしおんの映画は、前者だ。アカデミックなものを嫌いつつ、哲学的な要素を取り入れる、アカデミックなもの>>続きを読む
ダスティンホフマンが、女を問い詰めて、騙されたと知る顔、顔、顔、あれこそが映画というものの良さだと感じる
おっさんは思う
青春を美男美女が演じて、ああなんだか甘酸っぱいもんだなんて騙されない
過去は大体美化されるから、ああ、青春って甘酸っぱくていいもんだよな、なんて思ってしまいそうになるが騙されない
も>>続きを読む
しょうもない女子高生の色恋を描いたクソ映画の中で燦然と輝く傑作。
御都合主義な部分はあるにせよ、こんなみずみずしく女子高生を描ける監督の手腕は、見事。
キスしてあげよっかって、あの一言のあのタイミング>>続きを読む
これ観て天才だと手放しに思った
孤独を滑稽に丁寧にネチネチ描く。
ラストの長回しを観たら、もう愛情に対して万歳と両手をあげたくなってしょうがない
大林監督は、本人の少し甘ったるくてちょっと悟りを開いたような語り口が独特だと思う。
その独特が、見事に炸裂しているのがこのさびしんぼうだと思う。
一歩間違えばのギリギリで、郷愁映画の傑作になった。
宮沢賢治の引用は、どう考えても寒い、朗読を映画のラストに持ってくるのは興ざめする
安全な位置でいくら熱っぽく語ろうが、スクリーンの前で、しすがに冷めていた。
あれはオリジナルなわけのわからん言葉を発>>続きを読む