餅月落葉さんの映画レビュー・感想・評価

餅月落葉

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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.7

あの有名なゲーム『グランツーリスモ』のトップランカーが、実際のレースに出場するなんて話が実際にあったなんて驚き!
ドローン撮影のような映像による臨場感と疾走感、車に表示される順位がゲーム感の表現が素晴
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

3.8

こんなサクセスストーリーが史実であったことに驚きを隠せない。
彼女との話は脚色はあるかもしれないけれど、数々の苦難に折れず、夢を諦めずに目指した先に勝ち取った物語には熱く込み上げるものがあった。
最後
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

男のロマンが全部詰まってる。
ミッション内容が完全にエースコンバットだし、懐かしのアノ機体が出てきたりなどファンが喜ばざるを得ない出来。

パイロットとなったかつての相棒の息子が登場し、周りの技術が進
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の『QUBE』という極上の料理に邦画の悪い部分を煮詰めたソースをかけたような作品。

意味のないキャラクターの過去の掘り下げ(主人公のみ)
安全な部屋のはずなのに部屋内を分断する装置が
出てくる(
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

黒人差別が根強い地域が残る時代のノンフィクション作品。
育ちも品位も、そして人種の違う白人(
ドライバー)と黒人(ピアニスト)の二人が長い演奏ツアーを経て友情を築いていく。
一世紀に満たない過去のアメ
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

物語のスピード感と迫ってくる回避不能の恐怖感が凄い。
老化が異常に早くなる=細胞の増殖・劣化が早いという現象が色々な角度から表現されており、ただ歳を取るだけに留まらない、身体の変化が一瞬で過ぎ去る怖さ
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5

ダニエル・ラドクリフがまた悲惨な目に合ってる……な作品。
自分に被害の及ばない場所から匿名で荒らしを行っていたオタクプログラマーが運営に特定されて当事者側に巻き込まれるという展開。
匿名だからこそ対岸
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.9

同じ日を繰り返す主人公、モブキャラのガイがプレイヤーとの出会いで“人生”が変わり、彼の世界に関わる大きな動きに巻き込まれるお話。

レディ・プレイヤー1はプレイヤー視点で作られたゲーム世界の話だったが
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アウトロー(2012年製作の映画)

2.7

トム・クルーズが出てる時点でアクションはもちろん見られる。
でも作品の主軸はサスペンスで、しっかりと事件の陰謀が紐解かれていくし話のテンポも重すぎず作られているのでサックリ楽しめる。

……んだけど結
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

病室で出会った片や富豪、片や庶民の価値観も性格も違うオジサン二人が人生で遣り残した事を実現するため旅に出るお話。
旅の最中に二人の絆が紡がれていく過程が最高だし、お金だけでは得られないモノは美しい。
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.3

前作のホラー&人情味溢れる雰囲気から一転、今回はアクション盛々になり、ゾンビよりも対人間な作品に仕上がっているのでホラーを期待してはいけない。
ただし、続編と思わず作品単体で見ればとても楽しめるし、カ
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EXIT(2019年製作の映画)

3.6

ドキドキハラハラのエスケープ作品。元山岳部の心得があるとはいえ、ヒロインは脱出時にジャージ+スニーカーに着替え、主人公と共に周辺のものから使える物を即座に集めたりと“緊急時”の動きが良く現れてた。
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.4

ステイサム兄貴が負けるわけないだろ!
肉弾戦だけじゃなく乗り物に乗っても強い。トランスをポーターしただけはありますねえ!

そんな船で12,000m潜って大丈夫か?とか突っ込むところはあるがアクション
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

ミュージック×カーチェイス=カッコイイ!

主人公が音楽の世界に入ってる時は外の音が入ってこない没入感の高まる演出がされており、シナリオも良くオチがとてもキレイ。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

タイムトラベルの力を使い最良の選択をすれば最高の時間を過ごす事が出来る。
そんなありふれた考えを実行する主人公が、少しずつ“本当の幸せとは何か”を考え人生を送る物語。

同じくタイムトラベル出来る父か
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

2008年に実際に起こったテロリストによるホテル占拠を題材にした作品。

立ち向かう術がなく、ただ逃げ、隠れる事しかできず終始緊迫した空気が漂う中、ホテルに勤める従業員が身を呈して客を守る姿が描かれて
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

韓国のアクションコメディ作品。
あらすじの時点で設定が面白い。
テンポ良し、コメディ良し、アクション良しで中弛みなくあっという間の2時間だった。
邦画コメディのようなノリが好きな人にはハマるに違いない
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.4

