オクトパスさんの映画レビュー・感想・評価

オクトパス

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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ繊細かつ無駄なく現代社会の抱える問題を扱っていてとても良かった。
夜→朝 の解釈も綺麗に回収できてていい映画
多くの人がハンディキャップを持っている事が、世間的に認識されてきた中で、それに
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

ADHDの頭の中を説明するのに適した映画、、、
なんだけども、就活中かつ自分もめちゃくちゃ政治に関心を持っていた時に感じた世界に対する虚無感、SNSから感じる世の中の空虚感から来る疲れを思い出した。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

どこかブラックジャックを彷彿とされる設定だったが、内容は全く別物。
映像の衝撃の中に世の中の本質があったり、、
最後のくだりは説教臭さを狂気でカバーしてるように感じて面白かった。
もう1回映画館で見た
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.5

内容が内容なだけに、映像の美しさに惹かれる。
夜の都会を初めて見た時のネオンへの不安感や、周りの人間の見え方とかがまさに表題通りだった。
この映画のコンセプトは、今話題になってる性加害と望まない妊娠な
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

真実の愛肯定派映画
浮気された妻と復縁をしたい気持ちがどうしてもわからないが、最愛の人と別れて男を磨くところに関しては自身と重なるし、当て付け的に自己研鑽する部分もあるなと感じた。

バーでナンパ
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もうひとつのことば(2021年製作の映画)

3.0

短くてギミックもシンプルで面白い!!
でも流石にシンプル過ぎるかも

鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.0

松本大洋の絵を完全再現できていてとても良かった。
キャラも一人一人たってるし、依存・補完しながら一生懸命生きることの大切さを感じれる。
結局、愛こそが信頼の理由なんだな

耳をすませば(1995年製作の映画)

3.5

自分に無かった青春。
展開としては読める流れなものの、絵の味と登場人物の微笑ましさでずっと見てられる。
なにかに打ち込む時、俺は常に己との戦いだと思ってたけど、こういう原動力も素敵だと気付かされた。
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ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

4.5

悲しいがいい映画。命の価値と正義感とは何かを考えさせられる。
内容はともかく絵が素晴らしい。
ラストシーン湖畔を歩く情景やカーチェイスで追いきまれた場所など、可能ならロケ地を巡ってみたいと思った。
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

5.0

誠実にまっすぐ行動してるのに上手く受け入れられないことってあるよな、、
フーシも友達も本当に良い奴だし、こういう人間になりたい。
女性に対して見返りを求めるわけでなく、ただただ善意onlyで悲しいこと
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

5.0

絵のタッチから最高。
頑張って負傷した船長運びながら進んでいく様子とかも絵として凄いいい。
DVD買うと思う。
定期的に見直したい。

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

5.0

最高の1作
LGBTとか黒人とかそういったマイノリティの映画は沢山見てたけど、統合失調症に関しては正直知識不足だった。
こういうマイノリティの人が感じる感情をリアルに伝えるのに映画ってめっちゃフィット
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

現在と(後に気づかされる)未来のシーンが層で別れていて、その物理学的な時間の捉え方が物理学者の将来の夫に繋がってくる構成がハンパないし、その言葉にも胸を打たれる。

病死してしまう娘を産む覚悟を持つシ
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

この監督がめちゃくちゃスタンド・バイ・ミーが好きなことは伝わったが、おそらく田舎出身では無いと思う。
死体を見に行く→イルカを見に行く、も弱いし、ヤンキーに絡まれる下りもリアリティが無くていまいち懐か
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

やっぱジブリの絵っていいなぁって思うし、特にファンタジー要素が強かったからよりジブリの世界観を楽しめてよかった。
多分色々なところにこだわりとか隠喩が散りばめられてるのだろから、考察読んでもう1回見た
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オール・アイズ・オン・ミー(2017年製作の映画)

4.0

主演が似すぎてておもろい🤣

曲しか分からなかったけど、HIPHOP的なマインドをめっちゃ大事にしている人なんだなって感じた。
にしても当時のアメリカ治安悪すぎだろ🤣🇺🇸

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.5

HIPHOP50歳のパーティにICE CUBEが出るということで視聴。確実にNWAに影響されているビートや表現方法などが再確認できる。
HOODSTARにこだわる所なんかはBADHOPを始めとする様々
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

「複雑なテーマを複雑なまま伝える」是枝監督の映画らしい映画だった。
主観による誤植と人間の「誰かを悪者にして納得したい」性質を生々しく描いていてとても面白かった。
映画を見ながら、自分が悪者を探してい
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.0

KANDYTOWN KIKUMARUのオタクin the hood及びKANDYTOWNの曲名からたどり着いたこの映画は、題名から女性に対して粋を貫く姿勢についての話と思いきや、利益に左右されずに正し>>続きを読む

電車男(2005年製作の映画)

4.0

みんなが面白いと言うかは分からないが個人的にめちゃくちゃ良かった。
結局自分が求めてる理想の恋愛ってこういうことだし、こういう恋愛映画に胸打たれる感情はいつまでも忘れないでいたいと思う

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.0

面白い。夏、タイムリープで時をかける少女と被るが戻り方を模索する過程が全く違う。
愛を育む過程が雑だし、何万回もタイムリープしてることに対する感情移入がしずらい。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

2.5

技術を味わう分には本当に最高だった。
しかし、話の内容は詰め込みすぎてよくない部分も多く、90分にまとめればもっとよかった。
言いたいこといっぱいあるのねって感じ。
捕鯨批判だけは刺さったからまぁ意味
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アバター(2009年製作の映画)

2.5

映画館で見なきゃ意味無さそう。
ストーリーとしては割とありきたりだが、社会風刺が効いているところもある。

23-11

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

面白かったし、行方不明リストから辿るところも良かった。しかし、ある意味毎回忍び込んだ家の父を好きになって、それ故に暴走する点はある意味変わらないと言えば変わらないのと、前回の白いバラのような心理的ホラ>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

めっちゃ良かった。
音楽の力ってすごいし、ジャズ詳しくないけど最後の演奏の力でねじふせる感じと実際のライブで感じる今この瞬間が永遠であったらなって思う感じとか伝わってきて良かった。
映画館で見る意味の
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.0

COOLであることと自分らしくあること
中高生の頃ほんとになんにも考えずに生きていたからこそこういう作品を沢山見てしまう。

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