映像は警察の緊急オペレーター室のみというミニマムシチュエーション作品。
誘拐された女性をあらゆる連絡手段を使って助けようとするのだが、電話は直ぐに繋がる事が殆ど無く、その間を主人公の焦りや考えを巡らせ
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ブラッドショット(2020年製作の映画)

3.4

設定やストーリーに目新しさは無いが、超人のバトルシーンは向こうのお家芸なだけあってクオリティが高い。
特に終盤のバトルは目まぐるしいカメラワークと緩急のついた演出が際立ち、別作品で同じようなシーンを見
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

未知の言語、文化を持つ存在とコミュニケーションを取るには?
この作品はエイリアンという存在を通して、普段我々がなんの気無しに使っている“言語”とコミュニケーションについて深く掘り下げてくれる。

そし
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.0

原作再現度120%のファンが待ち望んだ実写化!
露骨なまでに原作のコメディカルな部分が描かれており、原作ファンでさえお腹いっぱいになるほど。
しっかりと冴羽獠のカッコ良さや香とのパートナー以上恋人未満
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

2.8

作品の宣伝の時点で分かってはいたが、自分のクローンと戦うという割とありがちな設定だった。
主人公の一流の戦士であり「スナイパー」という設定がもう少し活かされて欲しかった。
それとヒロインの吹き替えが酷
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

スパイダーマンシリーズに対して知識が無い上での視聴。
関連シリーズのスパイダーマンが一堂に会し敵に立ち向かうという構成はファンであれば嬉しい事この上ないと思う。
知らなくてもこういった展開は好きなので
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ファイナル・アワーズ(2013年製作の映画)

3.3

地球滅亡が決定した残り僅かな時間、彼女の元を去った主人公が、途中で助けた少女をパパの下へ送り届けるストーリー。
無秩序になった街・人に対し、眩しいほどに晴れ渡る空のシーンが多く描写されており、まるで滅
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.0

ワニに詳しい訳ではないが、動きが本物みたいで素人ながらにリアルだなと感心した。
ただし、パニック映画としては演出も目新しいわけではなく、登場人物の行動に「今の意味ある?」とツッコミたくなるところも。
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.8

お洒落で粋なコンビスパイ作品。
片や冷静沈着で色男、片や少し喧嘩っぱやくもクールボーイ。
そんな二人の皮肉とウィットに富んだやり取りに、テンポの良いシーンカットが合わさり魅力が乗算されている。
全体的
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告白(2010年製作の映画)

3.7

暗黒属性のスカッとジャパン。
大雑把に言えば先生の娘を殺した生徒が痛い目に遭う、という作品だが、描かれる過程には鬱々とじんわり効いてくる胸糞悪さがある。
登場人物目線の“語り”でストーリーが描かれる事
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.2

前半のサスペンスから後半のアクションへのテンポが良く、真相にトントンと近づいていくのでストレスなく見れる。
リーアム・ニーソンの引退したオジサン感がベストマッチしている。
同系統の作品としてリーアム・
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.2

アクション映画としては大変楽しめる。が、スピンオフとはいえワイルドスピードシリーズと言われると微妙。
予めホブスとショウのキャラクター関係とストーリー背景が築かれているから使い勝手良かったのかな。
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.6

実際にあったとは思えないビジネスの世界。金にドラッグにセックスにまみれた下品で破天荒な男をディカプリオが見事に演じきっている。
破天荒ながらも会社と社員への愛情を感じさせる所もあり、社員からも慕われる
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.3

ループするホラーサスペンスモノ……と思わせておいてホラー感が全然ない。
主人公が死んでも戻る事を利用し、消去法で容疑者に先手を打っては失敗を繰り返してて面白い。むしろコメディ感がある。

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.8

戦後、デンマークの海岸に埋没された地雷除去作業に駆り出されたドイツ少年兵たちの話。
過酷な労働環境でも励まし合い生きる少年たちと、そんな敵国の少年兵を憎みきれない軍曹の様子が描かれており、戦争の不条理
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LOOP/ループ -時に囚われた男-(2016年製作の映画)

3.0

同時間軸に複数の自分が存在するループモノ。
作内のあらゆる場所にループ箇所があり、どこで入れ替わるのかを予想させず、時系列が複雑に絡み合った作りになっている。
似た系統の『トライアングル』よりも動く主
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